日本人の生産性と国際競争力を高めるには(1)

最近は、自分で起業される方も増えていると思いますが、多くの場合は楽天の三木谷氏のように一旦大企業に入社して社会経験を積んだ後に起業されるケースが多いのではないでしょうか?
実家のビジネスを継承する運命にある方でも「しばらくは外の飯を食ってから」即ち、一旦外部の会社勤めを経験し、ビジネス社会の常識を身に付けてから実家に戻るのが「善し」とされているのではと思います。

経済的成功という面では全くスケールが違いますが、私も同様に起業して経営しています。ただし、私は会社勤めをした事がないので日本のビジネス界(=日本社会)の常識を先輩や社会から教わった事がありません。

大学や病院も「小さな日本社会」ではありましたが、岡山大学歯学部は新設学部で私は2期生という事もあって、新鮮で自由な空気に満たされた幸運な状況でした。白い巨塔の世界とは全く違っていましたね。

そんな社会常識の無い歯科医師 兼 経営者ですが、非常識だからこそ「日本の社会ってこうした方がいいんじゃないかな?」と感じる点がいくつかありますので、何回かに分けてこのブログでお話させて頂きたいと思っております。どうかお付き合い下さい。