私は基本的に無駄な事が嫌いで、ストイックな方なので、最近流行の断捨離の考え方がピッタリとはまります。
でも若い頃は「無駄な事ばっかり」やってました。
受験勉強に明け暮れる子供の時代から突然、時間の余裕がある大学生(歯学部は1年と2年の時だけは他の学部同様の時間的余裕があります)になったので、一瞬、一体何をして良いのかわからなくなってしまった時に車とウインドサーフィンに出会い、それに没頭しました。でも、家庭を持ってからはそれも封印して仕事に打ち込んできました。
最近になって、ドンドン断捨離を進めていくと、理性で抑え込んでいても、無意識の自分が本当に好きだと思っている物や事が見えてくるようになりました。捨てたりやめたりすると苦しんですね。
それは高尚でもないポップやロックの音楽であったり、自動車だったりしますが、一旦やめてみると、「俺ってやっぱりこれが心から好きだったんだ!」と、自分でもビックリするくらいクリアに見えてくるようになります。
逆に、断捨離をした結果「無い方がむしろ楽になったもの」は、「本当は好きでは無かったもの」だったような気がします。例えば大の男が集まって、酒を飲んで毎回毎回同じ愚痴ばかり言っている時間などです。