「院長日記」カテゴリーアーカイブ

英保先生流の断捨離とは?

断捨離や片付けの本が数え切れないほど出ていますね。例えば講演で引っ張りだこの山下氏(断捨離 やましたひでこ)や、米国で成功した近藤氏(こんまり流 片付け)などが有名です。

私も数年前から断捨離に興味を持ち実践しているのですが、実は Amazon Kindle の無料試し読みで佐々木典士氏の「ぼくたちにもうモノは必要ない。」という本の前書きと目次を読んだだけで、断捨離の本もDVDもブログも全く読んだり見たりした事が無いのです。

私が断捨離本を買わない理由ですか?本を買うとモノが増えますからね(笑)。

元来ミニマリストの傾向があった私なので、佐々木氏の本の目次から少しのヒントを得た後は自分で考えて実践する事にしたのです。自分で考えて行う方法が一番自分に合うのは当たり前ですしね。

私はモノ(物欲)の断捨離だけでなくコト(≒人間関係≒名誉欲)の断捨離も並行して行っている所に自分のオリジナリティーがあると自負しています。

山下氏や近藤氏はモノの断捨離をして有名になってしまい、関わるべき人間が増えてしまって、やるコトも増えてすっかり忙しくなっています。
私から見ると「彼女達の本質は何も変わっていない(=断捨離できていない)のでは?」と思ってしまうのですが、皆さんはどう思われますか?

傾聴力を意識しよう

日経新聞スマホ版を購読しています。しばしば、ビジネスパーソンが一人前に成長する為に役立つ情報が載っているので、勉強させて頂いております。(ちょっと左寄りを感じる記事もチラホラありますが、その辺は自己判断で、常にマスコミを妄信しないように気を付けています。)

今回は梶尾しげる氏が傾聴の大切さを説いておられました。

by 梶尾しげる氏(日経新聞スマホ版より)

我々のように「先生」と呼ばれる職業の人間は肩書が増えて「偉い先生」になればなる程勘違いし、普段の会話でも身振り手振りで演説するようになって傾聴力が極端に劣化する傾向にあります。

「お客様が自分の事を話し始めて下さった時には『やっと私に心を開こうとしてくれている千載一遇のチャンスだ』と大切に思って話に耳を傾けるようにしなさい」と常に自分に言い聞かせています。(当然ながら、職場のアソシエーツや家族、友人に対しても同様です。)なかなか難しい事ですけどね。

自分の欲望を抑えて傾聴できるか否か=人の気持ちがわかるか否か、だと思いますので、傾聴力を身に付けたい人は教養を身につける努力を継続すべきだと思います。

「教養とは、ひとの気持ちがわかるようになることである」養老孟司

最後に私の経験から一言。自分は教養を身につける不断の努力をしますと誓った上で、教養に興味が無い人との縁をバッサリと断捨離すればするほど、貴方には違った人生のへ道が(指数関数的に)開けます。愛する家族と2人ほどの本当の友達(仲間)があれば、危惧するような「困ること」は、何も起きません。不思議な程あっさりと生きて行けます。
色々な価値観の人全員と付き合うほどの能力も人生の時間も、少なくとも私には、無いのです。
LINEやSNSで悩んだりしている人には特に、すぐ実行して楽になって頂きたいと思います。

よく頑張ったね

今日から「謎の4連休」と言われている、降って湧いた様な7月の連休を楽しんでおられる方が多いと思います。

私も今日明日と2連休で嬉しい限りです。我々サービス業は週末に仕事があり、英保歯科のような零細企業の店長や責任者は常に出勤しないといけないので、年に数回しか連休がありません。企業にお勤めの方は月に4回も2連休があるのでしょう?本当に羨ましいですね。「我々自営業者には、連休は無いけど自由があるぞ!」と自分に言い聞かせております。

末っ子がいないなと思っていたら、公園に行っていたようでセミの抜け殻を見つけて胸にバッジのように引っ掛けて持って帰って来ました。家族に「見て、見て。」と言って見せびらかしています。なんか昭和な子供やなァ。

子供の感性を羨ましく感じる時がありませんか?大人になってすっかり消えてしまった・・・。

その抜け殻の背中には、セミが抜け出た穴がポッカリ開いています。「何年も何年も地中で我慢して、脱皮も大変だっただろう。頑張って出て来たのに、もう僅かな寿命しか残っていないとは、はかないな。」と、ジーンと来てしまいました。

虫でさえこんなに頑張っているんだ。不平不満ばっかり言っていたら、きっとバチが当たるな。

このセミだけでなく、地球上の植物も動物も、もちろん世界中の人間も、誰もが不安の中で頑張って一生懸命生きています。

「セミ君、良く頑張ったね。偉かったね。きっといいパートナーが見つかるよ。私も見習って頑張るから。」と心の中で呟きました。

1人+1AI≒1.7人, 1人+1人=3人~マイナス1人

今日、英保歯科の受付スタッフの募集をするためにハローワークに行って来ました。履歴書による一次選考の後、8月の最後の週に面接をして1名だけ採用します。9月からフレッシュパーソンが加わってくれると期待しています。

以前、我が故郷・宍粟市の docomo で母親のスマホを購入する時に、わざと意地悪を言ってくる若い女性販売員に当たって閉口した事があります。「ちょっと考えてから出直して来ます。」と言って家に帰って、自宅からパソコン経由で購入しようかと思った程です。お客に対面販売よりネット購入の方が快適と思われては、この販売員の上司のメンツも丸潰れではないでしょうか?

多くの単純な仕事に於いては、ますますAIが人間の代わりをするようになると言われています。お勤めをされている方は「私の仕事もいつかは無くなるのでは?」と不安に思われるかも知れんね。

私はといえば、経営者・雇用者側の目線から、次のように考えます。

スタッフ1人のセクションに1台のAIを追加すれば、人間2人分の働きはしないまでもコンスタントに1.7人位の生産はするでしょう。

その一方でスタッフ1人のセクションにもう1人の人間を追加したとして、上司がその2人の能力を最大限に活かせるように導けば、協力して3人分の生産性を発揮するでしょう。しかしながら、場合によっては人を加えた事によってかえって生産性が低下したりマイナスになってしまう事もあるでしょう。

こういったリスクを避けたい経営者は「AI化・機械化」を強く推進するのだと思います。

英保歯科では、お客様に「いくらAIの時代になっても、やっぱり人間に対応してもらう方がいいな。」と思って頂けるようなスタッフに育てたいと思いますが、その鍵はスタッフが「人の気持ちがわかるようになる」という一言に尽きると思います。

養老孟司先生は「教養とは何か。教養とは、ひとの気持ちがわかるようになることである」とおっしゃています。そういう意味では教養って、やはり大切なものなのです。私も教養が身に付くように日々精進したいと思います。

LA MAISON DU CHOCOLAT

今日、お客様からこのような高級なチョコレートを頂戴しましたよ。こう見えても私、高校では第2外国語にドイツ語を、大学ではフランス語を選択していました。でも、悲しいかな全く使う機会が無いのでほとんど覚えていませんが、このフランス語は大体わかりますよ。 The house of chocolate という意味でしょ?

「有難う御座います。実は私、歯医者のくせに甘いものが大好きってご存じでした?」とお伺いすると、「知ってましたよ。英保先生のブログを読んでますからね。」とのお答えが返ってきて、和やかな雰囲気に包まれました。

本当に有難う御座いました。田舎者の私にはどこに行ったら買えるのかすらわからない逸品ですが「猫に小判」にならないように、休日にしっかり味わって頂戴する事にします。妻にはおすそ分けしよう。子供には・・・、ちょっと考えよう。

絶望する前に‐養老孟司名言集

東大名誉教授・養老孟司先生の名言集をネット上で読む事ができます。忙しくて疲れ果ている時や、身の回りの事で苦しんでいる時の答えが書いてあります。

皆さんも悩んだり苦しんだりしている時には読んでみて下さい。私もそうしています。

例を挙げます。

仕事というのは、社会に空いた穴です。
 そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。
 それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているわけがない。

自分に戻ってくるような仕事をすべきです。戻ってくるというのは学べるということです

さあ皆さん、今日も頑張って仕事に行きましょう。私も頑張って働きますから。

親知らずの移植症例(術前から生着まで)

1年前に行った移植症例の経過を一緒に見てみましょう。

再根管治療で一旦は治癒させた右下7番(赤)ですが、再度根尖病巣(黄)ができてしまい、抜歯止む無しと判断しました。
抜歯予定の7番(赤)の後ろの骨の中に親知らずが隠れている(黄)ので、7番を抜いた穴からこの親知らずを引き出して、7番の所に移植する(緑)事にしました。
移植して深めに挿入しました(緑)。
サイズや形の違う歯を移植した(緑)ので、歯の周囲に骨が無い空間があります(オレンジ)。
2週間後に歯の中央に小さな小さな穴(緑)を開けて iMix を挿入します。
3週間後にその穴をレジンで封鎖します(緑)。
術後約1年後。移植した親知らず(緑)ですが、元々そこにあった歯のように美しい状態ですね。
移植した歯はしっかりと骨に囲まれて安定しています(オレンジ)。根尖病巣もありません(青)。親知らずを抜いた所にも骨ができてきました(緑)。

どう思われますか?インプラントより良さそうでしょ?
とりあえずこれで一安心ですが、長期的に安定して使って頂く為には今後の経過観察と定期的に歯科衛生士の先生によるメインテナンスを受けて頂く事が必須となります。

ええ子やね。

我が家の子供達は4人共「神戸友の会幼児生活団」の卒団生です。ここは未就学児を対象にした素晴らしい教育機関で、最近は建学の理念を踏襲しつつも現代の家庭事情に合わせた新しいスタイルに移行中であると聞きました。オンラインでの活動なども活発だそうで、三田の方も以前より気軽に参加できるのではないでしょうか?

その母体である神戸友の会に参加されているお母様方、特に子育てが一段落した先輩のお母様方は経験豊富で頼りになる方ばかりです。

そのような先輩お母様の一人(Aさん)が我が家の子供の姿を見て妻にこのように言って下さった事があります。

Aさん:「英保さんの所の子はみんな、ほんまにええ子やね。」
妻:「有難う御座います!そんなに良い(いい)子ですか?」
Aさん:「誰も良い(いい)子やなんて言うてえへん。ええ子やな、言うたんや。」
妻:「確かに、全然良い(いい)子ではないです。でも、ええ子と言ってもらえる方が何だか嬉しいです。」

子供は子供らしいのが一番。小さい頃からずーっと良い(いい)子でいてくれるより、よく食べ、良く寝て、色々と子供らしい冒険をしたり、やんちゃをするような方が親としては安心なのですが、皆さんのお子さんは「良い(いい)子」ですか「ええ子」ですか?

素晴らしい環境でスクスク育っている三田っ子は皆、きっと「ええ子」ばかりだと思っています。

私がモノを買う時に最初に考える事

数年前に断捨離やミニマリストのブームありました。我が家にはテレビが無いので「マツコの何とか」といった番組を見る事がないのですが、今でも断捨離ブームは続いているのでしょうか?

個人的には断捨離を継続する事によってドンドン新しい気付きが起こり、それを更に実行する事によって、人生が益々楽になってきています。その辺のヒントについてはこのブログでも時々紹介していますのでご参考になさって下さい。

不要なモノが存在していると、本来そこに入ってくるはずの明るい陽の光や、良い気の流れが阻害されてしまいます。

でも、不要になったモノを処分する時には、処理の費用がかかるだけでなく、行政の決めた処理ルールに違反していないかと気を遣います。結構なストレスになるのでついつい家の中に置いたままになりがちです。

私は学生の頃から「捨てる時の事を考えてモノを買う」と周囲に言っていたそうです(本人は覚えていないのですが)。最近はそれに加えて「自分で捨てる事ができるモノを買う」ように心がけています。

買うのはワンクリックで簡単。高くないし自分で組み立ても簡単。でも、捨てるとなると・・・。車に乗らないよ。

自分の車に乗せてクリーンセンターに持ち込みできるサイズのモノかどうか?リチウムや水銀などの関係で不燃ゴミに出しにくいモノではないか?そういった事を買う時によーく考えてから財布を取り出すようにしています。

エコロジー、兵庫Hondaさんも頑張ってますね

我が愛車S660の6ヶ月点検の為に三田のホンダさんに来ています。まかせチャオとか言う点検パックに入っているので6ヶ月毎にこちらに来ているせいもあって、だんだんホンダという会社に愛着が湧いてきています。

インテリアも端正で素敵でしょ?
アイスコーヒーを出して貰ったのですが、ストローがしっかり紙製になっていました。
点検のついでにピッカピカに洗車までしてもらえました。雨も上がったし、気分上々です。

こんなご時世なのに、有難い事に英保歯科は明日も明後日もアポイントが一杯で忙しそうです。今日のご機嫌な気分に乗って明日の仕事を楽しみたいと思います。