面白い傾向があります。
ウッデイタウン内のご近所のお客様は、「英保歯科のホームページを見た事が無い。」という方がちょくちょくおられます。近所で知っていたから来院したとか、知人から噂を聞いて来院したという方が多いのです。
一方で、遠方から来て頂いている方は英保歯科のホームページや院長のブログを良く読んで下さっている方がとっても多いのです。
先日、ご近所からのお客様に「ブログを読んでみて下さい。」とお願いした事があります。後日その方が来院されたときに「先生のブログを読もうとしたんですけど、膨大な量でどこを読んでいいのかわからなかった。どこを読めばいいんですか?」とおっしゃいました。
「どこでも好きな所を読んで、そして何かを感じて、自分で考えてみて下さい。あなたが自発的に考えたり気が付いたりするきっかけになって欲しいと思って書いております。どこを読んで下さい!といったものではないんですよ。」と私。
あなたが「英保先生のブログをもっと読みたい、面白い。」と思い始めたということは、歯の本当の価値に気が付き始めた証拠だと、思います。
小さな頃から、英保歯科に予防のために通院してくれている女の子。先日も親子で予防治療を受けて下さいました。
お帰りの際にお母様が鞄から i Pad を取り出して、「先生に見て欲しいものがあるんです。」との事。
「娘が英保歯科の事を思いながら書いた絵がコンクールで入選 して表彰されたんですよ!」と、嬉しいご報告です。
拝見した絵にはかなり正確に英保歯科の予防ルームの雰囲気が描かれていました。凄いですね!
体は小さな子供ですが、観察力や感受性は大人以上であるとハッとさせられました。私の一挙一動、一言一言が子供達に与えるインパクト、そして影響の大きさに身が引き締まる思いがして、「子供達一人一人の事を、油断することなく大切にしてあげなくては。」と、自分に言い聞かせました。
そうそう、英保先生は実物より、若くてハンサムに描いてくれていますね。 も~、良い子ですねぇ!
珍しく的を得た内容の記事が出ていました。偏りが少ない内容です。是非読んでみて、考えてみて下さい。
歯の神経抜く治療は半数が再発!?…感染防御が不十分のケース多く(読売新聞(ヨミドクター)) – Y!ニュース
この記事の中で出てくる「なんちゃって歯内療法」はうまい表現だと思います。もっと言えば、歯内療法だけでなく、歯に詰め物をする時も、クラウンを接着する時も、「防湿」をきちっと行う事がとても大切で、逆に言うと防湿をしていない治療はすべて「なんちゃって治療」と表現して良いのではないでしょうか?
記事の中では「時は金なり」という表現で、時間をかけた丁寧な治療を受けるには、歯科医師にそれなりの報酬を支払う必要がある事にも言及しています。
現在の保険治療は財政的にも、また、治療の質という点でも転換期にきていると思います。 i Phone が世の中に出てからたった10年です。歯科界にもこの10年間でたくさんの変化が起こりましたが、これから10年後には、歯科医療を取り巻く社会的、経済的状況は、もっと加速された、誰にも予言できないほどの大きな変化が起こると思いますよ。
紫外線が頭皮の毛根細胞に与えるダメージの恐怖にビビって、つい海から足が遠のいている「元サーファー」としては、変化というビッグウエーブが来ると思うとワクワクします。どんな風にしたらその大波を乗り越える事ができるか?真冬に海に入っていた時の根性を呼び戻して、心の準備をしておかなくちゃ。
皆さんの所にも同じ「医療制度の変化の波」が来るのですよ。でも大丈夫。予防さえちゃんとしていれば、国が決める歯科医療政策がどんなに変わろうが、あなたとは無縁の事なのです 。だって予防治療以外は、歯の治療を受ける事が一生ないのですから。
こんな不毛な記事が載っていて、この弁護士さん「正気かな」と本気で思いました。
弁護士が伝授「ヤブ歯科医」への仕返し法
これを読んで思った事。 ①「仕返し法」とは恐ろしいほど後ろ向きな発想で、根本解決を目指すような思いが全くない。虫歯という完全に予防できる病気を予防する事を考えた方がシンプルで前向きだと思うが、弁護士とはこういう悲しい職業なのかな? ②一般的に、歯の治療を受けた人がこのような考え方と振る舞いをするとなると、我々医療側も「他の歯科医院が行った治療に関しては自分には全く責任が無く、手を付けると現状がわからなくなるために、着手できない。」という、正論を言わざるを得なくなる。「治療後の歯の調子が悪いとは気の毒に。何とか再治療をしてあげたい。」と、心の中で思っても、問題を当事者同士で解決して頂くようにお願いして、お断りするしか無いという事です。
日本人はこのような「真正面からの話」をする人がほとんどいないので、私達も、自分に責任が無くても、気の毒と思う時には「真正面から正論を話して突き放す事無く」だまって再治療をお引き受けする事がほとんどです。
これからの日本人がどのような方向に進んでいくのか知りませんが、社会の考え方の変化を良く観察して、私自身の立ち振る舞いを調整したいと思っています。少なくとも自分が悪く無い事でイチャモンを付けられたくありませんからね。 もちろんこれからも調整の必要が無い事を祈るばかりですが。
この弁護士が勧めているように、わざわざ治療前後の写真を張り付けたプラカードを作って、歯科医院の前でデモする日本人はいないと思いますが、私から言わせると「そんな暇があったらフロスでもして予防した方が前向きじゃない?」といった感じですかね。
今日は勉強会に参加するために京都に来ています。
京都駅は海外からの観光客も多く、学生の街らしく若い人も沢山いて、普段三田に籠っている私にはちょっとした旅行気分です。
英保歯科のお客様の中には京都の大学で青春時代を過ごされた方も多いのではと思います。
岡山も良い所でしたが、大学時代にここにいたら、また違う人生だっただろうなと思いながら帰って来ました。
一般的に言って、歯科医師は普通の医師よりも2ランクほど下に見られているようです。
私も歯科医師になってから、「歯医者という差別的先入観で見られているなぁ・・・。」と感じる場面に多々遭遇してきました。
でも、医学部ではなく歯学部に進学して本当に良かったと思っています。なぜなら、いかに歯が大切であるかを知る事ができたために、自分だけでなく、家族の人生を守る事ができるからです。
お医者様であっても糖尿病や心臓疾患などにかかっている方がたくさんおられます。 もし私が医学部にいって医師になっていたら、私も今頃糖尿病で、子供達は、受験勉強はできるけど虫歯だらけなんて事になっている可能性があるのではなんて思います。
でも、歯科医師の家系に生まれた私にとって、歯科医師が社会からバカにされるのは快い事ではありません。
歯科医師が尊敬されるためには、目の前にある虫歯をほじくって埋めるだけしか能が無い「歯の修理屋、歯の大工」であってはダメで、「歯のトラブルが起こる原因を除去する事を考えたり、物事を時間軸でとらえたり、視点を広げて体の全体像で物事を把握する」能力が必要です。
私の治療の部屋は18℃とかなり低めに温度設定をしているので評判が悪いのですが、皆さんが想像できないほど頭を使い集中しているために、「ぬくぬく」の部屋なんかで仕事はできないのです。歯科医師は器用なだけではだめで、集中して頭が使える頭の良さも必要なのです。
今、歯学部人気が低下して偏差値の低い人が歯学部に行くようにっていますが、将来の日本の歯科医療の質を高く保つためにも、再び歯学部人気が出てくれる事を願っています。
今日、久しぶりに御来院下さった39歳の女性のお客さま。 レントゲンや口腔内写真などの一連の検査をして、大きな問題は無い事を説明すると同時に、歯を宝物のように大切にしなければならないことを強調してお伝えしました。 「歯の大切さを伝えたいと思ってブログを書いていますので、良かったら読んでみて下さい。」とお願いしたところ、 「実は、ちょくちょく読んでいるんですよ。」と嬉しいお返事。 「嬉しいなあ。お友達にも読むように勧めて下さいね。英保歯科に来院して頂かなくても良いので、是非読んでもらって下さい。」と私。 「わかりました。」と彼女。 英保歯科のお客様や英保歯科のスタッフの中で、私のブログをこまめに読んで下さっている方が何人かおられます。ブログを書くときはその人達の顔を思いうかべながら、「この話、あの人は読んでくれるかな?面白いと思ってくれるかな?」とせっせと書いております。 今日からは「この話、あの方も読んでくれるかな?」と思える新しいお顔が加わりました。これからも頑張って書いてゆきますね。 有難い事に、読者は徐々に増えております。これからもご愛読、拡散お願いします。
単身赴任中という事もあって、3年ぶりにお見え頂けた50歳代の男性。喫煙者です。 お口の中を拝見したとたん、口腔外科のある大きな病院での診断を受けて頂く事と、この瞬間からの禁煙を強くお勧めしました。
左の頬の内側に角化病変と、その一部には潰瘍に移行しそうな様相が認められます。大きな病院での病理診断などが必要ですが、これが悪性のもの(口腔ガン)でないことを祈るばかりです。
右側と比較すれば素人の方でも違いがわかると思います。右側は現在のところ異常が無いのですが、喫煙を続ける限り、ハイリスクのままということになります。 また、喫煙と飲酒を同時に行うと、ますますリスクが高くなります。
堀ちえみさんの一件で、皆さんが興味を持つようになった口腔ガンですが、悲惨なのは、顔は服の外に出ている場所ですので、手術の後の見た目や喋った感じが変化してしまう事なのです。社会生活が困難になって閉じこもりがちになったりします。
英保歯科の衛生士の先生方は、常に粘膜や舌をチェックして、少しでも異常があればドクターに報告してくれます。 年3回の定期健診は「口腔ガンの早期発見」にも非常に有効なのです。
投稿ナビゲーション
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発