昨日の月曜日は遠方からの初診の方が3人もありました。
加東市からお見えになられた方は大阪にあるインプラントセンターや新大阪の審美歯科医院などで相談や治療をお受けになった後に英保歯科にも相談したいとの事でした。私の考え方は新大阪の審美歯科の先生に近いものでした、彼は私と同じ、顎咬合学会の指導医ですので、同じような考え方をするのでしよう。
駿台や河合塾や東進のような大規模の所に魅力を感じる方が、小さな個人の塾にも興味を持って下さったような感じで有難いなと思って精一杯アドバイスをさせて頂きました。もう既に複雑な治療が開始されていましたので、英保歯科では治療はお引き受けしませんでしたが、良い方向に向かわれる事を心からお祈りしております。
北大阪からの方は、ある単行本から接着歯学会の事を知り、関西の認定医の中から、ホームページを読んだ結果、わざわざ三田にある英保歯科を選んで、(電車で!)来て下さったそうです。歯が悪くなってきた原因と思われる事項を整理して説明し、原因除去(予防)からスタートする事になりました。通院にかかる時間を想うと、ご期待に沿えるよう、精一杯、誠実に対応させて頂こうと思いました。
広島から来院と聞いて腰を抜かしそうになったのですが、実は実家が三田というご縁でした。里帰りの機会に顕微鏡を使った根管治療を受けたいとのご相談です。事情とご希望をお伺いするだけで40分以上かかりましたが、お話を良く聞いてみると気の毒な部分もあり、とにかく私にできる事をやってみようという事で 3Di根管治療を開始しました。彼女には今日、合計で2時間近くの時間がかかりましたのでお疲れになったと思います。つらいお痛みが少しでも良くなれば良いのですが。一緒に頑張ってみましょう。
全ての日本人(まずは両親。そして若者、成人、中高年、祖父母。そして歯科医師も!)が歯の大切さに気がつき、一番安価で、一番シンプルで、一番簡単で、最高の解決策である「予防歯科」を実践してくれたなら、今日お見えになったお三方の今日の用事は(「歯医者に行く」ではなく)「家族とお出かけするだけ」だったかも知れません。私の今日の仕事は「コーヒー飲みながら予防歯科関連のブログ書くだけ」だったかも知れません。
予防歯科が日本人の人生を「素敵な方向」に変えるであろう可能性の高さがわかりますか?