異常な出生率低下がもたらす負の連鎖で、日の沈む国になりつつある日本。
様々な問題を全て先延ばしにして、国際競争力も経済力も周辺アジア諸国にドンドン抜かされているオメデタイ島国なのですが、それでもそんな日本に来て3Kの仕事で働いてやろうと思ってくれているフィリピン人の女性などがいるようです。有難い事です。
日本人が戦前に中国人や韓国人にどのような態度で接してきたか?・・・「日本人そんなに偉いかよ?」
昭和の時代、日本人男性がフィリピンに旅行で何を買い、日本に住むフィリピン人女性にどのような事をしてきたか?・・・「人道的にどうなん?」
日本の介護の現場では「逃げ道を必ず確認・確保しておく事」が常識であるほどセクハラが横行しているそうです。介護を受けている老人が介護士の女性の体を触ったり、時には患者の家族が性的犯罪を試みるそうです。
実際、現場で働いてくれている若い女の子に「どうなん?」と聞くと「全然ボケても無いのにボケたふりしてメチャクチャ触ってきますよ。『おじいちゃん、孫と間違えてるで!』って言うんです。」と教えてくれました。
日本人の女性介護士に対してもそうですが、家族と離れてフィリピン等から来てるであろう介護士に対してどのような接し方ができるかで「戦後の日本人」の程度が決まるようと思います。
もし日本人がいまだに、「白人にはヘコヘコ、ダンマリのくせに、東南アジア人には勘違いして偉そうに」しているのなら、もう終わりにしないと。
肌の白だろうが黄色だろうが黒だろうが、日本人だろうが外国籍の人だろうが、尊敬できる人には敬意を持って誠実に接して「国際化した日本」を見せたいものですね。