「暗黙のアドバイス」をキャッチできる感性を磨こう

20歳の女性が三田市の歯科健診を受けに久々に英保歯科に来てくれました。
小学校の頃から英保歯科で予防歯科治療を継続して受けてくれていた方で、中学校の頃は運動部を頑張っていた素直で頑張り屋さんの女性です。

問診のところに「タバコを一日数本吸う」と書いてあったのでビックリしました。何か相当の理由があるのだろうと思って、最初はそれに触れずにお口の状況を説明したり、アドバイスをしたりして反応を見てみました。

子供の頃と全く変わらず、素直で礼儀正しい態度だったので、勇気を持って聞いてみました。

「何でタバコを吸い始めたりしたの?止めるのはお酒より難しいらしいよ。今の時点でもしも苦しまずに止める事ができるなら、すぐにでも止めた方がいいよ。タバコを吸って良い事なんか何一つないよ。」

「友人に勧められて吸い始めたのですが、止めます!止めれるので。」

と、返事してくれたので、ホッと胸を撫でおろしました。勇気を持って話を振ってみて良かった。

回りの人から色々な影響を受ける年頃だと思います。特に日本人は和を保つ為に自分の思想と異なる行動でも付和雷同してやってしまう事が多い。自分も油断したらそうなりそうになります。


ここからは自分の話をします。

私は自分の足を引っ張ったり、ダメな方向に持って行こうとする人達とはキッパリと縁を切るようにしています。私は考え方に外人っぽいところがあるので、それが可能です。

足を引っ張る人は、ただ傍にいるだけなのに「そんなに一生懸命やらなくても・・・。」「人生楽しまなきゃ。」「たまにはいいじゃないか。」と頼んでもいないのに余計なアドバイスを繰り返し繰り返ししてくるので、縁を切るのが得策です。見たり聞いたりするだけで疲れるし。

逆に、自分を上に引き上げてくれるような人達は、ほとんど何も言って来ないけれども、彼・彼女らの生き方や行動を見せることで「暗黙のアドバイス」をくれます。その「暗黙のアドバイス」をキャッチできるか否かは、こちらの感性の鋭さや頭の良さ次第です。

色々と気をつけて、上を目指したいと思います。