淡路島に、1泊1日の1人旅(車中泊)

学生時代は自分の時間を自分の為だけに使えたのですが、社会に出て、自営業を始めて、結婚して、子供が生まれてと責任が増すたびに自分の時間をほぼ全て自分以外の人の為に使わざるを得ないようになってきました。

子供がスクスクと育ってくれるのは嬉しいのですが、大きくなるに伴って衣食費や教育費がうなぎ登りで、労働で得たお金もほぼ全て自分以外の人の為に使わざるを得ないようになっております。先日は我慢し過ぎて発狂したので Audi を自分でも知らないうちに衝動買いしておりました。笑。

まあ、歯科医師の私も概ね普通の家庭の普通の父親なんです。

4人の子供の一番下が大学を出る頃には私も75歳前後になっているはずです。運良く85歳頃まで生きれるとしても(時間とお金が自由になる)残りの人生はたった10年。しかももうかなり老人になっているはず。

そう思うとせめて子供の頃ぐらいは(受験勉強だけでなくて)もう少し自分の好きな事をやっておきたかったと思い後悔しきりです。

でも、そんなネガティブな事を考えていても仕方が無いので、今現在私に与えられた状況の中で少しでも楽しもうと試みております。

昨日の水曜日の夜、子供が寝静まった後に家を抜け出して、まずは淡路島のハイウェイオアシスを目指しました。

ハイウェイオアシスで車中泊をして、翌朝は岩屋周辺を探索し、ランチは郡家のビーチで海を眺めながらゆっくり・まったりという計画です。

夜のハイウェイオアシスは気温2℃。北風吹きすさぶ氷点下のフルーツフラワーパークで車中泊の練習を繰り返していたので、正直言って「暑い」と感じる位に余裕でした。
ぐっすり眠って目が覚めたら朝の8時。2月の車中の方が家より熟睡出来るなんて、どういう訳でしょうか。笑。
予定通リ岩屋地域を探検します。
いやいやいや、なかなか良い所じゃないですか。
旧たこフェリー乗り場も、大きく変わっております。心機一転でやる気満々の様子。写真はその一角にある店舗です。
2月の澄み渡る空気の中で、艶やかなパールブリッジの姿を陰で支えている機能美の結晶

岩屋を堪能した後は西海岸を南下します。「ナントカパンケーキ」といった、取って付けたような「映える」施設やレストランには全く興味が無い私。コンビニでおにぎりとノンアルビールとツマミをゲットして郡家のビーチに到着。

2月の潮風。・・・。最高です。
電気毛布をコタツ代わりにして、海風を堪能しながら(昼間から)一杯やっております。もちろんノンアルですけど。

「1人で寂しく淡路島。」と友人にLINE したところ、「最高の贅沢です。」と返ってきました。

そう言われたらそんな気がしてきたぞ。

今しばらくこの状況を楽しんでから帰宅します。

心の充電は100%完了しました。明日から又頑張ります。