幸せの青い鳥は「無」に入って来るようです

5年前に徹底した断捨離を開始しました。ジャングルのようになって鬱陶しかった庭の植栽も全て切ってもらい駐車場のアスファルトを新調しました。

現在の姿。トップページの写真を入れ替えないと、「化粧落としたら別人」みたいにいわれそう。

その時に思い切って看板も全て撤去し、それ以来入り口のガラスに「英保歯科・診療時間~」と、法令上表示義務のある内容だけを印刷したB5の紙を貼っています。ですからぱっと見でここが歯医者と解る人はいないのです。

これが英保歯科の看板です。これだけです。

コンビニより多いと揶揄される最近の歯科医院としては非常識の極みのような行為で、近隣の先生方からは「英保先生、もう引退モード?」「病気でもして、体力無いのかな?」なんて思われているかも知れません。LOL。

このように、ありとあらゆるモノとコトを捨てて、自分の身の回りに徹底して「無」を作った結果、逆にその「無」めがけてドンドン「幸運」が入って来るのですから不思議でしょうがありません。

実際に最近は素晴らしいお客様と素晴らしいスタッフに恵まれ、又昨日のように素晴らしい人達との出会いにも恵まれています。自分の歯科医師人生に於いて最高に充実しており、毎日診療所に行くのが楽しみです。「最近、英保在先生の表情が明るいな」と思って下さっている方も多いと思うのですが、それは「モノ(≒物欲≒見栄)とコト(人間関係≒名誉欲≒承認欲求)を捨てた」結果なのです。モノもコトも油断すれば増えてしまいがちですから、常に自分を戒めております。

今日は木曜日で休診ですが、診療所の片付けに行くつもりです。今日もまた不要なモノとコトを捨てますよ!

白陵の後輩はブログの熱心な読者だった

今日は診療が終わってから武庫之荘までドライブしてきました。月1回開催されているノーベルバイオケア社のインプラントシステムの勉強会に参加する為です。このような会を開催するなど、ノーベルバイオケア社の社員の方は歯科医師のサポートにも非常に熱心・親切です。心から感謝しています。

先月の勉強会の様子。参加者が熱心なので、ここで発表するのは楽しいですね。

ノーベルの私の担当が、ずっと良くして頂いて来た瀧澤様から天野様に変わりました。私は9月のインプラント学会での発表を目指して鋭意準備中なのですが、こちらの天野様も(過去のメディカルフィールドのカリアを100%活かして)素晴らしいサポートをして下さっています。本当に有難う御座います。

9月のインプラント学会では、新しい表面性状のインプラントを使った術式について発表したいと思っています。

このように最近はどういう訳か(というか、理由は明日のブログでお話しますが)素晴らしい出会いに恵まれており楽しくてしょうがありません。

今日のその勉強会の休憩時間に「英保先生、池田の谷口と申します。私も白陵出身なんです。宜しくお願いします。」と名刺を下さった先生がおられます。

私:「英保です、宜しくお願いします。私が白陵出身って言いましたっけ?」
谷口先生:「いえいえ、先生のブログを読んで知っています。面白くてかなり読ませてもらっていて、自分の今後の歯医者としての生き方の参考にさせてもらっています。」

白陵バスケットボール部→大阪大学歯学部出身→口腔外科専門医の谷口先生と共に。スポーツマンであり秀才であるだけでなく、私の「考え方」に共感してくれているそうです。アリガトね。

それからスモールトークの中で、私が白陵の寮生柔道部だった事や子供が4人いる事、自分の理念を2%の人に解ってもらえたら良いと思って生きている事などを話したのですが、「全~部知ってるよ。」といったリアクションでした。一体どれだけ読んでくれているのだろうとビックリするやら、恥ずかしいやら・・・。

隣席の、谷口先生の同期の先生も私のブログを読んでいますと言って下さいました。

「友あり遠方より来たる。また楽しからずや。」こういった素晴らしい出会いがある度に私が思い起こす言葉です。
自分と似た哲学を持つ、数少ない「同志」と出会えた時の喜びは例えようが無いですね。

むしろ私の方が「有難う」です

昨年のハロウィンの時期に、お母様手作りのJRの帽子を被ってけやき台幼稚園に向かうY君とお母様の事をブログに書いた事があります。

先日、そのYさん(お母様)が4か月毎のメインテナンスの為に英保歯科に来て下さった時の事。

Yさん「英保先生、ハロウィンの時のブログ読ませて頂きました。凄く嬉しかったです。有難う御座いました。」

私「読んでくれたの!?お二人の姿を拝見して嬉しくなっちゃって、書いちゃったよ。」

Yさん「実家の両親にも読んでもらったら、凄く喜んで、興奮しちゃって。先生が私達の事を書いて下さったブログを印刷して、あの帽子と一緒に置いておいてやろうと思っています。」

私「ウンウン。あの時スマホでお二人の写真を撮っておいたら良かったよ。」

Yさん「子育てがんばります。これからも時々、院長日記読ませて頂きます。本当に有難う御座いました。」

私「わざわざアリガトね。」

他の方の診療中で忙しく、こんな短い会話で終わってしまいましたが、こんなにシンプルなやり取りの後で自分の涙腺が少々緩んでしまうのは、年のせいでしょうかね?

「喜んで貰って嬉しいなァ。Yさん、子育て頑張るって言っておられたな。よし!私も歯医者、頑張るぞ!!!」・・・あれあれ、むしろ私の方が元気を貰っちゃったよ、むしろ「有難う」を言うのは私の方だよね・・・。

その時のブログはコチラ⇓です。良かったら読んでみて下さいね。

素敵なJRの帽子を被った男の子

1日遅れのバレンタインに感謝

今年のバレンタインは絶好調だ!
ブログで「若い頃は良かったけど、最近は不調で・・・。」と言ってみるもんだ。
やっぱり女性のお客様は優しいな。(この発言にオリンピックの森さんのような意図はありません。念のため。)

これで手作りですよ。このレベルに達すると、もうプロはだしですね。

この素晴らしい手作りのマフィンを持ってくるためだけに、わざわざ豊岡から三田まで来て下さったそうです。本当に有難う御座いました。

女性の皆さんはいつも綺麗にされていますね。私もちょっとは若い頃を思い出して、身だしなみやヘアスタイルにもう少し気を配ってみたいと思います。

休日に家族揃って朝食って「いいね!」

今日は日曜日ですが、朝5時に目覚まし時計が鳴りました。4人の子供全員が早起きして机に向かっています。皆学校で何らかのテストや宿題があるようでカチカチ山状態らしいのです。そのお陰で私も妻も早起きする事が出来ました。

私はパソコンに向かって論文を書いていたのですが、7時頃にリビングから「集合~。朝ご飯食べよ~。」という声が聞こえてきました。

階下に降りてみると作りたての蒸しパンから湯気が出ていました。いい匂い。どうやらバレンタインデーなので妻が頑張って作ってくれたようです。

素材の味を生かした美味しい出来上がりで、ついつい食べ過ぎてしまいました。

休日に家族揃って朝食を食べるのは本当に楽しいですね。話が盛り上がって尽きません。
この写真を撮った直後にスマホの電源をオフにしてこの貴重な時間を大切に過ごしました。

今年のバレンタインデーは超ハッピー

コロナで自粛生活中の世の中。皆さん巣ごもり中でバレンタインデーも「ZOOMでエアチョコをエア渡し」といった状態のはず。にも拘わらず、今年はずっしり中身の詰まったリアルチョコをお客様から頂戴できました。

今年は高級なチョコを二つも頂戴できて超ハッピーです。本当に有難う御座いました。実は甘い物が大好きな私でありました。

研修医時代は看護学校や衛生士学校の学生さんから机に乗り切らない程沢山のチョコを頂いていたのですが、沢山貰い過ぎてその有り難さが理解出来ていませんでした。まあ、髪の毛と一緒で、少なくなって初めてその有り難味が解るといった感じですね。

チョコを一杯もらっていた研修医の頃の写真を探してみました。若い頃の写真ってあまり残っていないですね。1986年だから24才か。偽物のロレックスをはめて、コムデギャルソン・オムか Y’s for MEN あたりのジャケットを着ております。車はサーフボードを積んだ赤いゴルフでした。ああ、恥ずかしい。

今や妻や娘達からすら貰えない状態ですから嬉しさひとしおです。本当に有難う御座いました。少しずつ味わって頂きますね。

そうそう、もちろんおやつの時間にいただくようにして虫歯にならないように気を付けます。

ネスタリゾートは野良猫天国だった!

昔、連絡船で渡った長崎県伊王島は狸天国だったのですが(今は伊王島大橋が出来て陸続きになってしまった上にアイランドナガサキなんてお洒落な名前に変わってしまった。残念・・・。)、今回行ったネスタリゾートは野良猫天国になっていました。猫好きの方なら連泊しても飽きないのではないか思います。

BBQの残飯を頼りに住み着いているようで、それを知って不要になった飼い猫を捨てに来ている人もいるのではという印象でした。
美しい猫が多く、我が家の近所をウロウロしている野生のドラ猫とは大違いです。
いじめられないと解るとリラックスするようです。でも、ここまで無防備になる?
この子はペルシャ猫の血が入っているようで飛び抜けて美人でした。一瞬連れて帰ろうかと思った位です。

猫はどちらかと言えば嫌いな方でしたが、美しい猫を見ると「猫が大好き」と言っておられる方の気持ちも解らんではないなと思いました。

「家族揃って行動」の難しさ

昨日は久し振りに家族全員で一泊の旅行に行ってきました。旅行と言っても車で30分の超近場です。三木にあるネスタリゾートに泊まってBBQを楽しんできました。ちなみにソーシャルディスタンスはバッチリでした。野中の一軒家でしたからね。

素敵な借り上げコテージの内部。でも、6人家族だと素泊まりで5万4000円もかかります。大家族だと小旅行もままなりません。家族揃ってハワイなんて夢のまた夢ですね。

我が家は6人の大家族ですので全員の予定がピッタリ合うなんて事はあり得ません。私は仕事が、高校生の娘は夕方まで学校があったので、二人は遅れて到着しました。

子供の年齢に開きがあると旅行日程の調整だけでなく興味の対象にも大きな開きがあり、こちらの調整も難しい、というか、不可能になってきたなと感じました。小2の息子はバギーに乗りたいと言うし、小6の息子は釣りがしたと言うし、女子は猫やウサギと遊んでいたと言うし。

どうやら、グランピングブームは長く続かなかったようです。
インスタ映えする調度品は撤去されて、ただのBBQサイトになっていました。

開きと言えば、遊びだけでなく様々な価値観についても家族6人それぞれの個性が出て来ました。それぞれが置かれている社会的な場所で様々な影響を受けて「大切に思う事」が随分異なって来たように思います。各自置かれた場所で一生懸命生き、考え、学んでいるからこそ異なってくるのだから良い事だと思っているのですが、旅行を含め、家族全員が揃って行動というのもそろそろ限界かも知れません。

私は開業歯科医としてお客様やスタッフと接する日々の中で多くを学ばせて頂いております。歯科医・経営者・チームリーダーであるが故に悩みや苦労も多いですが、普通の人の何倍もの「気付きの機会」を頂いて有意義な人生を送らせて頂いているなと、歯医者の息子に産まれて来た「運命」に感謝しています。

接着歯科が TV で紹介された?

昨日は西宮から音楽関係の若い男性が接着歯科の相談に見えたり、LINE や電話でも複数の初診のご予約を頂戴しました。午前中は受付のスタッフがてんてこ舞いで可哀想でした。午後には落ち着きましたけどね。

また、英保歯科の HP を訪問して私のブログ等を読んで下さる回数が突出した日でもありました。

年に何回かは普段の2-3倍のカウント数になる事があります。昨日はマスコミで接着歯科治療が紹介されたのかも知れません。

TV 等のマスコミで「接着歯科治療」が紹介された時、視聴され興味を持たれた方は学会のホームページで認定医を検索されるようです。どうやら兵庫県で日本接着歯学会の認定医を持っているのは私一人だけのようで、そういった理由で、そのような日には英保歯科の HP や電話や LINE がバズるのです。面白いでしょ?

接着歯科もインプラントも、折角一生懸命勉強して身に付けた知識や技術です。皆様のお役に立てるように頑張って行きたいと思っています。