今日、英保歯科の受付スタッフの募集をするためにハローワークに行って来ました。履歴書による一次選考の後、8月の最後の週に面接をして1名だけ採用します。9月からフレッシュパーソンが加わってくれると期待しています。
以前、我が故郷・宍粟市の docomo で母親のスマホを購入する時に、わざと意地悪を言ってくる若い女性販売員に当たって閉口した事があります。「ちょっと考えてから出直して来ます。」と言って家に帰って、自宅からパソコン経由で購入しようかと思った程です。お客に対面販売よりネット購入の方が快適と思われては、この販売員の上司のメンツも丸潰れではないでしょうか?
多くの単純な仕事に於いては、ますますAIが人間の代わりをするようになると言われています。お勤めをされている方は「私の仕事もいつかは無くなるのでは?」と不安に思われるかも知れんね。
私はといえば、経営者・雇用者側の目線から、次のように考えます。
スタッフ1人のセクションに1台のAIを追加すれば、人間2人分の働きはしないまでもコンスタントに1.7人位の生産はするでしょう。
その一方でスタッフ1人のセクションにもう1人の人間を追加したとして、上司がその2人の能力を最大限に活かせるように導けば、協力して3人分の生産性を発揮するでしょう。しかしながら、場合によっては人を加えた事によってかえって生産性が低下したりマイナスになってしまう事もあるでしょう。
こういったリスクを避けたい経営者は「AI化・機械化」を強く推進するのだと思います。
英保歯科では、お客様に「いくらAIの時代になっても、やっぱり人間に対応してもらう方がいいな。」と思って頂けるようなスタッフに育てたいと思いますが、その鍵はスタッフが「人の気持ちがわかるようになる」という一言に尽きると思います。
養老孟司先生は「教養とは何か。教養とは、ひとの気持ちがわかるようになることである」とおっしゃています。そういう意味では教養って、やはり大切なものなのです。私も教養が身に付くように日々精進したいと思います。