「院長日記」カテゴリーアーカイブ

美しい言葉でサンドイッチを作ろう

部下に注意したり、家族に自分の価値観との相違を伝えたり・・・。相手を傷つけてしまいそうだったり、耳障りだったりする内容をどうしても言ったり、メールやLINEしたりしないといけない時ってありますよね。

私は、そんな時には私の友人(ニュージーランド人)が教えてくれた事を実践するように努めています。それは「誉め言葉やお礼の言葉で耳障りな内容をサンドイッチする」という事なのです。

例えば、掃除についてスタッフに注意する時に「最近トイレの掃除が不十分で汚いと言われたわ。もっとしっかりやってもらわな困るなァ。」とだけ、不機嫌な顔をして言ったとしましょう。言われた方は一体どう感じるでしょう?(しかし、こんな時の例えには悲しいかな関西弁がピッタリですね。)

それと比べて、「○○さんが一生懸命掃除してくれるので、周りのスタッフまで良い影響を受けて掃除を頑張ってくれるようになったね。そうそう、先日お手洗いの汚れが気になるとお客様からご意見を頂戴したんだけど、トイレは盲点になりやすい場所だから皆で気を配るようにしてくれる?でも、診療所全体としては皆が頑張ってくれるおかげで隅々までピカピカになって、最近は空気まで奇麗になった感じがするよ。感謝しているよ。有難う。」
と、美しい言葉で耳障りな言葉をサンドイッチしたらどうでしょう?
スタッフの一人にこの例え話をしたところ「誉めてもらった事が強く記憶に残りますね。」と感想を述べてくれました。

皆さんも、誰かに何か言いたい事がある時には相手の人格に配慮して、美しい言葉でサンドイッチを作って差し上げてみて下さい。言われた方のダメージも少ないし、言った方の後悔も少なくて済みますので、超オススメの方法ですよ。

自転車の方が楽しいな

若い頃から車が好きで、今もスポーツタイプの2人乗り軽四に乗っています。今のような梅雨時も雨の中をエアコンを効かせてドライブすると楽しいはずです。この日曜日も意気揚々とこの軽四で田舎の方に出かけてきました。

しかしながら最近では、私が法定速度で走ったり、止まれの線できっちり止まったり、細い交差点で念のために一旦停止したりして安全運転していると、後ろからひどく煽ってきたり、凄い勢いで抜かしていったりされる事が凄く増えてきたように思うのです。そんな無茶な運転していると事故しますよ、あなた。

最近は車より自転車の方がずっと楽しいな。

Wing Foiling?楽しそう!

最近青野ダムにサイクリングに行く度に、「ここで Stand Up Paddle をやったら楽しいかも。」と思いながら湖面を眺めています。その一方で、学生時代に風の力を利用して爆速で走るウインドサーフィンに 没頭していた者としては「せっせとパドルで漕いであの艇速じゃあなァ・・・。」とも思ってしまいます。
SUPについて Amazon や YouTube で色々と見たり調べたりしているうちに、昨年位から Wing Foiling というのが世に出て来ている事を知りました。これは面白そうだ!

沖縄のカイトクラブという所で教えてもらえるらしい。沖縄の海は奇麗だろうな。
滋賀県のSup Puka Puka でも。滋賀なら高速道路ですぐ行けるな。梅雨が明けたら・・・。

うーん、今すぐにでもハワイか沖縄に引っ越したい衝動を抑えて、明日も三田で頑張ろう。

あの紫陽花が今も

2年前に診療所の庭木を完全に断捨離しました。庭木の剪定や雑草の悩みから開放されて仕事に集中できるようになりました。

小学校側に植えてあった紫陽花は人気者で、良く「英保先生の所の紫陽花は本当に綺麗ですね。」と褒められたものです。

2年前の工事の時、枝を切り落とされて、根こそぎ引き抜かれたこの紫陽花の株も産業廃棄物のコンテナに捨てられていたのですが、皆さんに愛されていた美しい紫陽花がこのまま破棄されてしまうのは流石に忍びなく、そっと拾い上げて自宅に持ち帰リ、庭の真ん中に植えてみたのです。

今年の6月、まるでお礼を言うように、そして私の誕生月を祝ってくれるように、変わらない美しい花を再び咲かせてくれました。ほとんどを捨てたからこそ残したものの美しさが際立つ。ここでも「思い切って取捨選択する事の大切さ」を実感しました。

最近学生の自殺のニュースが絶えませんが、友達(と思い込んでいるヒト)の数が完全にゼロになっても良いので SNS から距離を置くか、いっそスマホを解約してみたらとアドバイスしてあげたいですね。

そうしても側に残ってくれる1人か2人に心を開いて付き合えば、その方が本物の友達と出会う為の近道かも知れません。フェイスブック繋がりのフェイク友達が沢山いなくてもそれで充分だと思いますよ。

マリーゴールド~今しか書けない曲

最近頭の中から離れず、繰り返し鳴っている曲があります。あいみょんさんのマリーゴールド という曲なのですが、最初に聞いた時には スガシカオさんの黄金の月 を初めて聞いた時のような衝撃を受けましたね。「久々に出て来た天才!?」といった感じでした。あいみょんさんの君はロックを聴かない も名曲だと思います。

今月末は私の誕生日なのですが、私はここ数年間モノや仕事や人間関係の断捨離をやっているお陰でむしろ年々若返っているような気すらしています。ペスカタリアンを継続しているお陰か体調も良くすこぶる元気ですし、いい歳のくせに恥ずかしい位に何にでも興味が湧くのです。
でも、一つだけ明らかにドンドン劣化しているものがある事を自覚しています。何だかわかりますか?

それは「感性」です。20歳の頃を思い起こすと、自然や人への感謝もまともにできないバカな若造だったのですが、それでも感性だけは今と比べて遥かに敏感で強烈でした。

スガシカオさんやあいみょんさんなどの素晴らしいアーティストに共通するのは、その普通ではない「鋭い感性」だと思っています。そしてその感性は悲しいかな誰でも年齢と共に必ず劣化してしまうのです。
宇多田ヒカルでさえ、そうだったように。

梅雨の青野ダム

梅雨入りして早々に大雨が続くようです。我が愛車ジェッタ君は泥除けが付いているし、タイヤも700 38Cというママチャリ並みの太いタイヤを履いているので雨の日でも(ちょっと気合を入れたら)出かける事ができます。

ジムで2時間半バイクをするのはキツイよね。屋外のツーリングで風景を楽しんでいたらアッという間です。おっと、お昼ご飯までに帰らないとお母さんに怒られる~。

モンベルの Gore Tex ストームジャケットをリュックに入れて、今日も40キロコースのツーリングに出かけました。途中から雨足が強くなってきましたが、全然平気です。
むしろ雨の日は雨の日なりの楽しさがあります。雨と土の匂い。静かな街。雨に濡れた緑。水面に当たる雨の音。

須磨田の近く。この写真の男性に「この辺は本当に良い所ですね。」と話しかけると、「静かでしょう。」と自慢げでした。
https://www.youtube.com/watch?v=VARGkoxZZxA&feature=youtu.be
雨の青野ダムはこんな感じです。このように、自分のストームジャケットのフードに雨が当たる音を聞くのが好きです。(大阪から来られた数名のグループが、この雨の中で勇敢にもBBQをしようとしておられました。動画の11秒位から彼らの声が入っています。)
青野ダムの一角。SUPでこんな所を探検したらどんなに楽しいでしょう。我慢できずに買っちゃうかも。

子供の頃に楽しんだ、あの「雨降りの日にお出かけ」のワクワク感が蘇ってきます。三田に住んでいたらチャリでちょっと出かけるだけでこのようなリアルなアウトドアが満喫できますよ。

東京のペスカタリアン女子とLINEでやり取り

先日、東京在住の31歳の女性からLINEでメッセージを頂きました。私がペスカタリアン(魚を食べるベジタリアン)を続けている理由を私のブログ(私がペスカタリアンであり続ける理由)で読んで、輪廻転生の考えについてもっと聞きたかったそうです。

さて、以下に私が彼女に送った返信の抜粋を記しておきます。長年肉食を断ってきた者から、これからベジタリアンやぺスカタリアンになる事に興味がある方へのアドバイスになればと思います。

【抜粋】
気を付けて欲しいのは、輪廻転生を含む哲学的、概念的な事は「目に見える形での確固たる証明が不可能である」という事です。つまり、真実かそうでないかは、誰にもわからないという事です。
真面目な方ほど、このような証明されていない概念的な事を不思議なほど盲信します。オウム真理教に慶応の医学部出身の人や東大の人が入信していたのも良い例です。

とは言っても、私がペスカタリアンを続けている理由は、例のブログに書いた通り「やっぱり何かある」としか思えないからです。
○○さんが産まれる前から肉食を断って、もう40年です。「何かある」と実感していなければ、こんなに長くは続いていないはずです。
ベジタリアンや Vegan になる事はお勧めできません。菜食主義に傾倒し過ぎると自分では気が付かないうちに精神や肉体を病む事があります。私みたいに2-3年やってみるのは良いかもしれませんが。
ペスカタリアンなら、健康にも良いし、そこそこ殺生を避ける事ができるし、その程度で上手くやって行かれるのが良いと思います。
【抜粋おわり】

妻は、私の分だけマグロベースのハンバーグを作ってくれます。カレーも私の分だけ別鍋で作って肉エキスが入らないように気を遣ってくれます。感謝しようが無い程に感謝しています。

インターネットは地域、性別、年齢などの様々なボーダーを取り除いてくれます。上手に使うと、人生にプラスに働くね。

自由診療でリカバリー中

今日の午前中は9時から14時までの5時間で4人のお客様の治療をさせて頂きました。4名共自由診療の複雑な治療で、アポイントの時間がお一人1~2時間と長く大変なのですが、歯がドンドン奇麗になって行くと治療をしていても達成感と充実感があります。

上の前歯。古くなったセラミックの被せを外してみたら・・・。
リカバリーできるかな?
3カ月かかってここまで修理できました。ここに奇麗なジルコニアセラミックの歯を被せて行く予定です。

自由診療はその名の通り、使用する材料や機材の制限なしに自由に治療をする事ができます。知識も腕も材料も惜しみなく投入する事ができるのです。

工業製品でも建築でも、最高の材料と最高の職人を使って時間をかけて丁寧に作れば、平凡な作品とは全く異なる物となります。歯の治療も同じなのです。

不可能を可能にはできませんが、それでも「保険診療」とは一線を画す、それが「自由診療」なのです。

なお、虫歯にしてしまったり、美容目的のためだけに歯を削ったりすると、歯の貴重さに気が付いてから慌ててどんなにお金と時間をかけても、決して元の無垢の状態には戻せないという事は肝に銘じておいて下さい。

モスの Green Burger は Beyond Meat を超えるか?

最近海外では植物性由来の代用肉が話題になっています。よくあるグルテンの偽肉では無く、味も食感の「肉を超えた」と謳っているようです。
特にこの会社が有名ですね↓
Beyond Meat

ペスカタリアンとしては非常に気になる存在です。
近いうちに食べてみたい。無くならないうちに・・・。

日本のモスバーガーも負けていませんよ。牛肉のハンバーガーには興味が無いが、このグリーンバーガーには是非チャレンジしたい。

この出会いは偶然か必然か。

今日は本当に良いお天気でしたね。我慢できずにサイクリングにGO!

ワックス掛けしてピカピカになった我が愛車、ジェッタくん。
晴天の青野ダム。
SUPをやってみたいのですが、モノが増えるとアレなので、グッと我慢中。
須磨田のお気に入りのコースも晴天で気分上々。

途中で林道に探検に入って、小さな公園に辿り着きました。一人の男性が一生懸命に草刈りをしていらしたので、「こんにちは。ご苦労様です。」と、話しかけてみました。一緒に木陰に座って、この地域にまつわるお話を30分近くおうかがいする事が出来ました。地元の方のお話を聞くのは本当に楽しいですね。

10年以上前からボランティアでこの公園の草刈りをされているとの事です。
頭が下がります。

私のような素人には無理だそうですが、この地元の人なら登れる、ある山頂に廃寺があって、そこからは淡路島や家島群島が見えるそうです。三田には私が知らない魅力的な場所がまだまだ沢山ありそうです。

もしも、この方に再会する事があれば、その山頂に連れて行って欲しいと頼んでみるつもりです。本気です。