DMF指数1以下の時代を生きる

ついに日本人の12歳DMF指数が1以下になるようです。DMF歯数とは「過去に虫歯になった事がある歯の数」の事で、歯科医院でちゃんと治療をしてもらっている歯も数の中に入ります。例えば今までに12本治療していて、今虫歯が3本あって、抜けている歯が2本なら、あなたのDMF歯数は、12+3+2=17本で、17となります。「虫歯が2本だから2にしてくれないの?」と言いたくなりますね。あなたのDMFはいくらになりますか?今の日本人の中年なら「多すぎてわからないよ。」とういのが普通です。今の日本人の大人は歯が悪くて「普通」なのです。
DMF
(Garbage news.com より)
一方、これから大きくなっていく、今の子供たちは、我々の時代とは別世界に生きるようになります。「虫歯になった事もないし、歯に詰め物なんか一つも入っていない」のが当たり前の時代なのです。「歯が悪くて当たり前」から「歯が良くて当たり前」に変わってしまったのです。
「みんなと同じだと安心」という考え方が大好きな日本人社会で、歯がボロボロになってしまった子供が一生を過ごす大変さが想像できますか?
読者の皆様に、私がこのHPで、狂気のように子供の虫歯予防を強調している理由が解って頂ければと思います。