人体はマイクロプラスチック・ナノプラスチックとの共存が可能なのか?

このような記事がありました。

ペットボトルの水に「凄まじい量のプラスチック」が含まれていると判明

また、こんな記事も。

年間9万個以上の粒子が… あなたのコンタクトレンズからマイクロプラスチックが目に流れ出ているかも

これらについて、友人とLINEで話し合ってみました。

私の感想:
想像ですが、水道水の方がマシかとも思います。
現代では、ペットボトルやプラスチックトレー等を、もう目茶苦茶に使ってますよね。
ナノサイズプラスチックが体内に入ると血流に乗るので、腎臓に負担がかかるようにも思います。
生まれた時からペットボトルがある世代の腎臓がんの発生率がどうなるか?
アルミ缶も良くないでしょうね。
コンタクトレンズが眼球に与える影響も大きいと思います。眼鏡が安全ですよね。

友人のNさんの感想:
現代生活ではプラスチック、ビニール、ラップを多用しており、これらの混入は避けられないくらい影響していると考えております。通常使用よりレンジや調理中に熱を掛けて使用する事は良くあるし、素材や料理をラップして切る事でも混入していたりします。故に健康な身体とはこれらの混入や摂取に耐えうる身体の様と考えております。

ラップは使い方やどの様なラップかにもより一概にダメな訳ではありません。しかしなナノレベルの分子になると何でもすり抜けてしまうので心配してはキリがありません。これが現代生活です。

シリコン製品は、今のところ安全とされており耐熱温度もプラスティックの2倍はあるので医療や調理器具に多用されております。


友人のYさんの感想:
毎朝、皿を洗うのを減らすため、耐熱のタッパーにラップをひいて、オリーブオイルと少量の水で卵をレンチン。そのタッパーに焼いたパン類を載せて、油もつかない、皿として一つだけ洗っただけでOKだと、喜んで毎日のようにやっております。(今までは陶器の皿にラップで覆ってやってたのです。ラップにくるんでのレンチンが身体に悪いとは考えてもおりませんでした。)

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色々な意見や情報が聞けて勉強になリました。

貴方はマイクロプラスチックやナノプラスチックの人体に対する影響についてどう思われますか?

私は自然派主義なので、なるべくならプラスチックを食べるのは回避したいと思ってしまいます。

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最近は虫歯の治療にも医療用プラスチックを多用します。(以前は金属が多かったのです。大量に保険の銀歯が入っている人は金属の口臭がするという冗談のような事実がありました。最近はそういった方は少ないですね。)

最近の虫歯治療の一例。虫歯になっている部分だけを最小限削って、接着剤を塗布して医療用の特殊なプラスチックを流し込んで修復します。
赤い矢印で示された部分が、流し込まれたプラスチックです。この後、水色のピンを抜いて養生の金属の箔を剥がせば治療は完成です。

修復されたプラスチックの部分は、24時間365日唾液に濡らされてウエットな状態が続きます。また、時には鍋物のような熱い食べ物、時にはアイスのような冷たい食べ物が接触します。このプラスチックは過酷な条件下に置かれるのです。
皆さんはこの事を知ると、「歯科用のプラスチックからもマイクロプラスチック、ナノプラスチックなどの人体に影響を与える可能性がある物質が溶け出さないのかな?」と心配になりませんか?

「大丈夫ですよ。全く心配ありません。」と答える事ができたら良いのですが、これは誰にも判らない、未解の質問なのです。でも、だからと言って、虫歯の穴を放置する訳にもいかないでしょう?

ひとつ言える事は、しっかり虫歯予防をして、こういった歯の修復治療を受ける事がなければ、心配しなくていけないのはペットボトル飲料やコンタクトレンズだけにできると言う事です。無垢の歯にはプラスチックが入っていませんから。