木曜日は休診日。駐車場に停めっぱなしになっているS660のエンジンに火を入れて機関の状態を保ち、バッテリーを充電するために高速道路でどこかにソロドライブする事にしました。
「岡山の牛窓まで2時間以上かァ。山陽道はトンネル事故で一部通行止めだしなァ。」「日本海も遠いしなァ。」
という事で、やっぱりパリピな私はパリピに人気の淡路島に行く事にしました。高速道路を一定速度で長時間走るのが車のエンジンには一番良いですしね。
三田から高速道路で45分。あっという間にパリピアイランド淡路島に到着です。良い子は運転中に写真を撮ったりしたらダメですよ。
淡路サービスエリアのスタバでコーヒーを飲んで一服、しているリッチな人達を見ながら潮風を胸一杯吸い込んで一服。後でコンビニでコーヒー買おっと。
明石海峡大橋のお陰で淡路島は完全に阪神間にフュージョンしましたね。今回は1人なので、今まで行った事の無い場所を探検してみる事にしました。(実は道に迷って、結果的に探検になったんですけど。)
尾崎を過ぎて更に南下するとそこには郡家(グンゲ)という小規模な町があります。昔ながらのレストランなども数軒ある、味のある町でした。
郡家(グンゲ)という所の漁港に入り込んで、観光客が一人もいない静かな海を楽しみました。新しいマイシークレットスポットが一つ増えました。
郡家(グンゲ)の町の更に南には多賀の浜という海岸がありました。ここも最高のロケーションです。きっと週末には大阪ナンバーの車中泊の車が多く来島して滞在する事でしょう。
郡家(グンゲ)も皆さんのスポットリストに加えてみて下さい。多賀の浜で私の N Box+ を見かけたら、きっとソロ車中泊中だと思いますので声を掛けてやって下さい、海を見ながら一緒に一杯やりましょうよ。淡路の魚をツマミにして。
日曜日に息子二人を連れて淡路島までドライブに行ってきました。三田から高速道路で45分。信号も渋滞も無いので、ちょっとした気晴らしのドライブに、淡路島は持ってこいのリゾートです。
北淡インターより北側の西海岸は、パソナの開発によって多くの観光施設があり、一般的には人気があるのですが、私は「観光客が多すぎて」あまり好きになれません。
むしろ北淡インターから南下する方の「ちょっとこじんまりした」地域の方がお気に入りなのです。
そのお気に入りの地域の一つが尾崎です。
廃校になった尾崎小学校校舎は改装されて、Sakiaというお洒落なレストランになっています。スタッフも元気いっぱいで活気がありました。観光客から絶大な支持を得ている淡路島は、どこに行っても勢いがありますね。
Sakiaの近くにあるSNOOPY HOUSE。ロードバイクで淡一をしている人達が一服して写真を撮っています。
我々は定番の井上のラーメンを食す。私は最近、肉類を食べるリハビリをしており、この程度のチャーシューなら何とか喉を越すようになってきました。何十年も肉類を絶ってきたので、肉を食べるのは容易ではありませんが、長生きして長く歯医者をしたいので妻の理解と協力の元で頑張って食べてみております。
初秋とはいえ、まだまだ残暑が続きますが、皆様ご自愛下さいね。
暑い夏の甲子園が終わりましたね。慶応の高校が107年ぶりに優勝したとの事で良かったですね。本当におめでとう御座います。
生まれ育ちが良く、都会の良い教育環境で真っすぐに育った、頭も性格もルックスも良い若者が、文字通り血のにじむような努力して勝ち得た優勝です。本当の実力だと思います。ただ、少なからぬ数の人がその「天から与えられたものの多さ」に嫉妬してか、OB・OGの(早慶戦さながらの)応援の在り方に対して批判をしているようです。
また、その批判に対して三田会の人々が「学歴コンプレックスの塊のような批判だ。悔しかったら今からでも慶応に行ったらどう?」なんて書き込みを返しています。
このあたりの事について、皆さんはどう思われますか?
私は
「平日のまっ昼間に、あんなに多くの人が仕事を休んで甲子園に応援に行けるような社会的地位や余裕があるなんて、流石、一流大学の慶応だな。歯医者なんて親兄弟が危篤と連絡があってもアポイントがあるから、急には休めない。」
「慶応などの有名大学出身だと、日本社会では相当に生きやすいのかな?知らんけど。個人商店の店主の一匹狼の私は一生実感する事がないけどな。」
なんてことを感じました。
今の日本社会が「出身大学が肩書として一生有効で、難関大学や有名大学を出たら勝ち組に入れて、楽に生きていける」ようなスケールの小さい状態なら、世界の競争から取り残されるのは当然だと思うのですが、どうやら今回の慶応の応援に対するヤフコメを読んでいると、日本人の価値観が見えてくる感じです。
慶応出身者を勝ち組に仕立て上げているのは、それ以外の人達の価値観や態度だと気が付いた方が良いと思います。それ以外の人達が心のどこかで根拠のない嫉妬や劣等感を抱いて「慶応なの?凄いね。」と思ったり、言ったりしてしまうから、そうなるのでしょう。そろそろそういう妙な事はやめて「今現在の、個人の実力で勝負する世の中」にした方が、将来の日本の為には良いと思います。
ちなみに、我々のような開業歯科医は何十年も前に卒業した高校や大学の名前なんて、現在の実力には一切関係がありません。プロ野球選手と同じ感じかな?
私がこのブログで「白陵出身」「国立岡山大学歯学部出身」などと(多少自慢げに)言っていますが、今現在の自分には「過去の学歴」なんて本当にどうでも良い事で、多くの日本人がそういった事を好むという事実に合わせて「故意に自慢げに」言っているだけなのです。
例えば学会や講演会などで出会った人から、「私はラサール出身」とか「私は阪大出身」とか「子供が慶応医学部に入った」とか(私が聞いてもいないのに)言ってこられる事あるのですが、(無意識に何かを期待して言っているのだから、その人を喜ばせてあげようと)「それは凄いですね!」と大げさに返事をするのですが、実際にはそんなに凄いとも、何とも思っていないのです。
日本の企業では、東大や慶応を出たら最後の一コマは無しにできるの?だって、「息子が東大医学部に入った」とか言われても、本当に羨ましいとも何とも思わないんだもの。(羨ましがっているふりはするけどね。)
こんな価値観の私って、やっぱり相当に変ですかね?
前回、「8年ぶりに小さな看板を出してみました」という話をしました。見落としそうなサイズの小さな看板ですが、これを掲げるに当たって、自分の心の中では結構大きな決心が必要でした。
理由は2つあります。
サービス業の店が、看板をあげずにやっている時と看板をあげてやっている時とでは、その心構えが全然違います。看板をあげている状態=「お客様がのれんをくぐって入って来て下さった時には、万難を排して、失礼の無いようにお迎えする所存です。」と意思表示している事になるからです。
これは自分的には今までとは大きな違いだ。ちゃんとしなくっちゃ。
もう1つは、私が作って掲げたスローガンです。看板の最下段に with Gentle Hands and Heart と書きました。
友人のYさんは「見た人全員に意味がわかるかな?」と言っていましたが、小学校か中学校で習う平易な英単語で書かれたこのスローガンは、きっと誰にでも理解できるはずです。
ほとんど誰も気が付かないようなサイズの看板に、誰も読まないようなメッセージが書いてあるだけなのですが、私としては一大決心でした。歯医者は一生懸命頑張って勉強して、自分なりに出来る限りの事を誠心誠意やっても、(マスコミやヤフコメや Google 口コミ等で)ケチョンケチョンに言われたり書かれるので、私の心は数年前にすっかり折れてしまっていて、もう精神的に限界になっていました。
でも、この数年間、英保歯科のお客様の笑顔や感謝の言葉によって、少しずつ私の心の傷が癒されてきました。そのような理解あるお客様の優しさに応える為に「もう一度だけ頑張ってみよう。できる範囲で踏ん張ってみよう。」と小さな決心をしたのです。
もしもこの看板が消えて無くなってしまった時には「英保先生、また心が折れちゃったな。」と思ってやって下さい。そうならないように頑張ってみますね。「看板に偽りなし」で行かなくてはなりませんので、かなり緊張しますが、とにかく精一杯やってみます。
平成28年に思う所あって(種々の人的ストレスに耐えきれなかったのが主な理由ですが・・・。)徹底的な断捨離をスタートしました。お洒落で可愛いく雰囲気のあったゴージャスな植栽を全て切り落とし、「英保歯科(英保裕和)の価値観や理念を知った上で、それでも『英保歯科のファミリーになりたい』と思って下さる方だけに来てもらえば良い。」と腹をくくって、看板を全て取り払ってしまいました。
看板が無いので、パッと見、「新興宗教か!?」と思うような外観になってしまっている現在の英保歯科。院長が我がままでスミマセン。それからアッという間に8年が経過しました。「お客様は激減するだろうな。」と覚悟しての事でしたが、むしろ増え続けているのですから、驚きと感謝の気持ちで一杯です。
「予防歯科に力を入れている歯科医院だから」「売り上げを伸ばす事なんて一切お構いなしに、私達の歯を大切にする事だけを考えてくれているのが伝わってくるから」「治療が丁寧だから」「英保歯科でやってもらった15年前のインプラントの調子が良いから。友人が他でやってもらったインプラントは・・・。」と、(看板が無い歯医者に)来て下さる理由を尋ねたら、このようなコメントを頂く事があります。嬉し過ぎるよね。
更に驚く事に、今でも来院して下さるお客様は増え続け、昨月は28年前に開業して以来最高のお客様数を記録しました。わがまま放題してきた私が一番ビックリしております。
スタッフに聞くと「ウッディの皆さんは『英保歯科は特別な歯医者さんなんでしょう?普段から予防で通院していないと診て貰えないと聞きました。』と言っておられるそうですよ。」と教えてくれました。
「ウーン、特別な歯科医院と言われたら、当たってるような、そうでも無いような・・・。」と、私。
英保歯科に興味を持って下さった方や通りがかりの方に「英保歯科らしさ」を伝えたいと思って、このような小さな看板を上げてみる事にしました。ロゴデザインはプロのデザイナーが、その配置やスローガンのメッセージは私自身が考えました。
ここ8年間はガラスに貼ったコピー用紙1枚が看板代わりでした。口コミのお客様か、よっぽど勇気ある人以外は入らないよね。「ソフトな雰囲気の素敵な看板が出来ましたね。これが出ていれば、かなり入りやすくなると思いますよ。」と、スタッフ。
「『入りにくい歯医者』か。考えた事も無かったけど、看板が無いと、そう言われたら確かにそうだね。流石にそれは良くなかったよね。」と、私。
大谷選手が米国で大活躍されていて、同じ日本人として非常に誇りに思います。
「フィジカルの状態が良い事が結果に繋がると考えています。」「前回外食をしたのがいつか覚えていない。」といった風に、食事と体の管理に関して、あのストイックなダルビッシュでさえ舌を巻く徹底ぶりだそうです。世界中で唯一無二の才能と非凡な努力に、本当に頭が下がるわ。
本人のそういった『凄い』面に目が行きますが、こんな風に考えてみました。「ひょっとしたら日本のどこかの離島や、地方の田舎町、都内のど真ん中に同じようなポテンシャルを持った高校生が何人もいるかも知れない。」と。
その可能性は十分有り得ますよね。大谷選手も高校生の時は体重は70キロ程度の痩せっぽちの普通の青年だったそうですから。
では、何か凄かったのか?私は「彼の周囲の大人が凄かった」のだと思っています。
例えば大谷さんが小学生の時に都内に住んでいて、親が「運動よりも勉強、学歴。塾、塾、塾。」とやっていたり、周囲の大人が他の子供と同じ思考や行動を取る人間になるように日本的洗脳教育を行っていたら、彼のポテンシャルは開花せず「一も取らず二も取らずのフツーの日本人らしい大人」になっていた可能性が高いと思うのです。
私は周囲の大人、特に大谷選手の母親の視野の広さが凄かったのだと思います。
無意識に、我が子を既存の価値観にはめ込んで安定した生活が出来るそこそこの大人にしようとしていたら、その子は持って生まれたポテンシャルを一生発揮出来ないまま人生を過ごす事になるかも知れません。
皆さんはどう思われますか?
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発