私が開業以来ずっと使用しているインプラントはノーベルバイオケア社製のものです。理由は世界的に高い評価を得ているからです。信頼と評価という点では、車に例えるとレクサスだと思います。 英保歯科を信頼して来て下さっているお客様にはレクサスのような高品質のインプラントで噛んで頂きたいので、ノーベルバイオケア社製のインプラントを使っているのです。
その会社から10月に新製品が発売になるというニュースが飛び込んで来ました。インプラント表面性状の改革が20年振りに起こるのです。
20年近くの気の遠くなるような研究の時を経て満を持して発売されます。一歯科医師として、この研究の成果を臨床を通じで見届けたいと思います。 歯科界においても、出ては消えてゆく新商品・新技術が沢山あります。新しいものに何でも飛びつくのは馬鹿のやる事です。断捨離ストの私は常に非常に慎重に見定めて行動を取ります。でも、今回の製品は「買い」一択ですね。
10月に発売ですので、9月に予定していた何件かのインプラントのオペを延期しました。またまた新しいシステムに対応していかなければなりませんが、それはそれで楽しみでもあります。
歯科医学も日々進歩しています。こんな話を聞くと、自分の受けている歯科治療は時代遅れじゃないかと不安になりませんか? でも、そんな心配をする事なく平穏に生きていく方法があります。それは「完全に予防してしまう」事です。予防すれば歯の治療を受けなくて良いのですから。
やっぱり予防が一番、ですね。
院長室を改装したので、カーテンや小さなテーブルなどを購入しようと思いネットで物色しています。私はずーっと Amazon 派、妻は以前から楽天派なのですが、皆さんも男性は Amazon 女性は楽天がお好みなのではないでしょうか?
と言うのは、男性はオーディオやキャンプ用品などに興味があり一カ所でサッサと済ませいし、女性は家具やラグ、収納グッズなどに興味があり、あちこちの商店を見て回って時間をかけて楽しみながら決めたいと思う傾向があり、それが Amazon と楽天の特徴に合致すると思うからです。
ところが、最近私の Amazon に対する信頼が落ちてきています。Amazon のレビューのやらせが酷く、怪しげな日本語での高評価が投稿されていたり、商品の中に「高評価のレビューをしてくれたらプレゼント」といった印刷物が入っていたりしますので、レビューの信頼ができません。さくらチェッカー を使っていちいちチェックするのも邪魔くさいし。
受賞店舗に共通して言える事は、「あるポイントだけにフォーカスして、他はバッサリ切り落とした、贅肉の無い店舗」という特徴を持つ点です。 そして、楽天の中で頑張っている中小企業や商店に出会うと「頑張れ!」とエールを送りたい気分になりますね。Amazon が大企業で楽天が努力奮闘している中小企業の集まりだとしたら、零細企業オーナーの私が楽天の方に共感を覚えるのは至極当然かも知れません。
でも、断捨離ストの私は、安価な既成カーテンを一組買っただけで、他は未だに何も買っていません。モノが増えると不幸になる事を知っていますので。買うならなるべく軽量で、不要になった時に捨てやすいモノを選択しようとしています。
デザイン的にはこんなのが好きだけど・・・。重そうだし、かさばるし、捨てる時に大変。高いお金を払って苦しみを買うのは、ダメダメ。 実際はこっちの方が良いと思います。売り切れていて残念。早く再入荷しないかな? 正直に言わせてもらうと、今回のリフォームはやらない方が良かったと後悔しています。部屋は新しく奇麗になったけど、こんな風に色々と考えないといけない事が増えてしまって、精神衛生上、良く無いです。 皆さんには「ちょっと待って!そのリフォームの誘惑に負けないで!」と言いたいです。トホホ。
今日もほぼ1日インプラント学会の Web 講演を聴講していました。集中力が無くなってきたら一時停止して休憩できるし、斜め読みならぬ斜め視聴もできるし、欠点ゼロですね。もはやリアルサイトで学会を行うメリットはほぼ皆無に近いでしょう。来年は広島で開催されるそうですが、広島に出向いたとしても懇親会だけ参加して、後はホテルの部屋でパソコンで視聴したいものです。
さて、12時頃、娘がドアをノックして「玄関を出た所に集合!」と言ってきました。「ゴミの出し方か何かでまたお母さんに怒られるのかな?」と思いつつ、怖々玄関から出てみると、何とそこでBBQの準備をしているではありませんか。
庭の方でやれば良いのにと思ったのですが、お隣さんに見られると恥ずかしいようで、道路側の玄関先を選択したようです。
冷蔵庫からビールを出して来て、一人で乾杯。 学会+BBQというシチュエーションから、米国UCLA大学のインプラントコースに参加した時に、昼食を中庭で、ケータリングのビュッフェスタイルで採った事を思いだしました。良い思い出です。
明日も学会が続きます。頑張って勉強しますね。
今日は学会参加中。といってもWeb ですけどね。 客観的に見て、現在の日本口腔インプラント学会は国民の期待に応えるべく、真摯に活動しています。今までの旧態依然とした、一般的な他の学会組織とは全く違っています。 大学の研究者と開業の臨床医がお互いをリスペクトして、良い雰囲気が漂っています。
いいぞ、いいぞ、日本口腔インプラント学会! 英保先生が大きな組織をこれだけハッキリ称賛するのは珍しいでしょう? 今回の50周年記念大会はそれほど印象的な、良質なコンテンツが目白押しなのです。
河野大臣ではないですが、「日本人は馬鹿じゃない。日本も変われるぞ!」と思わせてくれる正のパワーを感じつつ、一日興奮気味で勉強しております。
明日も勉強が続きます・・・。
世間は今日から4連休ですね。私は明日から3連休ですが、インプラント学会がオンラインで行われるので、3日間カンヅメで勉強になりそうです。本来は横浜で開催される予定でしたが、コロナの影響で今年は Zoom 開催となりました。スライドはパソコンの画面で良く見えるし、移動の時間も体力も必要無いので良い事尽くめです。
土曜日の英保歯科は超多忙で、今日は診療終了後に院長室で横になって休んでいるうちに眠ってしまっていました。目が覚めて慌てて自宅に帰ってみると、娘が大阪で美しいケーキを買って来てくれていました。明日家族全員で頂くつもりです。
華のように美しいケーキでしょ? 末っ子が抱えて離さない。ダメダメ、皆で分けて食べるよ。今夜は虫歯になるから、明日食べようね。 学びと楽しみなイベントで、充実した良い連休になりそうです。
皆さんもリラックスして良い秋の休日をお楽しみ下さいね。
歯を失った時には何らかの方法でそこに歯を入れるのが一般的です。方法としては、入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントから選択するようになります。 入れ歯や銀歯のブリッジは保険が効くので安価です。それは利点ですね。
欠点について、当院で10年以上前に装着したブリッジの経過を例えにお話します。
6番という大臼歯を抜歯した後、そこに(義)歯を入れて欲しいとのご希望がありました。1本のインプラントを使うか、ブリッジにするか相談の結果、お客様はご自身の意思でブリッジを選択なさいました。
このブリッジは3本分の歯を前後の2本で支えるので、支えの歯の負担が1.5倍になります。
緑色の所の歯は抜いてしまってありません。前後の歯を支えにしてブリッジという義歯を入れて調子よく使って頂いていたのですが、ついに支えの歯の根が割れてしまいました(黄色で囲まれたところ)。 そして支えの歯は過去に神経を取ってしまっていたので、もろく割れやすくなっています。 その結果、装着したブリッジは10年以上良い感じで使えていたのですが、ついに歯根破折が起こって寿命が来てしまったのです。
黄色の点々で囲まれた部分が歯の根っこの外形。この歯は根っこが2本あります。赤い所は手前の方の根っこが割れてしまって、開いた口ばしのようになっている事を示しています。 この辺がブリッジという修復方法の、避け難い欠点なのです。後ろの支えの歯を抜いたら、ついに入れ歯か2本のインプラントで修復という事になります。悔しいけど、これが現実なのです。 やっぱり予防が一番ですね!
英保歯科のお客様であり、私の英語学習仲間であり、友人でもあるヒデさんが講演会で登壇されます! パチパチ(拍手)。
神戸新聞 NEXTより抜粋 神戸新聞の紙面や神戸新聞 NEXT にも記事が掲載されています。発達障害の理解深める 総合福祉保健センターで講座 三田
ところで、最近、中高生の飛び込み自殺のニュースが多いですね。「死ぬ勇気があったら現状から逃げ出しちゃえ。その方が怖くないぞ。」とアドバイスしてあげたいです。 私も含め、「旧態然とした日本の忖度システム社会で、一生自分を押し殺して生きていくのは耐え難い。ありのままの自分を出して、スッキリした生き方を実践したい」と思って、ドロドロした組織のシステムに抵抗して生きている皆さんは、多かれ少なかれ「生きにくさ」を感じておられると思います。無視されたり、白い目で見られたり、ね。 私も色々あって非常にしんどいのですが、それでも世の中の2%程度の方が私の事を理解・共感し、笑顔で接して下さるので、それを心の支えにして自分の価値観に正直に生きるように努めています。そういう意味でも、英保歯科のお客様は私のファミリーであり宝物なのですよ。 私の従兄の息子さんが米国に長く住んで国際結婚しましたが、生き生き、伸び伸びと生活しています。母親が子供の特性を掴んで良い方向に導いてやる事は大切ですね。「塾に通って良い大学」が万能ではありません。
ヒデさん、今度の講演会、参加者の2%が興味を持って聞いてくれたら上出来だと思って頑張って下さい。人間関係は数より質 なのです。
約2年前から、ある女性が予防と治療のために武庫之荘から熱心に通院されています。今日も今後の方針相談のためにお見え下さいました。次回から数本の治療(保険治療のやり直し)を、自由診療でしっかりと行う事に決まりました。気合を入れて頑張ってやりますね。
実は、この方がお見えになった日の夜は、私の方が武庫之荘に行く事が多いのです。今までに3回位あったので、不思議な感じです。 今日も同様に、診療終了後に軽い食事を済ませて武庫之荘まで行ってきました。
往復は我が愛車 S660 を駆っての御機嫌なドライブ。 オートマ、カーナビ、オートエアコン、クルーズコントロール、そして YouTube Music が好みの曲を自動選択して Bluetooth 接続したカーステレオから流してくれるので快適そのものです。
ノーベルクリニシャンというオペ支援システムです。隠れガジェット好きの私も、当然、使ってます。 武庫之荘に行った目的は、コンピューター支援によるインプラント手術の症例検討会に参加するためです。デジタルテクノロジーの進歩は目覚ましいものがありますので、しっかりアップデートしないとね。 今回は私も2症例発表してきました。私の発表の中で、10年前にアナログ(マニュアル)で行った手術の写真をお見せすると、30歳代(デジタルネイティブ世代)の先生方は驚いておられました。ナビ無して手術しているのが新鮮に映ったようでした。 彼等ってナビが故障しても手術を続けられるのかしら? 私はカーナビの無いマニュアル車も上手に運転できます。手術も同様に、ナビに不具合が出てもマニュアルでオペを続行できる自信があります。両方共、ずーっとやって来たからね。
デジタルイミグラントと揶揄されるミドルエイジの皆さん、バリバリにIT リテラシーを高めれば鬼に金棒かも知れませんよ。
英保歯科ができて25年。開業当初に30歳代で英保歯科に来て下さった常連のお客様も、もう60歳前後になっておられます。 色々な持病や腫瘍などのために手術を受けてもおかしくない年齢になってきた訳で、実際に今日もそのようなお話をして頂きました。
Aさん「英保先生、実は私、先月まで大阪の病院に入院していたんですよ。そこで全身麻酔で手術を受けてきたんです。」 私「へ?Aさんが入院?手術?信じられませんね。」 Aさん「私も、もうすぐ60歳。そういった事が起こってもおかしくない年齢ですよ。それでね、全身麻酔を受ける時に、麻酔医の先生やその病院の歯科口腔外科の診察を受けるんです。歯がグラグラしていたり、歯周病があったりすると麻酔が危険だったり、術後肺炎を起こしたりするそうで、入院患者さんは皆、相当厳しくチェックされていましたよ。私は英保歯科さんでずっと予防に通っていましたから一発合格で凄く褒めてもらえました。嬉しかった。 でも、ある方は手術を延期して、その病院の歯科口腔外科で慌てて歯を抜いたり入れ歯を作ったりと、とても大変そうでしたよ。」 私「予防歯科で健康な歯を保っている事が、ミドルエイジになった時にそんな風に役に立つなんて考えた事もなかったです。でも、ホントそうですよね。良い事を教えて下さって有難う御座いました。(早速今日のブログで紹介しよう!)」 これでまた一つ、予防歯科で健康な歯を維持する事のアドバンテージを知りましたね。 やっぱり予防が一番!ですね。
親知らずが生えようとする力は強大で、時に手前の歯の歯根や側面を破壊してでも生えようとします。今日はその実例をお見せします。
レントゲンで、8番(親知らず)が7番の背面に食い込んで、破壊しているように見えます。 黄色が8番の一部。赤は7番が欠けたようになっている部分です。 仕方が無いので8番(親知らず)ではなく、7番を抜きました。 抜いた7番の背面にはポッカリと大きな穴が・・・。 10代後半には親知らずの存在を確認し、必要に応じて抜いておかないとこのような事になりかねません。
まあ、この場合はしばらく経つと、残した8番が抜いた7番の位置の付近まで降りて来てくれます。なかなか完璧な場所には来ませんけどね。
今日は久々に歯医者のブログらしい内容だったな。やれば出来るでしょ?私にも、歯の話が。
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兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発