尊敬する友人(Nさん)がシェアーしてくれた SORAE の記事によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けて世界各地で実施されたロックダウンによって、大気汚染物質として知られる窒素酸化物(NOx)の排出量が世界全体で減少し、その結果として地上から高度約10~15kmまでの対流圏におけるオゾン(O3)総量も減少した との情報です。
私は「あらゆる人間の愚行(≒愚考)を捨てる(=断捨離)によって、人類と地球の存続を目指す。それが最終的には幸福に繋がる(禅思想)」という考え方なのですが、この友人(Nさん)は日頃から「地球環境保護の為に人間の生活を江戸時代のような不便なものに戻すのではなく、テクノロジーを使って、現在の文明的・文化的な生活レベルの維持とサスティナビリティの両立を目指したい。人間にはそのようなポテンシャルがあると信じたい。」と、非常にポジティブで勇気付けられる意見を聞かせてくれており、彼はそれを実現するため、既にアクティブに行動を起こしています。
一見、2人の考え方は真逆に見えますが・・・。
今現在も実際に、ZOOMなどのインターネット技術の応用によってロックダウン中でもある程度の社会生活を送る事ができています。様々なテクノロジーやIT技術等の革新的な応用で、NOx の排出量を減少させたまま、便利で快適な生活レベルを維持する事ができるかも知れませんね。
例えば
・生活:AI搭載ドローンを使った宅急便の配達。自律的に飛行するAIドローンが荷物のQRコードを自分で読み取って、荷物を自らピックアップし集配センターから直接家に届けてくれる。沢山の荷物を載せたトラックが動き回るという無駄が無い。
・社会:まるで目の前に人間がいるように錯覚するほど高性能・高解像度の3Dプロジェクターを自宅に設置して、バーチャルでアソシエイツとコミニュケーションする。もはや「チームのメンバーと顔を合わせて意思疎通する為に会社に行く」という考えが無くなる。(医療・旅行・パーティーなどにも応用できるでしょう。)
・農業:AI を持った小さな虫の捕獲装置が、害虫を捕獲する。農薬の散布は不要になる。環境:有害な外来生物の捕獲や絶滅のために、同様の装置が24時間365日働いてくれる。
等々・・・。
よく考えたら、このようなテクノロジーの応用は人間の不必要な行動の排除(=断捨離)に繋がるんですね。
という事は、私とNさんの考えは同じ方向を向いているとも言えそうです。