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めっちゃ力(ちから)入っています。

今日もお隣のこども園からのお客様がお見えになりましたよ。4歳の男の子で、初期虫歯の可能性があると健診で指摘されての来院です。
お母様が英保歯科のホームページをチラッと見た事があって、「『めっちゃ力(ちから)入っているなぁ。行くのなら英保歯科だな。』と思っていました。」との事。
「そうなんですよ。めっちゃ力(ちから)入っているんですよ。英保歯科は予防歯科に力を入れています。」とお答えしました。

問診表に「ルイボスティーを飲んでいる」と「1日10時間睡眠をとる」との記載があり、健康に留意しておられる家庭であることが想像できました。「ルイボスティーが好きで、ジュースは飲まない。」「ラムネを買っても食べない。」などとの事で、このような事をお伺いしただけで、「穴があいているような虫歯は無いだろうな」と想像できました。

これからは家族で予防のために歯科医院に通院して下さいと説明しておきました。

英保歯科は私が理想としていた姿に向かってドンドン進んでおります。開業以来、予防歯科の普及という理想に向かって、めっちゃ力(ちから)入れて頑張って来た甲斐があるというものです。

竜野市からのお客様

私の実家は「宍粟市(しそう市)」という所にあって、今は亡き父親はそこで「英保歯科医院」を開業していました。

10年以上前に、とある竜野市の高僧(実は驚くほどの高僧様です!)が歯医者を探す時に、天のお告げに従って竜野から北上して宍粟の英保歯科医院に辿り着き父親の患者様になられました。

私の父の亡き後も、それからのご縁で三田の英保歯科まで来て下さっております。竜野から三田まで通っておられるのですよ。


しかも、しばしば「お気遣いを」頂いて感謝しております。
私もスタッフも「実は甘党」なので、こちらのお菓子も堪能させて頂きました。

はちみつは体に良い食品です。このお菓子と共に頂戴した僧侶様と奥様のからの愛情や気持ちもしっかり噛みしめ、感謝して頂きますね。

その勇気とご縁に感謝

英保歯科は既存のお客様の口コミによる紹介か、私のブログを読み込んで「この先生なら自分に合うかも知れない。」と思って下さった方が主なお客様です。

そのような中で、お隣のけやき台こども園の子供さんやその父兄の御来院が増えてきています。有難い事だと思っております。

先日も「子供が隣(こども園)に来ていて、妻が『あそこに歯医者があるよ』と言っていたので来てみました。特に噂も聞いていませんし、ホームページも見ていません。」という30歳前半の男性が来て下さいました。
彼は他の98%の日本人と同様に「痛い時だけ歯医者に行く」タイプの方でした。
一連の検査をさせて頂いて「現在のお口の中の状況と、このままの速度で変化が続いた場合に非常に高い確率で起こり得る人生の予測将来像」について説明させて頂きました。

彼は世界に誇れる航空工学技術を持った一流企業の社員さんです。たった一回の説明で見事に全てを理解された(気が付かれた)ようでした。その後英保歯科のホームページを熟読して下さったようで、今日御来院下さった時には見違えるように奇麗にブラッシングができるようになっておられましたよ。
そして近いうちに3歳半のお子様も予防のために連れて来て下さるそうです。
もう嬉しくなってしまいます。予防歯科医冥利に尽きますね。

断捨離によって「シンプルの極み」に至っているこんな歯科医院のドアを叩いて下さった、その勇気とご縁に感謝して、スタッフ一同精一杯努めさせて頂きますね。

苦楽園からようこそ

今日は苦楽園から美しい女性がお見えになりましたよ。
米国に3年間も住んでおられたそうで、英語がとても堪能なはずです。雅子皇后様のような感じなのでしょうかね。素敵ですね。
前歯の悩みがあるようで、わざわざ三田まで来て下さるので、普通の2倍の80分間の枠を取っていたのですが、お話が複雑で、それでも足らないような感じでした。
最初に私から必須事項を質問した後は、カトリックのシスターから習った「愛に満ちた沈黙」を心に置いて、彼女のお話に耳を傾けるよう最大限の努力をしました。

彼女が今まで信頼して診てもらっていた歯科医師の先生が、誠実に努力をされていた部分も多々ある点なども含めて、私の見解と考えをお話しました。

近いうちにまた英保歯科にお越し頂けるようです。

今日のコンサルテーションで少しでも彼女の歯の悩みが減って、次回来院時には今日よりもっと素敵な笑顔が拝見できるといいな、と思っています。

予防歯科イベント@若草幼稚舎

6月4日前後は「歯の健康週間」です。
私が園医をさせて頂いている若草幼稚舎でも、虫歯予防の啓蒙のためのイベントが開催され、英保歯科医師と石塚歯科衛生士の二人で参加してきました。

歯磨きをサボってチョコやキャンデーを食べてばかりいる女の子の所に虫歯のバイキンがやって来て痛い目に会うという内容の劇が披露されました。保育士さんとは思えないプロ顔負けの熱演に、「怖いよ~」と泣き出す子供が続出していました。
その後、「英保先生に聞いてみよう~!(パフパフ~)」のコーナーと、歯科衛生士によるブラッシング指導が行われました。

若草幼稚舎は相当に質の高い指導をされています。園医として関わっておりますので、それは身を持って感じています。本日のような、先生方の献身的な努力の賜物だと思います。

神戸友の会幼児生活団の子供達の作品です。古い「型にはめる」教育を受けた私から見ると羨ましい程に、子供の個性を壊す事無く、大切にして伸ばしてくれます。

その一方で、私の子供は4人共「神戸友の会幼児生活団」という所を卒団(卒業ではないんです)しました。
今回、若草幼稚舎のイベントに参加させて頂いて、「神戸友の会幼児生活団」で受ける教育は、「普通の幼稚園」と全く違う事がわかりました。全然違うんです。

「神戸友の会幼児生活団」を卒団する頃には、6歳でも「沢山の大人の前に一人で立ってプレゼンテーションができるような、立派な人格を持った一人の人間」のようになります。

普通の幼稚園での教育も、生活団にも、どちらにも長所があります。日本の教育の選択肢に多様性があるのは有難い事ですね。

私のブログの読者は、私の宝物です。

昨日は三木市から新しいお客様がお見えになりましたよ。25歳の男性で、珍しくアポイント無しの来院でした。小学校から歯医者に行った事が無いとの事でしたが、予防歯科という考え方を説明したら感動されていました。
英保歯科は「インターネットで知った」との事でしたが、英保歯科のホームページではなく、単にGoogleビジネスで写真を見ただけで来られたそうです。

その一方で、昨日は「ブログに私の事を書いてもらっていたようで、有難うございます。」なんて内容のお手紙を頂戴しました。嬉しかったなぁ。

私のブログを読んで下さっている方は私の宝物です。
だって、自分では「渾身のブログ」と思っているのですが、見方を変えたら、居間で酔っ払ったオヤジがブツクサ喋っている「お茶の間の正義」を聞かされているのに近いかも知れないので。

特に女性のコアな読者の皆さん(あの方と、あの方と・・・。と、お顔が浮かぶのですが)には特に「いつも話を聞いてくれてありがとう。」とお礼を言いたいです。
女性ってやっぱり優しいね。

キリスト教(カトリック)は「沈黙」の持つ意義・力・大切さなどについて説いています。私も「優しさに満ちた沈黙」を身に付け、皆さんのお話にしっかりと耳を傾ける事ができるように精進しますね。

スタッフ数:7人vs50人vs700人

英保歯科は15年前は 歯科医師4名を含む 20人近い大所帯でしたが 、思いっきりダイエット(断捨離)して現在はスタッフ7人です。

私の知人で、最近大企業を退職して神戸元町にある実家のお店を継ぐ ことになった方がおられます。そこの従業員は50人との事で「大企業を辞めて、これからは小規模の自営業になるから不安だ。」と言っておられました。私は彼に「これから自由じゃないですか。あなた自身のお店ですから何でも思い通りにできますよ。本当に楽しみですね!」」と言いました 。

また、私の高校の先輩で京大を卒業して、IT企業を経営されている方がおられます。そちらの従業員は何と、700人だそうです。彼は私に 「英保歯科は大きな建物なのだから、歯医者の人数を増やして事業規模を拡大すればいいのでは?」とアドバイスしてくれました。
私は彼に「15年前は歯科医師が4人いたんですが、思う所あって規模をバッサリと縮小しました。売り上げは半分以下になりましたが、その代わりに、自分の信念に従った日々を送る事ができています。」と答えました。

二人は平気で「売り上げ半分以下」と言う私の姿を見て、あっけにとられたようでした。一般的に企業経営者は「規模拡大が善」という常識があるようですね。

私は自由が好きです 。

私が今乗っている船はとても小さな船ですが、精鋭揃いの「7人のスタッフ」に助けられ、自由自在に行きたい所に行ける。そういった今のスタイルがとても気に入っています 。

10万人の2%ならピッタリか。

一説によると、日本人の98%は「歯が痛くなってからしか歯医者に行かない」そうです。信じられないような、自殺行為とも言える数字ですが、案外事実かもしれません。

皆さんの会社や学校、ママ友などの中で、年に3-4回必ず予防のために歯科医院に行っておられる方はどの位おられますか?2%程度なら、98%説は真実という事になりますね。

一方で、英保歯科のお客様の80%は予防のために来院されています。三田市・ウッデイタウンの住人の健康志向の強さがわかります。

ここ24年間の間に、英保歯科には7000人以上の方が訪ねて来られました。医院の雰囲気や予防歯科中心と言う価値観に共感して下さった方だけが残って下さって、現在は約2000人のカルテが存在しています。約5000人は他の歯医者に移られた訳ですが、2%ではなく約30%の方が英保歯科の理念に共感して下さった訳で、随分有難い事だと思っています。

現在の英保歯科のカルテが2000人分ですが、三田市の人口が10万人として、その2%なら2000人。日本人の「予防のために歯医者に行く人」のデーターとピッタリ合致するから面白いですね。

どの世界でも、花は咲く。

昨日の「プレジデント」の暗い記事より、この記事を読んで頂く事をお勧めします。明るくなれますよ。

低学歴でも「勝ち組」になれるハリウッドの事情:
猿渡 由紀 :L.A.在住映画ジャーナリスト

そう来なくっちゃ、ね。

親日家のシンディ・ローパーも下積み時代に日本食レストランのウエイトレスをしていて、そこで日本人の女性オーナーに世話になった恩があって、日本が大好きだと言っていましたよ。

大した事無い学歴でも、失敗だらけの人生経験でもいいじゃないですか。私も東大出身じゃないし、失敗ばっかりだけど全然気にならないし、平気です。

何でも前向きに、ポジティブに捉えたいよね。

どの世界でも、花は咲く。野に咲く野生のすみれでも、自分さえそれが最高に奇麗な花だと思えたら、それはキラキラ輝く満開の花。

稀に見る醜さ:雑誌プレジデントの思考回路

President:〈主に米〉〔会社の〕社長、代表取締役、頭取

プレジデントという雑誌があります。何度かコンビニで立ち読みした事があるのですが、内容や思考回路が「?」で、「本当に物事が見えている、有能な社長、代表取締役、頭取」が読む本では無く、「自分は学歴もあって優秀なので会社の要職に就けるはずだ」と勘違いしている人の愛読書だと思います。

その理由?下のリンクの記事を読んで下さい。

出身大学でわかるいい歯医者ヤバい歯医者 | プレジデントオンライン

これを読んで素直に「そうか。納得だ。Fラン大学出身の歯医者ははヤバいな」と思われた方は相当に危ないですよ。雑誌プレジデントより「ウサギと亀の話」を読んだ方が良いですよ。

出身大学や大学の偏差値はたった20歳前後までの人生の結果であって、受験勉強の出来は家庭環境や親の考え方に大きく左右されるものです。むしろ、その後の人生の方が長く、そこでは自分自身の努力の結果が表れてきます。

難しい歯科医師国家試験にちゃんと合格して、その後人一倍努力しているのに過去の出身大学だけで決めつけるのは「生まれ持った肌の色や国籍で人間を評価している」のと何が違うのでしょう?
本当に有能な人はそういった事はしません。本当に有能な人は、目の前にいる「人間」を見て判断する能力を備えています。
このプレジデントの記事を読んでも「私の先生はとっても良い先生だだけど、○○大学だからヤバいかな?」などという偏見は持たないで下さい。

ちなみに、私が学歴や経歴を見せるのは「お客様がそういう事を知って安心される場合(日本人には多いですね)」だけです。

そして、学歴や経歴を武器として使うのは「相手がそういう武器で切りつけて来た」時だけです。お偉い、勘違いの人達ですね。でも、最近はそういった人達はむしろ本気で相手にしないようにしています。その方が「気」が乱れないから。