私が開業した今から30年前平成初期当時では歯医者の看板に「予約制・初診随時」と書いてあるのが普通でした。 「予約制ですが、全く初めての患者さんは突然入って来て下さい。診ますから。」という意味なんですね。 これは ①歯科医院側は全くの初診の患者さん(お客さん)を取りこぼす事がないので経営上メリットが大きい。 ②同じく、歯科医院側は「歯が痛くて困っている人を即日救ってあげる事ができるので、その患者さんには感謝されて、(一見)社会的貢献度も高く、地域医療に貢献している風に見える」 という事になりますし、 ③患者側は、いつでも飛び込みで診て貰えるなら、歯に穴があいていても、歯周病で歯がグラグラしていても放置して、痛くなったら突然歯医者に行けば何とかしてくれる。有難い話だ。 という事になります。 しかし、予約をして真面目に時間通りに来院されている既存の患者様や、アポイントのマネージメントを真面目にやっているスタッフにとっては「何の利益も良いことも無い、例えるなら、割り込み乗車を運転手が歓迎している状態」でしかありません。 私は幸運なことに、開業前に高品質の歯科治療を提供する「良い」歯科医院で研修を積んでいたのですが、その歯科医院は「(全くの初診も含めて)完全予約制」でした。その経験から30年前の開業時にも「完全予約制」でスタートしました。 そもそも、まともな仕事をしようとするならば、突然の割り込み来客があっても平気なような状況では不可能です。 今日は当たり前のことを書きました。
毎日寒い日が続いていますが、皆さんはお元気に過ごされていますか? 私は昨年11月頃からスタートした「自宅での飲酒は止めて機会飲酒のみにして、夕食後4㎞のノルディック・ウォーキングをほぼ毎晩行う」という生活習慣を何とか実行できております。 「65歳からはダイエットよりフレイル予防を視野に」と言われますが、毎日ノルディック・ウォーキングポールを持って運動すると、足の筋肉だけではなく胸筋や僧帽筋も大きくなって、ついつい鏡の前で「オッ!?筋肉増えたやん。」と喜んでいます。(いまだにお腹の周りはブヨブヨですが。笑。) あるお医者様が「食事は朝食を抜いて1日2回の方が良い」という本を出しておられたので、一時、妻の反対を無視して朝食を抜いていたのですが、夕食と夕食後のドカ食いがどうしてもやめられませんでした。 最近は食事も1日3回きっちり食べています、体調も良く、私には3回の方が合っているようです。 私の友人の歯科医師で同じ年齢の方がおられるのですが、彼は朝昼は食べずに夕食だけ、1日一回だけの食事が一番自分に合っていると言います。 つまるところ、一日何食食べるのが体に良いかは「人それぞれ」だと考えます。自分の体の反応に注意を払って、一番良さそうな回数を実行すれば良いのではないでしょうか? 今年の7月の血液検査の時には昨年よりコレステロール値が減っているようにしたいので、できるだけ現在の食事と運動の習慣を継続したいと思っています。 また報告しますね。
水曜日の夜に私が所属するインプラント研究会の新年互礼会がリーガロイヤルホテルで開催されました。今日は飲酒オッケーなので、飲むぞ~! 機会飲酒だけにしているのは良いのですが、友人の歯科医師と一杯やったら歯科の話が楽し過ぎて3次会まで延長。ついには最終電車の各駅停車で帰るはめになりました。午前1時に一人タクシーが帰って来てくれるのを待つ私。 2024年も残すところあと1日になりました。今年は「英保裕和再始動の年」となりました。
8年前にありとあらゆる事をバッサリと断捨離して、自分にとって不可欠で本質的な事、つまり、「診療所の仕事と家庭の事だけ」に集中するようにしていたのですが、この1-2年、素晴らしいスタッフとお客様から「安定と安心」というバックグラウンドを頂き、その結果として様々な事に再チャレンジする気力がみなぎってきました。
歯科専門紙の執筆をお受けしたり、インプラント学会や接着歯学会で発表したり、歯科専門サイトでの講演をお引き受けしたり(12/31現在、有難いことに年間ランキングで9位に入っています)、けやき台小学校での授業を再開したり・・・。一気にトップギアで頑張っております。
来年は早々に大阪和泉区歯科医師会での講演の予定が入っており、この年末年始の休みの間もずっとプレゼンテーションの作製のためにパソコンの画面とにらめっこです。
ChatGPT の利用も始めました。調べ物をするのにとても便利ですね。
【今年を振り返って】 今年は、口腔内スキャナーといった新たな治療技術や設備の導入を行いました。
そして、先日、歯科衛生士専用チェアー4台を最新機種に入れ替えました。これはとても大きな設備投資ですので、周囲からは色々な意見もあったのですが、私は予防歯科や歯科衛生士の先生方の業務を最重要と考えてますので、「最新型・最高級の機種」を予防歯科部門に投入することの躊躇はありませんでした。
来年も、英保歯科のファミリーのお客様により快適で質の高い予防歯科治療と、一層高品質の歯科医療を提供できるよう努めてまいります。特に、患者さま一人ひとりのニーズに寄り添い、丁寧な診察と治療を心がけ、多くのお客様に喜んで頂けるように頑張ります。
最後になりますが、来年も皆さまにとって素晴らしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。引き続き、英保歯科をどうぞよろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
本日、歯科衛生士専用チェアー4台を最新機種に入れ替えて貰いました。
CG社の最高機種です。
20年間お世話になった、予防歯科先進国であるフィンランド製のチェアー。満身創痍の引退です。長い間有難う御座いました。
年末の日曜日に多くの歯科関係の業者さんが休日返上で作業して下さいました。頭が下がります。
男らしくてカッコイイ。頼りになるプロ集団です。 来年から早速歯科衛生士の先生方に使用して頂きます。お客様に快適でより衛生的なチェアーで予防歯科治療を受けて頂ける事は、院長の私にとってもこの上ない喜びです。
歯内療法という、歯の神経を取ったり、神経が入っていた空洞の清掃をしたりする治療法の専門誌が来年頭に発刊になります。
共著の本ですが、この本の著者は歯内療法で全国的に有名な先生ばかりです。
私の名前もありますよ。
多くの先生が読んで下さって、質の高い歯科治療を提供して下さる事を願っています。
19日の午後にけやき台小学校に行って、6年生の4クラスを2クラスずつの2つのグループに分けて、同じ内容で2コマの授業をしてきました。 前半のグループには自分でも100点の授業ができたと思いますが、同じ内容でも後半のグループには退屈だったようで、飽きさせてしまったようでした。 英保歯科のスタッフに教員の経験がある者がいるので、「かくしかじかでちょっと凹んでいる。」と話したところ「よくわかります。自分が悪かったんじゃないかと自責しますよね。特に英保先生のほうな真面目な性格の方はそうだと思います。私も、授業が上手くできたと喜んで職員室に帰ったら、別件で保護者から苦情が来ていたりして、すっかり落ち込んだり。そんな経験を沢山してきました。」 人間としても、歯科医師としても、父親としても長い間色々な経験を積んできて62歳になりました。色々な事が見えてきた62歳の現時点が今までの人生の中で一番イケてると思っています。 75歳になるまでの、これから約10年の間に世の中に何を残せるかで「英保裕和がこの世に存在してきた意味があるか否か」が決まると思います。
今年は「まあまあ」の出来でしたが、これにめげずに来年も頑張ってけやき台小学校で授業をさせてもらおうと思っています。1学年の内の何人かでも良いので歯の大切さと予防歯科の重要性に気が付いて、将来、歯で苦労したり悩んだりする事のない、幸せな人生を送ってくれたらそれで上出来ではないでしょうか。
Language Institute Regina Coeli というサイトからこのようなメッセージがメールで届きました。
Reflect, connect, and look ahead
The holiday season is a time to pause: to reflect on what has been and look forward to what’s next. Truly understanding one another, listening with intention, and building meaningful connections—these values matter now more than ever. 確かに、年末年始の休暇の間はゆっくり静かに過ごし、自分の様々な事を見直して次のステップを考える事も良いですね。周囲の人の事に想いを馳せて、その人の身になって考える事ができるようになりたいものです。まだまだ全然(零点に近い)なので恥ずかしい事です。 今年もクリスマスイブの夜には家族でカトリック教会に行ってミサに参加したいと思っています。私達のようにキリスト教徒ではない者でもミサに参加する事ができます。
今年もミサに参加してイエス様の優しさを肌で感じる事で、こんな私でも、少しでも周囲の人に優しくなれればと思っています。 さあ、今日の午後はけやき台小学校で授業をやってきます。優しさと謙虚さと思いやりを持って、授業が6年生の人達にとって有意義な時間となるように頑張ってきますね。
今週の木曜日、19日の午後に、私が校医をしているけやき台小学校において、6年生の教室で歯科の授業をする予定です。
このようなタイトルにしました。 コロナ前までは4年生に対して大きな部屋で全体講義のような形で行っていました。コロナでそれが中断していたところ学校の生徒の虫歯や口腔衛生状態が悪化してきました。私の講義も多少は役に立っていたようです。それで今年から再開の運びとなりました。
一生の歯の管理という事を視野に入れた時に、自己を持って考える事ができる学年(6年)に対して、各クラス単位でしっかりと授業をすることとしました。この考えさせる授業が彼・彼女達にとって一生の宝物になって欲しいと願いつつ、しっかり頑張ってくるつもりです。
スライドを鋭意作成中!子供達の反応が楽しみです。 8年前に断捨離を決意した時には「もうこれからは講演などもやめてしまおう。」と決心していたのですが、最近、様々な事に対してがぜんやる気が出て来ました。 その理由を考えてみたのですが、診療所のスタッフ(もちろん衛生士の先生方も含みます)が献身的に、かつ、楽しそうに働いてくれているので医院の雰囲気が良く、私の心をネガティブにさせる要素が激減したためだと感じました。 私の歯科医師人生を再度前向きにさせてくれたスタッフに心から感謝したいと思います。 このように英保歯科のスタッフ達が非常に聡明であることが、私の活動を再始動させて、それが連鎖的に働いて、けやき台小学校の子供達が「人生における歯の大切さ」を悟るとしたら、本当に素晴らしい事だと思います。 私は周囲の人々(スタッフ、お客様、家族、学友)に恵まれて幸せ者だと思っています。 感謝、感謝ですね。
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兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発