大谷選手が米国で大活躍されていて、同じ日本人として非常に誇りに思います。
「フィジカルの状態が良い事が結果に繋がると考えています。」「前回外食をしたのがいつか覚えていない。」といった風に、食事と体の管理に関して、あのストイックなダルビッシュでさえ舌を巻く徹底ぶりだそうです。世界中で唯一無二の才能と非凡な努力に、本当に頭が下がるわ。
本人のそういった『凄い』面に目が行きますが、こんな風に考えてみました。「ひょっとしたら日本のどこかの離島や、地方の田舎町、都内のど真ん中に同じようなポテンシャルを持った高校生が何人もいるかも知れない。」と。
その可能性は十分有り得ますよね。大谷選手も高校生の時は体重は70キロ程度の痩せっぽちの普通の青年だったそうですから。
では、何か凄かったのか?私は「彼の周囲の大人が凄かった」のだと思っています。
例えば大谷さんが小学生の時に都内に住んでいて、親が「運動よりも勉強、学歴。塾、塾、塾。」とやっていたり、周囲の大人が他の子供と同じ思考や行動を取る人間になるように日本的洗脳教育を行っていたら、彼のポテンシャルは開花せず「一も取らず二も取らずのフツーの日本人らしい大人」になっていた可能性が高いと思うのです。
私は周囲の大人、特に大谷選手の母親の視野の広さが凄かったのだと思います。
無意識に、我が子を既存の価値観にはめ込んで安定した生活が出来るそこそこの大人にしようとしていたら、その子は持って生まれたポテンシャルを一生発揮出来ないまま人生を過ごす事になるかも知れません。
皆さんはどう思われますか?