クリスマスはいかがお過ごしでしたか? 今年は幸い日曜日でしたので、我が家では家族そろって2か所のミサに参加してきました。 カトリックの教会に足を運べば、本当の意味のクリスマスが見えてきます。クリスチャンではない私たちにとっても意味のあるクリスマスとなってくれます。 戦争の影響で宗教に関連する事に触れることがタブー視される日本では、クリスマスはただのアミューズメント イベントですが、外国の文化を理解するためにはもう少し深く知り経験する必要があると思っています。 今年1年、歯科医師として患者さんにどれだけの事ができてきたか、イエス様の前では情けない程ですが、来年も自分ができる限り頑張ってみるつもりです。 どうかよろしくお願い致します。
大阪口腔インプラント研究会は創立30周年を迎え、記念講演会を開催しました。 iPS細胞やES細胞を使い、バイオエンジニアリングを駆使して歯や髪の毛や唾液腺を再生させる事が不可能ではない時代が来ています。 ただ費用が一人の患者さんに対して数千万円ほどかかることもあり、まだまだ夢の世界です。トランプさんならポンと払えるお金かもしれませんが、フツーの人には無理ですよね。 しかも癌化する可能性があったり、形が不完全だったりするのですから高い割にはもう一つですよね。 ここ20年でパソコンが想像を絶する進化を遂げたように、この再生医学も想像をはるかに超える進歩をすることでしょう。 私の感想は、「やっぱり予防に勝るものはないな。神様から完璧な歯をタダでもらって、それを大切に使うのが一番だな。」でした。
11月3日、文化の日に、歯科関係の講演会に参加してきました。 晴天で絶好の行楽日和でしたが、家族サービスを犠牲にして、高額な参加費を自腹で出して、たくさんの歯科医師が勉強に来られていましたよ。 多くの歯科医師は平日は診療に、休日はこうやって勉強に励んでおります。若い先生方も「最近の若いモンは」なんて言葉が全く当てはまらない位、いや、むしろ私達よりずっと真面目に頑張っておられます。頭が下がります。 写真の先生が声をかけれくれて、「先生のブログのファンです。」なんて言ってくれました。嬉しいやら、恥ずかしいやら。 私の予防歯科を中心にした考え方に共感して下さったのではと思っております。 岡山大学で学んだ予防歯科中心の歯科医療哲学は本当に私を助けてくれています。岡山大学歯学部、ありがとう。
「女性何とか」とか「週刊何とか」みたいに、子供には見せたくないような三流雑誌に多いのですが、「こんな歯医者にはかかるな!金儲けのために健康な歯を削る悪徳歯科医!}みたいな広告を時々新聞の広告欄で見かけますね。 私の親は歯科医師で、私の兄弟3人も全員歯科医師、妻も義理の弟も歯科医師、いとこも歯科医師ですが、子供の頃からずーっと、大学時代も、卒業後もそのような「越後屋、そちも悪よのう~。うひゃひゃ。」みたいな悪徳歯科医師に出会った事は一回もありません。 皆さん、患者さんの事を真剣に考え、休みも返上で勉強して、身と精神を削って仕事に向かっている先生ばかりです。 日本で生まれ育っているのですから、日本人的な倫理観や道徳観は普通に持っています。 一体どこに行ったら、そのような三流雑誌のライターの皆さんが出会うような歯科医師に会えるのでしょうね? そういう方達にはそういう文化の世界があるのかも知れませんが、自分は離れたままで一生過ごしたいと、思います。
日本政府は全ての事について、福島原子力発電所の事故のように、どうしようも無くなるまでほったらかしで、どうしようも無くなってからも知らんふりをします。かつての戦争の時と何も変わっていません。私は選挙に行きますので、多少の苦言を呈する事は許されると思っています。
歯科の事も無責任丸出しで、保険治療ではパラジウムという金属(いわゆる銀歯)を何十年も使わせ続けていますが、アマルガムのように「人知れず」幕引きをしたいと思っている事は丸出しです。パラジウムの代わりにCAD/CAMのクラウンをまともな治療が不可能な保険の診療報酬でやらせようとしています。大切な歯を大量に削って、歯肉圧排なし、寒天とアルギンの連合印象で作ってZOOなどの防湿なしで接着(?)せらざるを得ないため、患者の歯の寿命を極端に短くすることは明白です。
幸い日本は北朝鮮と違って多少の自由があります。歯科医師は歯科医師の裁量権のもとで、受益者負担原理の「自由診療のまともな」治療を提供するように努力しなければならないと思います。
それよりなにより、国民の中に「マイホームや自動車よりも健康にお金を使う」という価値観が出てこないと、話すら始まりません。
先月末に、米国のサーフィンの聖地ハンティントンビーチのホテルで開催された米国顕微鏡歯科学会に参加してきました。日本人の参加者はほとんどお見えでなかったのですが、海外の先生方との交流を通して、素晴らしい経験をする事ができました。
講演内容は素晴らしく、いくつかは新しい世界を教えてくれるものでした。 サーフィンのメッカです。元ウインドサーファーとしては心が躍ります。 私には米国の人間関係の方が性に合っているように思います。寛大でこの青空のようにカラッとしていて、心地よいです。 まさに芸術と科学の融合を目の当たりにした感じでした。 ブースを持って、ZOOを世界に広める事を夢見て頑張ってきました。 日本人歯科技工士のAiba先生のご講演です。日本の技工士専門誌の表紙の写真で有名な先生です。 Dr. Wu President chir と共に 日本料理店も充実。大満足。 米国で開業されている技工士のNaoki Aiba 先生は天才的写真家でもあり、素晴らしいご講演をされておりました。
私達もCoolex(日本名Zoo)を展示しました。香港、ロシア、米国その他の先生方から好評を得て購入して頂けました。
来年はフロリダで開催されます。多くの日本人歯科医師が参加される事を期待しております。
Rolling Stone Web 版で、「ブライアン・イーノ、イスラエル大使館後援のイベントでの楽曲の使用を拒否」 という記事が載っていた(友人の紹介で知った)。 ———————————————————————————- 立派なアーティストだね。こういうカッコいい人間になりたいになりたいね。 自分は一匹狼の自営業者だから実状は知らないけど、日本の会社という組織で働くサラリーマンの人達は、毎日毎日自分の意見を押し殺す訓練を受けているようなものじゃないかなと感じる事がある。 退社後、上司に付き合って飲みに行かされる事を自由に拒否できるような国になったら、自分の意見を持つような頭が働きだすし、翌日の生産性も向上して、もっとビジネスで世界と戦えるようになると思うのだが、当たっているかどうかはわからない。
全国的に展開するスタディグループ「CLUB GP」56th Regular meetingにてペリオ・インプラントの巨匠、水上哲也先生のご講演を拝聴しました。 岡山大学の後輩、黒井先生も素晴らしいご講演をされました。 写真は岡山大学の後輩の歯科医の先生方です。岡山大学の美しい・素敵な後輩たちに恵まれ、私は岡山大学出身で本当に幸せだと感じた一日でした。
運の良い事に、大学生の3人と一緒のグループになりました。 木曜日の夜に三宮でTEDx Kobe Salon というイベントが開催されました。 50人以上の参加者が、4つの厳選されたプレゼンテーションのビデオを見て、それについてチームで討論をするという企画です。 普段出会う事の無い職業や年齢の方と、地域を良くして世界を平和にするという目的のために、何ができるかといった事について話し合います。 念のために言っておきますが、思想的には左右の偏りは一切なく、もっと知的レベルの高い視点から俯瞰して物事を考えています。 若い方の考え方に耳を傾ける事に集中してきました。自分と違うGenration がどのような価値観を持って、どのように考えているのかを知る貴重なチャンスなのです。
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兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発