4歳前後は元気盛り。お外で走り回って、転んだりするのは日常茶飯事ですね。でも、まだまだ上手に転ぶ術を知らないので時々は顔から行っちゃって前歯を強打する事があります。
「歯を強く打ったせいで歯の神経が死んでしまったんです。残念ですが、神経を取らないとダメですね。」
なんて、何十年も前にはそんな事を言っていきなりガリガリやっていたのですが、今は違います。
小さな子供の生体活性は大人と比較すると、とても高い。こんなに茶色に変色していても、(何もせずに)じっと待っていれば元の綺麗な白い歯に戻る事がしばしばです。
私と保護者様と本人さんがやった事は「回復力を信じて、ただじっと待つ」事だけです。
歯も生きています。特に子供の歯は想像を遥かに超えて、非常にデリケートなんです。
歯が、こんなに神秘的な臓器だとは思わなかったでしょう?簡単に虫歯にしたリ、ホイホイと神経を取ったりしたらダメな事も想像に難くないですよね。