「院長日記」カテゴリーアーカイブ

ポーランド人の患者さん

今日はポーランド人の患者さんがお越しになりました。
三田の関学キャンパスの教授からの紹介で、英語しか喋れないので宜しくお願いしますとの事。
短期留学に日本に来られている科学者の女性で、素敵な方でした。
歯が痛くて治療をして欲しいとの希望でした。異国での治療は怖くないのですかと尋ねたら、「日本人の歯科医師は信頼できます。」との事。本当に信頼し、安心して治療を受けて下さったようでホッとしました。
一期一会でしょうが、彼女の信頼を裏切る事がないように、帰国なさった後、ポーランドの歯科医師が私の接着治療を見て、日本の歯科医師は凄いなと尊敬されるように、誠意と情熱を持って治療をしましたよ。

AIに勝つためには、禅の思想を習得すべし。

遺伝子組み換え技術の開発、インターネットの発明に続き、ついに!次の革命が起きたか、という感想を持ちました。
今朝の読売新聞に写真のような記事が載っていました。
今までは人間がAIに、人間が想定できる範囲内での応答をプログラムしていたのですが、AI自身が、冷徹に自己学習を行う事が可能になったようです。感情もうっかりミスも一切なしに24時間365日、恐ろしい程のスピードで集中して自己の中で経験と学習を繰り返すのですから、人間が勝てる訳がありません。恐ろしい相手です。
これに対応するには、人間が「禅」の考え方を習得して「必要の無い事は早々に排除して、考えたり迷ったりする時間を減らす」
のがよろしいかと思います。
英保歯科と英保院長は断捨離を続けております。ご来院の際はそのあたりの雰囲気も感じ取って頂きたいと思います。

私の街にも再生医療がやってきた!


ついに!歯周病の手術を行う時に使える、遺伝子組み換えサイトカインが臨床応用される時代になりました。
自分が歯科医をしている間に自分の診療所で、国の認可が下りたサイトカイン製品を使って(つまり、安全に)再生医療の手術が行えるようになるとは思ってもいませんでした。
朝から夕方まで、みっちり基礎理論と臨床について説明を受け、「症例は限定されるが、この薬には明るい未来がある!」と確信できました。
英保歯科にお越しになっている歯周病の患者様にも、慎重かつ適切に使って差し上げたいと思っております。

松岡みやび先生から返信がありました!

先日FM放送で 松岡みやび 先生というハープ奏者であり心理カウンセラーでもある方に興味が湧いて、HPからメッセージを送ってみたところ、な、なんと!ご本人から直々に、すごく丁寧で心がこもった返信をもらっちゃいました。
ますます好きになりそうです。CD買わなくちゃ。
昨日のFM放送では Overdog と Underdog という考え方について話されていましたよ。Overdog は主に親に躾けられて、「このようにならなくちゃ」と思う理想の自分。 Underdog は「負け犬」という事なんだけど、「自分の心に素直になった時の自分」だそうです。この2つの間で揺れ動くために強いストレスがかかるそうです。この感覚、何となく、わかりますよね。

言ってはいけない言葉

今日は休診日。曇り空でしたが気持のよい気候でしたので午前中 Walking していたのですが、その時の事です。
センチュリー大橋の所で、完璧な日本語を喋る白人のお母さんと1歳くらいのよちよち歩きの白人のお嬢さんがおられました。ある(東洋人というか日本人の)ご婦人が話しかけられて、しきりにお嬢さんがかわいいとほめておられる、まあ、ほほえましい光景だったのですが、このご婦人「やっぱり私達と全然違って、まつげが倍くらい長いし、かわいいね~~。」とべた褒め。
白人のお母さんは「私達・・・。」と言って苦笑いしておられました。

私の友人の米国人の男性、彼にはハーフのお子さんが二人おられるのですが、彼がお酒を飲むと本音が出て、「自分の子供の事をハーフと言って欲しくない。」「電車の中で女子高生に『キャー!かわいい!』とかしょっちゅう言われるが、お願いだからやめて欲しい。」「外人という言葉を使うな!」と怒っています。皆さんは何が悪いのかわかりますか?

目を閉じて彼らと話をすれば、彼らを傷つけるような失言をする事はありませんよ。

小さな小川ですが・・・。

三田市の北部を自転車でゆっくり走っていると、色々な風景に出会えます。
写真の小川、実は武庫川の上流なんですよ。ここ辺りだとまだ水も綺麗ですね。
宝塚あたり以南の人は三田ときくとヒドイ田舎といってバカにする人が結構多いので嫌になりますが・・・。そんな人には「こんな綺麗な武庫川見たことがないだろう!」と言ってやりたくなりますね。
三田は本当に素晴らしい所です!

 

断捨離して見えてくるもの

私は基本的に無駄な事が嫌いで、ストイックな方なので、最近流行の断捨離の考え方がピッタリとはまります。
でも若い頃は「無駄な事ばっかり」やってました。
受験勉強に明け暮れる子供の時代から突然、時間の余裕がある大学生(歯学部は1年と2年の時だけは他の学部同様の時間的余裕があります)になったので、一瞬、一体何をして良いのかわからなくなってしまった時に車とウインドサーフィンに出会い、それに没頭しました。でも、家庭を持ってからはそれも封印して仕事に打ち込んできました。
最近になって、ドンドン断捨離を進めていくと、理性で抑え込んでいても、無意識の自分が本当に好きだと思っている物や事が見えてくるようになりました。捨てたりやめたりすると苦しんですね。
それは高尚でもないポップやロックの音楽であったり、自動車だったりしますが、一旦やめてみると、「俺ってやっぱりこれが心から好きだったんだ!」と、自分でもビックリするくらいクリアに見えてくるようになります。
逆に、断捨離をした結果「無い方がむしろ楽になったもの」は、「本当は好きでは無かったもの」だったような気がします。例えば大の男が集まって、酒を飲んで毎回毎回同じ愚痴ばかり言っている時間などです。

悔しいけど・・・。

歯科医師の私も3か月に一度は必ず歯科衛生士の先生の予防治療と指導を受けています。
歯科医師になってからは歯の大切さに気が付いて、かれこれ30年以上新しい虫歯を作っていなかったのですが、先日の衛生士の先生の診察で、ついにエナメル質の表面が荒れてきている歯ができてしまった事がわかりました。ショック!!まだ削らずに予防治療だけで経過観察すれば良いそうですが、心配です。
私も人間ですのでストレスがかかると無性に甘い物を食べたくなってしまいます。去年の暮れから完全に断っていた白砂糖入りのスイーツを最近また食べ始めていたのがいたのが原因だとわかっています。因果応報。とても反省しています。イチローのように強くならないと。
衛生士の先生が注意して下さったおかげで、また以前のように夕食後に白砂糖系の物を食べなくなりました。血糖値スパイクが無くなってみるみる体調が改善し、日に日に心も体も軽くなるのが自分でもわかります。白砂糖は本当に怖いですね。
患者さんに「食生活習慣が大切ですよ!」と強く指導していたのですが、これからは「少々マイルド」にしたいと思います。
他人に厳しく自分に甘いと、最近の政治家のようにブーメランが帰ってきてしまいますからね。

松岡みやび

昨夜、東京FMの放送で松岡みやびさんというハープ奏者であり、上級心理カウンセラーでもある方の存在を知りました。皆さんはご存知でしたか?
学習院女子高等科を卒業し東京芸術大学に入学。東京芸大のハープの生徒は毎年1-3名しか入学できないそうです。卒業後一流のハープ奏者として日本人初の世界的なタイトルをたくさん手にした後、東京大学で心理学を学ばれ2015年に心理カウンセラーの資格を取得されたそうです。
心理学を追求した後は、目の前の人のために心を込めてハープを弾くと、自分の前にあるハープが勝手に鳴っていて、それを見ているだけという感覚になったそうです。
私も患者さんの治療をする時に、手にした器具が自然に動いて、それを見ているだけという感覚になれるくらい、一人一人を大切にして思いを込めて、優しさで包み込めるような心を持った歯科医師に、こんな自分でも、なれるものならなってみたいと思いました。
人間としてまだまだダメな歯科医師ですが、一歩ずつ前を向いて歩いて行こうと思っています。

台風一過 バイクでソロツーリング

 

この写真から三田の空気の綺麗さと美味しさが伝わればと思います。
この写真から三田の空気の綺麗さと美味しさが伝わればと思います。

皆さん、台風の被害はなかったですか?
私は先ほど診療所の周囲をチェックしてきましたが、何事も無かったようで、明日からの診療も問題なくできそうです。良かった。
台風一過の空があまりにも奇麗なので、本庄の方に自転車で出かけてきました。3時間弱のツーリングですが、三田のすばらしさを再発見しましたよ。
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熊野古道のような雰囲気と言えば、褒め過ぎ?
熊野古道のような雰囲気と言えば、褒め過ぎ?

植林がされている山が少ないので、写真のようなとても美しい自然が楽しめます。三田に住んでいて「本当に良かった!」と思いながら帰ってきました。
それはいいのですが、早くも足の筋肉が痛い・・・。