私の故郷、宍粟(しそう)から高速道路で来て下さる患者さんがおられます。私の父親の患者さんだったのですが、彼が他界してから息子の私を頼って来て下さっています。
10年以上前にインプラントを2本埋入して以来、4か月に一回必ず衛生士の先生の予防治療とメインテナンスを受けに来て下さっています。ご主人も一緒に。「二人で出かける事がないので、これがデートだと思っています。楽しみにして来ています。」とのこと。
「歯石を取ってもらうようにしてから、虫歯にならなくなりました。不思議でしょうがないです。」ともおっしゃって下さいました。確かに10年間新しい虫歯は全くできていませんね。
実は歯石を取っているだけではなく、歯科衛生士の先生が同時に予防治療をしてくれているのです。
英保歯科の予防治療の価値を再確認させて頂けた会話でした。これからも新しい虫歯は作らずに行きましょうね。
月別アーカイブ: 2017年7月
口腔崩壊の原因は?
私の友人がフェイスブックに上げてくれていた写真です。NHKの放送で兵庫県の児童・生徒を対象に調査した結果、「口腔崩壊」と呼べるほど、ひどい虫歯だらけの子がいて、それらの原因と家庭の環境とを調べた結果だそうです。
最初から研究者の頭の中に「家庭の社会的な背景と子供の虫歯の多さを関連付けたい」という意図があって、統計が進められた感がありますね。
経済的には、兵庫県は子供の医療費が無料の所が多いので関係ないはずです。それに、本当に貧困ならお菓子なんか買えないから、少なくとも虫歯にはならないはずです。栄養失調にはなるかも知れませんが。
本当は「家庭の社会的な状況」ではなくて「家庭を構成するメンバーの価値観」が原因ではないのでしょうか?
「その家庭の大人が何を大切と考え、どのような事やモノに時間とお金を費やしているか」が原因だと私は思います。
「家族・家庭という共同生活体を正しい方向に導く判断力、責任感と実行力を大人のメンバー(保護者)が発揮しているか?」と言えば良いでしょうか。
汗をかける子は虫歯も少ない!
暑中お見舞い申し上げます。
毎日本当に暑いですね。
20年前にグアムで買ったガラスコップを先日実家から持って帰って来ました。
一人でハードロックカフェに行って、軍の連中とカウンターで話を楽しんだ事を思い出しながら、一杯やって暑さをしのいでおります。
ノンアルコールカクテルですけどね。
10年ぶりの患者さん
今日英保歯科に来院されるのが10年ぶりという患者さんが来て下さいました。他の歯科医院で奥歯の抜歯を受け、インプラントを勧められたそうですが、インプラントと接着ブリッジのどちらが自分に合っているのか知りたいとの事でお見え頂きました。
英保歯科にお越しにならなくなった理由をお尋ねしたところ「英保先生に診て欲しかったのですが、10年前にドクターが3人になって、そちらの先生が担当になられたので、失礼だったのですが転医しました。」との事。病院の規模を拡大した時期があって目が行き届かなくなっていたと反省しきりです。
この患者さんには良く謝って「今はむしろすべてをコンパクトにしようとしています。私が担当させて頂きますので、安心して下さい。」とお話しました。
光栄な話です。これからも期待に応えられるように頑張ります。
歯削る器械、5割使い回し?
7月2日の読売新聞に「歯を削る器械、5割使い回し」という記事が載っていました。我が家も読売をとっていますので目にしていたのですが「よそ事」なのですっかり忘れておりました。
英保歯科では「よそ事」ですので、ご安心を。念のため。
i MIX を使った 3Di 根管治療
The Dorchester London
英国ロンドンにある超高級ホテル「ドーチェスター」のアフターヌーンティーを自宅で味わえるとしたら・・・!?
今日は素敵な女性の患者さんから素敵なプレゼントを頂きました。
彼女は今田美奈子氏の流れを汲む正統派の料理教室(芦屋にあるそうです)でお菓子作りを学んでいるのですが、毎年海外に研修に出かけて勉強してくるそうです。
4年前にグループでドーチェスターホテルのアフターヌーンティーに出されるお菓子のノウハウを学ぶために現地で本格的な講習を受けて来たとの事。今日はその彼女の作品を頂戴するという超ラッキーな月曜日となりました。
今週の木曜日の午後にゆっくりとした時間を作って、三田在住の英国人の友人を誘って素敵な時間を楽しみたいと思っております。
本当にありがとうございました。