虫歯の原因になる食べ物(砂糖の大量に入ったスナック類など)は体にも心にも悪影響を与えるようです。
麻薬より危険「食べるのをやめられなくなる食品」リスト
やめる方が良いと分かっていても食べてしまうのはどうしてでしょうね?
生活習慣を変える「スイッチ」を入れるために必要なこと
こんな事をすること自体が難しいですよね。
私は最近「断捨離」が自分の人生に与える良い影響を実感しています。もともと「やめる」のが好きなので自分の性格にピッタリ合っていたようです。
人は何かを買ったり食べたりする時に、無意識に「そうすることによって幸せになる」と期待してやっているのだと私は思っています。
ジャンクフードをたくさん食べて幸せになったか考えてみて下さい。私は最近「これをしても幸せになれなかったなー。」と思うことはやめてみています。このシンプルな判断方法に確かな手ごたえを感じております。
やっても幸せにならない事なら、むしろやらない方が幸せになるのかも知れませんよ。
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3年連続大吉の幸運を、あなたにもお分けします。
昨年は「断捨離」や「禅」の考え方を私の医院の在り方に取り入れて1年間努力してみました。
色々な事をシンプルでスローにする事によって集中力が高まりはっきりと見えてきた事がたくさんあります。全てが良い方向に回転していると感じております。
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更に断捨離をするために、年末からはフェイスブックを閲覧することを完全に止めてみました。心の平穏が更に高まり、お正月は家族との貴重な時間を穏やかに過ごす事ができました。当分見るつもりはありません。

毎年1月1日の早朝は家族で淡路島の伊弉諾神宮に初詣に行きます。今年もまた大吉で、3年連続の大吉を戴きました。有難い事です。

写真を通じて、皆様にも幸運の御裾分けをさせて頂きたいと思います。
来年もよろしくお願いします。
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
今年は幸い日曜日でしたので、我が家では家族そろって2か所のミサに参加してきました。
カトリックの教会に足を運べば、本当の意味のクリスマスが見えてきます。クリスチャンではない私たちにとっても意味のあるクリスマスとなってくれます。
戦争の影響で宗教に関連する事に触れることがタブー視される日本では、クリスマスはただのアミューズメント イベントですが、外国の文化を理解するためにはもう少し深く知り経験する必要があると思っています。
今年1年、歯科医師として患者さんにどれだけの事ができてきたか、イエス様の前では情けない程ですが、来年も自分ができる限り頑張ってみるつもりです。
どうかよろしくお願い致します。
50歳のあなた、過去に虫歯だらけでも、あなたが悪いのではありません。
50歳前後の世代の非常に真面目な患者さんが「私は過去に虫歯をいっぱい作って、銀歯だらけで、自分自身の事が恥ずかしくて仕方がありません。今の子供たちは虫歯が無くて羨ましいです。」とおっしゃいました。
昭和40年頃は子供の歯と体にとっては最悪の時代でした。今は発がん性のために発売禁止になっているチクロやサッカリンなどをバンバン飲まされていましたし、下手したら「味噌っ歯(茶色に溶けてしまった乳歯がずらっと並んでいる状態。味噌のように見えるのでこのように呼んだ)の子供は可愛い」なんて訳のわからない事を言っていたのですから。
社会も親も、戦後の何も無い時代に比べて「物」が手に入るようになった事がうれしくて、体や心、それに歯の健康には興味が無かったのでしょう。
平成に入ってからでさえ、「八重歯(犬歯が外側に存在してしまっている状態。非常に問題の多い不正咬合で一生苦労する。外国ではドラキュラの歯と言われます。)がかわいい」なんて訳のわからない事をいう人がいましたね。今現在、雑誌の表紙のスマイルで八重歯の人は皆無ですね。「あの人は八重歯で気の毒」というのが正しい発想です。
昭和40年頃に子供だった方は、歯が悪くても、あなたやあなたの親が悪いわけではありません。社会の振り子が物欲と消費欲に振れていた時代だったので仕方がないんです。これからベストを尽くして予防をしていけば良いのです。
自分や自分の親を責める必要はありません。今からでも遅くありません。前向きに予防に取り組みましょう。
再生医学の最前線
大阪口腔インプラント研究会は創立30周年を迎え、記念講演会を開催しました。 iPS細胞やES細胞を使い、バイオエンジニアリングを駆使して歯や髪の毛や唾液腺を再生させる事が不可能ではない時代が来ています。 ただ費用が一人の患者さんに対して数千万円ほどかかることもあり、まだまだ夢の世界です。トランプさんならポンと払えるお金かもしれませんが、フツーの人には無理ですよね。 しかも癌化する可能性があったり、形が不完全だったりするのですから高い割にはもう一つですよね。 ここ20年でパソコンが想像を絶する進化を遂げたように、この再生医学も想像をはるかに超える進歩をすることでしょう。 私の感想は、「やっぱり予防に勝るものはないな。神様から完璧な歯をタダでもらって、それを大切に使うのが一番だな。」でした。
「先生のブログのファンです。」なんて言われちゃいました。
11月3日、文化の日に、歯科関係の講演会に参加してきました。
晴天で絶好の行楽日和でしたが、家族サービスを犠牲にして、高額な参加費を自腹で出して、たくさんの歯科医師が勉強に来られていましたよ。
多くの歯科医師は平日は診療に、休日はこうやって勉強に励んでおります。若い先生方も「最近の若いモンは」なんて言葉が全く当てはまらない位、いや、むしろ私達よりずっと真面目に頑張っておられます。頭が下がります。
写真の先生が声をかけれくれて、「先生のブログのファンです。」なんて言ってくれました。嬉しいやら、恥ずかしいやら。
私の予防歯科を中心にした考え方に共感して下さったのではと思っております。
岡山大学で学んだ予防歯科中心の歯科医療哲学は本当に私を助けてくれています。岡山大学歯学部、ありがとう。
越後屋みたいな悪徳歯医者見た事あります?
「女性何とか」とか「週刊何とか」みたいに、子供には見せたくないような三流雑誌に多いのですが、「こんな歯医者にはかかるな!金儲けのために健康な歯を削る悪徳歯科医!}みたいな広告を時々新聞の広告欄で見かけますね。
私の親は歯科医師で、私の兄弟3人も全員歯科医師、妻も義理の弟も歯科医師、いとこも歯科医師ですが、子供の頃からずーっと、大学時代も、卒業後もそのような「越後屋、そちも悪よのう~。うひゃひゃ。」みたいな悪徳歯科医師に出会った事は一回もありません。
皆さん、患者さんの事を真剣に考え、休みも返上で勉強して、身と精神を削って仕事に向かっている先生ばかりです。
日本で生まれ育っているのですから、日本人的な倫理観や道徳観は普通に持っています。
一体どこに行ったら、そのような三流雑誌のライターの皆さんが出会うような歯科医師に会えるのでしょうね?
そういう方達にはそういう文化の世界があるのかも知れませんが、自分は離れたままで一生過ごしたいと、思います。
マイホームに3000万円。自動車に5年ごとに300万円。歯には?
日本政府は全ての事について、福島原子力発電所の事故のように、どうしようも無くなるまでほったらかしで、どうしようも無くなってからも知らんふりをします。かつての戦争の時と何も変わっていません。私は選挙に行きますので、多少の苦言を呈する事は許されると思っています。
歯科の事も無責任丸出しで、保険治療ではパラジウムという金属(いわゆる銀歯)を何十年も使わせ続けていますが、アマルガムのように「人知れず」幕引きをしたいと思っている事は丸出しです。パラジウムの代わりにCAD/CAMのクラウンをまともな治療が不可能な保険の診療報酬でやらせようとしています。大切な歯を大量に削って、歯肉圧排なし、寒天とアルギンの連合印象で作ってZOOなどの防湿なしで接着(?)せらざるを得ないため、患者の歯の寿命を極端に短くすることは明白です。
幸い日本は北朝鮮と違って多少の自由があります。歯科医師は歯科医師の裁量権のもとで、受益者負担原理の「自由診療のまともな」治療を提供するように努力しなければならないと思います。
それよりなにより、国民の中に「マイホームや自動車よりも健康にお金を使う」という価値観が出てこないと、話すら始まりません。
米国顕微鏡歯科学会
歯医者はコンビニより多いけど・・・
歯科医院がコンビニより多いと朝日新聞(だったと思う)が表現してから、「歯医者は掃いて捨てるほどいるので、歯科のサービスは余剰になっていて、これからもずーっと、必要な時にはいつでも、いつものように数千円位で治療を受ける事ができる」と思っている人が少なからずいます。あなたはいかがですか?
日本の保険の歯科医療費は政治力の関係で、非常識に低く抑えられています。欧米など日本と同様の経済状況の国と比較して、10分の1から20分の1という異常さです。
ですから、歯科医師はもちろん、歯科技工士も、歯科衛生士も、スタッフも疲弊してなり手がなくなってきています。
その一方で、私も含め、まともな仕事がしたい歯科医師は保険での治療に見切りをつけはじめました。数千円でできる仕事は、しょせんその程度なのです。「適当に治療して、悪くなったら抜いて入れ歯。」昭和30年代と全く同じ事をしている、そのような保険の治療は今の時代には合いません。
歯を守りたいと本気で願う、向上心の高い歯科医師は、そんなバカみたいな事をしたくて歯科医師になったのではないのです。
技工士さんも全く同様です。衛生士さんも同じです。
日本の歯科技工士の惨状はコチラ
何年か後、日本に歯科医院が山ほど存在していて、あなたの歯が痛くなって、有効な国民健康保険証を持参しているのに、先生が「もう保険の歯の治療はできないんです。保険の仕事を引き受けてくれる技工士さんが日本に存在しないので。残っている少数の技工士さんは技術を経済的な形で評価してくれる患者さんの仕事だけ引き受けると言っています。私達歯科医も、歯科衛生士もスタッフも同様です。」と悲しそうに言っている。信じられないあなたは何軒もの歯科医院を訪ねてみるが・・・。
そんなこと、あり得ないですよね。これからもずーっと3000円くらいで歯の治療が受けられるはずですよね。だから予防なんて考える必要がない。???
私は子供の歯をしっかり予防してやろうと思います。もちろん自分の歯も。