先日、阪急電鉄で西宮北口に向かう時の出来事。休日の朝の10時頃でした。
30歳前後の若いお父様と2歳くらいの女の子の親子が仁川から乗って来られました。
恐らくまだ一人娘だと思うのですが、お父様はこの女の子を目の中に入れても痛くないほど、可愛く思っておられるようでした。
でも、無知とは恐ろしいものです。悪魔のお菓子(と私だけが呼んでいる)「ラムネ」を仁川から西宮北口に到着するまで、ずーっと、彼女のお口の中に放り込んでいるのです。虫歯製造機を口の中に設置しているのと同じです!ダメダメ!そんなことしたら!
「私は予防歯科の歯科医師です。そんな事をしていたら、悔やんでも悔やみきれないような事になりますよ!」と、喉まで出かかっていたのですが、思い留まりました。
でも、思い留まって良かったのかどうか?外国なら軽いノリで上手に話しかけたりするのかな?なんて思いながら、その親子の背中を見送りました。
どうか、彼女が将来歯の事で悩みませんように。