オンラインでのフィリピン英会話の種類は随分増えてきました。
それぞれ特徴があって、誰にどこが合うかは様々だと思います。1,2 回は無料体験をやってくれるので試してみてはいかがでしょう?
ネイティブの英会話学校の1回分の授業料で1か月のトレーニングが受けられる「お得感」もメリットです。
「発音がネイティブと違う」とか「講師の質が・・・」とかいったネガティブな意見も聞きますが、皆さんはどう思われますか?一つ忘れてはならない事は、彼・彼女達にとっても英語は「外国語」だという事です。
私はフィリピン人講師達のバックグラウンドを知ると「目が覚める」思いがしました。
講師の多くは20歳そこそこの若者です。彼らの故郷の村は想像以上に貧困で、実家にシャワーすらない家庭も多いそうです。村で勉強が良くできる子が現れると村全体で金銭的なバックアップしてその子に高等教育を受けさせて、その代わりにその子は大学を卒業したら、お金を稼いで村にフィードバックするそうです。
貧困な家庭の子供が苦学して外国語である英語を勉強し、人に教える事ができる程までマスターしているのです。遊びたい盛りの若者達が、故郷の村を離れて一人暮らしをして働いて、故郷に恩返しのために送金しているのです。
私の朝活の先生は早朝からのレッスンに対応するために毎日夜8時までには寝て朝は4時に起床しているそうです。偉いでしょ?
そんな彼らが毎日毎日一生懸命教えてくれるのですから、裕福な国に生まれてぬくぬく育った年長者(私)がサボる訳にはいきませんよね。恥ずかしいですからね。
人を動かす事ができる最も強い力は、やはりカネやモノではなく、ヒトなんだと痛感しております。
私自身が歯科医師として生きていく上でも、彼らから学ぶ事が多いなと感じました。