昨日の日曜日の午前中はインプラントのオペのためのCT解析等を行って過ごしました。どんな感じでやっているか紹介してみましょう。
でも、カーナビと同じで、実際に目の前で起こっている事を冷静にキャッチしてフレキシブルに対応する能力が必要です。
良いオペをするにはこのような準備だけでなく、自分自身の体調管理、精神状態のコントロール、オペに集中できる環境(医院の雰囲気、スタッフとの阿吽の呼吸)等々が求められます。
タイトルの○○は「環境」でした。
昨日の日曜日の午前中はインプラントのオペのためのCT解析等を行って過ごしました。どんな感じでやっているか紹介してみましょう。
でも、カーナビと同じで、実際に目の前で起こっている事を冷静にキャッチしてフレキシブルに対応する能力が必要です。
良いオペをするにはこのような準備だけでなく、自分自身の体調管理、精神状態のコントロール、オペに集中できる環境(医院の雰囲気、スタッフとの阿吽の呼吸)等々が求められます。
タイトルの○○は「環境」でした。
今日は水曜日。最近、水曜日は診療を3時迄で終わらせて頂いておりますが、終わってから家に帰って子供と遊んでばかりいる訳ではありません。
終了後、(誰もいない静まりかえった診療室で)個々のお客様のカルテを見直してオペの治療計画立案や今後の方針を考えたりしています。これらは地味ですがとても大切な作業で、頭をフル回転させて考える「知的で充実し、楽しい」時間です。
最近、三田市に色々な方向性を持った歯科医院が増えて来てくれたお陰で、英保歯科がこのような時短をする事が出来ています。有り難い事だと思っております。英保歯科は今後益々選択と集中を進めて行くつもりです。
さて、今夜は月1回武庫之荘で開催されるインプラントの勉強会に参加してきました。
冬の高速道路は凍結防止剤が散布してあるので車が錆びます。S660 は使わずにN Box+ で行ってきました。思っていたより早く着いたので、後ろの移動秘密基地でシェラフに足を突っ込んで時間を潰しました。何て快適で楽しい車なんだろう。
今日は治療費の話が出たのですが、英保歯科は他の歯科医院に比べてかなりリーズナブルであることが解って安心しました。様々な事を断捨離して無駄を無くすと、自分のストレスも減るし、2次的にはお客様のメリットにもなるものだと実感しております。
たまには歯の話を。今日はオペの写真を出しますので、気の弱い人は見ないように。
私のオペは最近特に「できるだけ患者様自身の組織を利用する。低侵襲。ステップバイステップで確実に。」という方向に収束してきておりますので、他の歯科医院のホームページに紹介されているGBRに比べると「派手さに欠けたり、少々期間がかかったりする」部分があるかも知れません。
インプラントを長持ちさせる為には、インプラントの周囲に(2㎜程度の)骨と(3㎜程度の厚みの)軟組織と(2㎜程度の)角化粘膜が存在している事が理想とされています。
平たく言うと、「インプラントの周囲が必要十分な骨や粘膜でしっかりカバーされていると長持ちする」と言う事なんです。
でも、歯を抜いてしまうと骨も軟組織も半分位に減ってしまう事が多いので、しばしば骨や軟組織を移植する手術を併用します。
今日はその一つ、骨を増やす手術について解説します。現在では 骨誘導再生法=GBR(Guided Bone Regeneration) が一般的に採用されます。
繰り返しになりますが、手術の写真を見たくない方はここで閉じて下さい。
では、始めます。
GBR(骨誘導再生法)の実際がどのようなものか、御理解頂けましたでしょうか?
多くの歯を失ってしまった後、まともに噛めるように機能回復しようとすると、このように肉体的にも精神的にも経済的にも結構大変です。
こうなったのも、とっっかりは虫歯にして、痛くなってから歯医者に行く「後手後手」のパターンしか知らなかったためです。早期に予防歯科医に出会っていたら良かったんだけどね。ちょっと気の毒だ。
最後に。いつものセリフですが、「予防をして持って生まれた自分の健康な歯を維持さえすれば、タダで最高のモノを手にし続ける事ができる」のです。だから、しっかりと予防に努めてね。
26日まで WEB 上で開催されているインプラント学会に連日連夜参加中です。内容が非常に充実しているため全部見ようとしていますが、2時間ほど視聴しては休憩というパターンを繰り返して頑張っております。明日の夜は友人と新福島で食事会の予定なので、ひたすら頑張って勉強を続けます。
で、かなり嬉しいニュースが飛び込んで来ました。私達の研究が学会から優秀と認められたのです。しかも2題も。私がメインで行った研究ではないので偉そうには出来ないのですが、やはり嬉しいですし、とても名誉に感じます。
大阪口腔インプラント研究会は関西の開業医が中心となって作られたインプラントのスタディグループです。
今回の受賞でも慢心する事無く、引き続き頑張って行きますね。
今日は水曜日。早めに診療を終わらせて頂き、一息ついてから外出の用意をしました。これから武庫之荘に出向いて(月1回のペースで開催されている)インプラントの勉強会に参加するのです。
軽食を済ませて N Box に乗り込み、中国道を宝塚まで走った後に南下しました。コロナ以降交通量が減っていて道路がすいているので、最近は40分程で到着します。
帰宅したら11時を回っていました。風呂に入ってノンアルと You Tube Music でリラックスです。明日は午前中は診療所でオペの計画を立て、午後はドライブにでも行こうと思っています。
10年程前はインプラントの上部構造にゴールドを使っていましたが、最近はジルコニアを使う事がほとんどです。
お正月のお料理に金箔が使われるように、金は食べても大丈夫なほどに生体親和性が高い材料ではあります。でもジルコニアには敵いません。但し、金は硬度がエナメル質に近いので、咬み合わせの変化に追従して、自然にすり減ってくれるのです。これが金の持つ圧倒的なアドバンテージで、現在でも(一番力がかかる)一番奥の歯、7番には金を選択する事がしばしばです。
コールドとジルコニアの長所・短所が御理解頂けましたでしょうか?
先日、英保歯科では3Dシュミレーションを多用するようになっていますとお話しましたが、インプラント治療においてはルーチンに使うようになっています。
ゼロボーンロスコンセプトの視点から見ても、このインプラントの周辺の骨は安定して経過すると思われます。
今日は土曜日で超多忙。と書きたいのですが、今週は連休明けという事もあってずーっと忙しかった。しかも木曜日には学校健診があったし、昨夜妻に誘われてコンビニに行ってしまい、ついついノンアルビールとおつまみを買って「やってしまった」影響もあって、今日はベストコンディションではありませんでした。
午後から何年かぶりに頭痛がして100%の状態ではなくなってしまい、3時まで頑張った後は院長室の床に寝っ転がって眠ってしまいました。目が覚めたら2時間も経っていて、慌てて家族が待つ家に帰りました。
有難い事に老若男女、本当に沢山のお客様に来て頂いて歯科医師冥利に尽きます。皆さんのご期待に沿えるようコンビニにちょろちょろ行ったりなんかしていないで、しっかり体調管理して頑張りますね。
明日の日曜日はオペの計画を立てる為に診療所に行く予定です。静かな診療所で集中し頭をフル回転させて手術の流れを考えるのも、変な話ですが、結構楽しいものです。
私は開業以来ずっとブローネマルクインプラントに始まって、ノーベルバイオケア社のインプラントを愛用しています。20年以上前、大学病院ではまだ「キワモノ」扱いされていたインプラントを英保歯科で使うようになった理由、それは近代インプラントの祖ブローネマルク博士と、ブローネマルクインプラントを日本で普及させた小宮山彌太郎先生の事を心から尊敬したからです。(今ではインプラントを否定する大学病院なんてあり得ないのですから、変われば変わるものです。)
機械研磨(ツルツル)表面性状のブローネマルクインプラントから始まって、Ti Unite(骨にくっつき易いようにザラザラ)の表面性状、コニカルコネクション(接合精度が向上)、それから昨年発表された Ti Ultra & Xeal (生体親和性が半端じゃ無い)の表面性状とドンドン進化していっている訳ですが、それぞれの時代のどれをとっても「小宮山先生との出会いがあって、最初にノーベルバイオケア社とのご縁があって良かった」と思える素晴らしいインプラントの会社です。
ただ、赤色がイメージカラーのこの会社(JALみたいでしょ?)、数年前のある時期に(会社のヘッドの方針だったと思うのですが)歯科の専門知識に対する学習意欲の無い方ばかりが営業(まさに営業!営業!でした)に回ってこられていたので、青か緑の会社に変えようかと悩んだ時期がありました。「あの、全社員が堂々としていて、威厳さえ持っていたノーベルファルマ社がここまで落ちるかな・・・。」と心底落胆した事を覚えています。
でも今は安心です!非常に強い向上心を持ち、専門知識が豊富な天野様や関澤様がしっかりサポートして下さっていますので、手術の術式の工夫など、ドンドンと新しいアイデアが浮かんで来ます。
「モノとコトを厳選(断捨離)して、常に向上心・ポジティブの中に身を置くべき。不毛・ネガティブとは絶縁すべき。」という考えは間違ってないようです。
今日は終業後、そのアイデアの有効性を確認するために模型を使って実験をしていました。一旦家に帰って食事をとり、診療室に戻って続きをやっていたら夜中の1時前になっていました。
隣のセブンでノンアルとナッツを買って帰ろうと入ったら、バイトの女の子が「後2分で閉店なんですけど、いいですよ~♪」と優しく言ってくれました。ああ幸せ。帰ってYou Tube でも見ながら一杯飲んで寝よ。
これらのように、最近は若い人との関係で良い事ばかりあって、本当に有難い事です。
明日は日曜日ですが、月曜日のオペの準備の為に出勤予定です。さあ、頑張ろう!
今回のオペでもDTXの活用によって「ここしかない」という正確な位置にインプラントが埋入されました。英保歯科のお客様は、ここでも又、ほぼ100%の方がこの「DTXを使った手術」を選択なさいます。(ちなみに英保歯科でDTXを使用する際の追加料金は 22,000 円(2021年02月現在)と、比較的リーズナブルにさせて頂いております。)
日本におけるインプラント治療も日進月歩で、一般的にはこの様にますます安心・安全になってきています。今回のブログがインプラント治療をお考えになっておられる方の安心に繋がれば幸いです。