自分の過ごしてきた人生を振り返ると、想像していたよりも全然輝いていないなと悲しくなる事がありませんか?
私もそうです。
自分はアメリカで国際的な医師として活躍し、国際結婚するという夢があったのですが、周囲からの同調圧力や周囲の人々からのプレッシャーに屈して、(思い通り羽ばたく事が出来ずに)普通に日本人の女性と結婚して普通の町の歯医者として平凡な日々を送っています。
日本で歯医者をやっていくのは本当に大変です。歯医者の数もコンビニより多く、「歯医者の患者様は神様だ」と思っている方も少なからずおられます。(正確には、英保歯科に於いては「おられました」です。8年前に看板を取っ払ってから状況が激変しておりますので)
ついつい「俺の人生ってこんなはずじゃ無かった」とか、現状に対して「これがイヤ」「あれがイヤ」と思ったり口にしたりしてしまいがちです。
でも、よく考えてみたら、いくらそんな事を思ってみたり、考えてみたり、ブツクサ不平不満を言ってみても、現状が変わる可能性は1ミリもありません。
結局、幸せになるためには「何も言わずに、大き変化を起こすための行動を起こすか(男は黙って実行するのみ。女でも)」「現状を変える勇気が無いなら、現状の中で良い点だけを見て肯定的に、前向きに生きるのか(置かれたところで咲きなさい)」の2択しかないのです。
私は現在の所、英保歯科を閉院したりしてまで自分の生活を変える勇気が無いので、「今の人生の中で良い点だけを見て生きていく」事にしました。昨夜布団の中で思いついてからなんですけどね。
子供達が羽ばたいていって、歯医者をリタイヤして、全ての責任が無くなった時には、大きな変化を起こすかも知れないので、英会話の勉強は(細々とですが)続けておこうと思います。
海外移住の野心は還暦過ぎても未だに消えず。