「テレビを盲信」は禁物

英保歯科のスタッフの表情が日に日に硬くなってきています。コロナが社会に与える影響を心配しているのでしょう。

「冷静にデータを見たら、人口密度の高い大都市では問題が大きいが、三田ではそこまで過剰に怖がらなくても良いのでは?」と聞くと「テレビをつける度に『エライ事になっている』って放送してるので怖くなってしまって・・・。」
私は20年前、一人目の子供が産まれた時に(妻の提言で)テレビを粗大ゴミに出して以来テレビを見ていません。ホテルなどでたまにテレビをつけると、四六時中バックグラウンドに流れている効果音や音楽が不自然で気分が悪くなってきます。「人間同士が普通に会話している時に、こんな感情に影響するような音や音楽がタイムリーに流れてこないよ。」

また、テレビ番組の中で、したり顔で解説している専門家の言っている事もかなり眉唾ものです。
単発で出ていらっしゃる先生方は別として、テレビにしゅっちゅう出演している「専門家」というのもかなり怪しい可能性があります。大体、本当に優秀な研究者なら、あんなフェイクな環境に自分を置き続けると冷静で穏やかに思考する脳の回路に悪影響が出る事に気が付くので、テレビやマスコミからはさっさと縁を切って再び研究に没頭できる環境に戻って行くはずです。少なくとも私ならそうすると思います。

日経新聞などきちっとしたソースから出ている統計やグラフなどを自分の頭を使ってしっかり読んで、現状の真実を冷静に判断しないとマスゴミが無責任に発信しているエビデンスの無い「思いつきの話」に騙されちゃいますよ。何でも盲信は禁物です。