仕上げみがきは、子供が自分で磨いた後に保護者が磨き忘れの箇所のプラークを取ってあげる作業です。これは誰の仕事?どこを磨く?
多くの場合は、普段家庭を守ってくれているお母さんの仕事ですよね。それではどこを磨くか?ズバリ、上あごは奥歯の外側、下あごは奥歯のベロ側です。子供が歯ブラシを当てにくい部位の代表がここですね。それから上の前歯の外側が続きます。
日曜日はお父さんの出番です。あぐらをかいで、子供の頭をゴロンと自分のあぐらの上に乗せて、しっかり歯や歯並びを観察してあげて下さい。そして、仕上げみがきに加えて、フロスをしてあげて下さい。
子供はお父さんが自分の体(歯)をとても大切に思っていてくれているという事を無意識に理解します。スキンシップにもなりますし、こういった事が世代を超えて連鎖し、歯を大切にする意識が家族のメンバー全員に広がる助けとなるはずです。