院内の雰囲気は私の心理状態に非常に大きな影響を与えます。それは判断力や手の動きにも直結します。大規模歯科医院のような「ざわついた」雰囲気の中で診療をする事は、今の私には考えられません。すっかりミニマリスト、断捨離ストですね。
現在の英保歯科は徹底した断捨離を行った結果、お客様の治療に「必要にして十分な」お時間を確保する余裕を保ちつつ、スタッフ全員の程よい緊張感によって、院内に凛とした空気が漂う、とても心地よい雰囲気に包まれています。
英保歯科の窓から見える快晴の空。院内の空気・雰囲気も丁度こんな感じです。時間的・精神的余裕があるので、お客様お一人お一人との距離感も縮まりパーソナルな話題にも花が咲きます。私がコーヒー好きで毎朝豆を挽いてドリップしている事をご存知のお客様がHIROの珈琲豆を持って来て下さいました。
HIROのコーヒーは三田では手に入りません。貴重品を有難うございます。「主人に頼んだら挽いたコーヒーを買って来たので、『英保先生は挽いたコーヒーより豆のままの方が好きなのに!』と言って、私が買い直しに行ってきました。」との事。わざわざ有難う御座います。お気持ちが本当に嬉しいです。明日の朝からこのコーヒーを頂いて、頑張って仕事しますね。

岡山大学時代の我が恩師、岡崎先生の著書が我が家にあります。妻はこういった子供の好きそうな本を目ざとく探してきて、リビングの巨大なちゃぶ台の上にそっと置いておくのです。スマホもゲームも持たない我が家の子供達は目を皿のようにして没頭して読んでいますよ。昭和な家庭でしょ?

大人が読んでも面白い内容です。この動物おもしろうんち学、皆さんの家庭にも是非1冊どうぞ!
土曜日は超多忙です。今日も8時前に出勤し、8時間ぶっとうしで働き続けて、お昼ご飯(?)にありつけたのが夕方の4時でした。さすがに疲れました。
そんな土曜日でアポイントが一杯であっても、英保歯科のファミリーの方からのお電話であれば受付のスタッフが「先生、○○さんがお困りです。どこか診てあげる事ができる時間がないでしょうか?」と私に尋ねに来ます。予防に年に3回来院されているという、歯を大切にしようとする価値観をお持ちである事に対して敬意を払っての自然な反応です。
「○○さんか。そうだな、じゃあ、時間外の3時から診させて頂くか。貴方にも付き合って居残ってもらわないといけないけど、ご家族とのお出かけの予定とか大丈夫?」「大丈夫です。主人も子供も1時間位なら待ってくれますから。」「そうか、すまんな。それでは、3時に来て頂いて。」
その一方で、全く知らない方から「昨日前歯の差し歯が取れたから今から付けてくれる?え?あんた所は今まで行った事ないわ。どこに電話しても今日は一杯って言われて順番に電話してるんや。前歯付けるだけやから、すぐやろ?え、今日は一杯?平日は何時まで?えー7時までしかやってえへんの?もうええわ。そしたら他探すわ。」といった感じのお電話を頂く事もあります。
優秀な英保歯科の受付は、常にキチッと報告に来てくれます。「このようなお電話を頂戴しましたが、残念ながらご要望にお答えできませんでした。」「申し訳無いが、仕方ないね。うちも今日は一杯だから、他を探して頂くしか無いね。」
歯科医師会に入会している歯科医師は、例えば学校検診や市の行う検診などに出向いたり、学校歯科医として働いたりしています。また、開業医になった後もしっかり勉強して最新の歯科医学を学び、知識と技術をアップデートするようにと、歯科医師会が生涯研修事業を運営しています。
2年間で一定の単位を取得した歯科医師にはその修了証明書が送付されてきます。
主に日曜日に開催されるセミナーや学会に参加する事によって単位を取得します。所定の単位数に達すれば、この証明書が送られて来るのです。断捨離中の私はこの修了証明書を院内に掲示したりステッカーを貼ったりはしませんが、皆様に少しでも安心してリラックスして頂けるのであればと思い、このブログ上でお見せしておきますね。
現在診療所のプチ改装中で、これを機会に更なる断捨離をしようと思い、倉庫の中の整理をしています。
私は30歳代の頃に東京にある国際デンタルアカデミーで研修を受けました。ここは米国の大学 UCLA の Extension に認定されており、私も UCLA の卒業生のはしくれとしての資格を得ました。この国際デンタルアカデミーの卒業式は東京のアメリカンクラブで行われ、(アメリカに留学したかった私は)米国式のガウンと角帽を着用した卒業式典に感激した事を覚えています。
更に、40歳代には何度か渡米し UCLA で歯科医学の研修を受けてきました。中学生の時に雑誌(Popeye)の写真で見て憧れていた広いキャンパスを実際に歩いた時には本当に感動しましたよ。
倉庫の奥から、それらの証となるディプロマが出てきました。かなりのミニマリストの私ですが、さすがにこの努力の証だけは捨てられずにずっと保管していたのです。
でも、全て昔の話です。モノ(物欲)とコト(人間関係≒名誉欲)の断捨離を進めている私です。思い切って過去の栄光は捨ててしまいましょう。思い出の品が無くなれば、雑念も消えて行くでしょう。
全部ゴミに出しました。さようなら、過去の価値観。そしてこれからも、自分の新しい価値観に見合う場面で努力を続け、それを新しいプライドとして心の中に秘めるようにしたいと思います。
それは診療所における、お客様やスタッフとの関係であったり、家族の事であったりすると思います。
若い頃にはちっぽけな事に思えた世界ですが、今となっては何よりも大切なものだと確信しています。
今日も暑いですね。「こんな日はあっさりとソバか素麺でも食べたいな。」と思っていた、その願いが届いたのでしょうか、2人のお客様からお蕎麦とお素麺を頂戴しました。本当に有難う御座います。
お蕎麦を下さったのはわざわざ豊岡からお見えの美しい女性。出石の皿蕎麦を持って来て下さいました。有難うございます。私は蕎麦が大好き。体にもいいしね。私の末っ子も、小学校2年生のくせに蕎麦が大好きという渋い味覚の持ち主。家に持ち帰ったら(今日だけは)尊敬してくれることでしょう。
じゃーん!「本場」「いずし」だぜ!揖保乃糸を下さったのは、いつもブログを読んで下さっている関学出身の紳士です。彼は何と(!)3か国語(日本語・英語・中国語)がペラペラの Trilingual なんですよ。カッコよすぎでしょ?
揖保乃糸は揖保川の清流でさらされて美味になるのですが、その揖保川は私の生まれ故郷、宍粟市山崎町のど真ん中を流れており、私が子供の頃にはその揖保川で泳いだり遊んだりしていたんです。ですから揖保乃糸にはちょっとした思い入れがあって、喜びもひとしおです。
「黒帯より赤帯の1年物の方が美味である」事は播州人のみぞ知る暗黙の常識。
その播州人の私も驚愕(きょうがく)の完璧な選択で、お見事です!本当に有難う御座います。皆様にこのように気にかけて頂いて、お気持ちが本当に嬉しいです。早速ご馳走になって、酷暑に負ないように努めて、益々頑張ります!
今年の終戦記念日に小泉氏を含む4閣僚が靖国神社を参拝し、早速中国や韓国などから反発が出ているとのニュース。これって、もはやマスコミ界の季節の風物詩となっている感がありますが、もう戦後75年も経っているのでマスコミの皆さんにもそろそろ新しい話題(新ネタ)を出す努力をして欲しいですね。
靖国と言えば、数年前にある宴会である国会議員と同席した事があって、その先生が(集票のために)各人の宴席を回って来られたので私が「先生、靖国について話しませんか?」と言うと困った顔をして慌てて逃げて行っちゃった経験があります。「国会議員の国家に対する意識と知識と、真正面からディべートする勇気ってこの程度なんだ」と心底失望した事があります。皆さん、選挙には必ず行きましょう。
さて、新聞などには「靖国神社にはA級戦犯が合祀されているのが問題」とか「政教分離の観点から見て問題」とか言う事が書いてありますが、皆さんはどう思われますか?
「靖国神社はA級戦犯の霊とそれ以外の英霊とを分けろ」と言う意見がありますが、靖国神社側は「それは不可能」と答えています。なぜだか解りますか?
また、皆さんは「神社の参拝は宗教的行為」だと思われますか?「そりゃそうだよ。」とお答えになる事でしょうね。でも、本当にそうなの?
私は理系の人間ですので、こういった抽象的な問いについても常に一つの正解を求める傾向があります。そしてしっかりと調べて(=多くの参考文献を読んで)考察し、出した答えは英保先生らしく、「シンプルでミニマムで単純な結論」となります。
これらの話題は少々 Touchy ですが、折に触れて私なりの解説をしたいと思っています。
私も男子ですので皆さんと同様にオートバイに憧れた時期があって、大学生の時に中型免許を取得し、スズキのカタナやヤマハのアメリカンバイク(共に中古)を所有していた事があります。ただ、私らしく超、超、安全運転だった上に、すぐにバイクの危険性に気が付いて、結局はほとんど乗らずに売却してしまいました。
また、最近の若い人はバイクにあまり興味が無いらしく、概して自動2輪の売れ行きが思わしくないようです。そこで業界が規制緩和のロビー活動をしたようで、原付2種の取得や限定解除のハードルが下がったので、中年のリターンライダーが増えているそうです。
CT125・ハンターカブなどは私も思わず「オッ、これ欲しいな!」と思ってしまう程です。(興味のある方はコチラ↓)
発売前からバカ売れ「ホンダの新型カブ」にバイク好きが飛びついたワケ まさに「おじさんホイホイ」なバイク
しかしながら、中年になっても20歳代の頃と同じ体力や反射神経があると勘違いしてしまいがちですが、そんな甘いものではありません。思わぬ転倒事故を起こして死亡・重症に至ったり、歯科の分野では、顎顔面の骨折、顔の深い裂傷、前歯を何本も折ってしまう等「顔の周りの(洋服で隠せない)目立つ所に跡が残る」という状況になってしまいます。
無理して(危険な)2輪車に乗らなくても、今は良くできたコンパクトスポーツ4輪があります。ヤマハやカワサキもこの分野に参画してみてはと思ったりします。ノーヘルで原付に乗れていた世代の私としては、転倒しないノーヘルのオープンビークル(=コンパクト4輪オープンカー)の方が魅力的ですね。
ホンダが作ったミッドシップの車体にカワサキのバイク用のエンジンが搭載されていたらどんなに素敵でしょう!セミオートマでフォンフォンと言わせながら、制限速度で走る。
お盆休みも後2日。しかし暑いですね。私は末っ子に引っ張り出されて、自転車で街中探検をしています。
はじかみ池公園の池は、昔の三田の農民が力を合わせて(コミュニティ)、水の確保の為に随分と苦労して作った(人工の)ため池に由来すると聞いた事があります。
フェンスで囲んで「危険だから近寄るな」。この人気(ひとけ)の無いはじかみ池に存在意義はあるのでしょうか?今はフェンスで完全に囲んでしまって「死んだ」池になっていますが、簡単な桟橋と管理小屋を作ってカヌーや SUP の為に開放したり、土手に釣り客の為のゾーンを設置したりしてはどうでしょう。この管理運営には市民も参画して、死んだ池をコミュニティの力で復活させるのです。
「何でも行政がやるべき」という感覚の人には「市民が管理に参加」という考えは理解し難いと思いますが、戦前はそれが当たり前だったそうです。そしてメリットも沢山あったようです。
今でも田舎では持ち回りの「出番」があって、一般市民が管理に(抵抗なく当然のように)参加している場所があります。実際に私が良く利用する淡路島にある小さなビーチでは、今でも地元の人がボランティアで出て下さっています。その地域は昔ながらの人情溢れる温かい雰囲気に包まれていますよ。
淡路島のこの地区の海水浴場では、公務員じゃなくて市民が当番で安全確保の為に出ているのですよ。身勝手な我が身を振り返って、色々と反省させられます。ウッディタウンのど真ん中で水遊びはできるし、人として、あるべき姿の学びや気付きの機会に触れられるし、これってなかなか良いアイデアだと思いませんか?
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発