歯医者がいくら威張ってみても、衛生士の先生の予防歯科と、技工士の先生が歯を作ってくれる作業と、受付スタッフの愛に溢れる心と、関連業者さんのサポートと、お客様の御理解と御協力があるお陰で「歯医者として仕事をさせて頂いている」訳です。感謝しないとバチが当たってエライ目にあっても文句は言えません。
そんな訳で、きょうは技工士の先生のお話を。英保歯科の自由診療の技工は全て大阪にあるデジタル・デンタル・オペレーション(DDO)という技工所にお願いしています。
そのDDOに電話するといつも丁寧に対応して下さる女性がおられます。日頃から余りにも腰が低いので、古参の女性事務スタッフだと私が勝手に思い込んでいたその方、山下さんは、な、何と技工士の国家資格を持っている上に、DDOの専務取締役だったのです!!!
【プロフェッショナル~専門学校から】歯科技工士 山下茂子さん(54)(上)新たな道へ 36歳からの挑戦 (1/3ページ) – 産経WEST (sankei.com)
この記事をたまたま見つけて知ったのですが、その瞬間は腰が抜けそうになりました。
どうやら日本技工士会の副会長であり、技工士学校の教授もされているという噂さえあります。
グラスシーリングを打ち破って来た女性とは思えない謙虚さは、まさに大和撫子ですね。
更に、このDDOの技工はセンスの良さで他の技工所とは一線を画しているのですが、上記の記事の事で山下先生とお話していてその理由の一つが解りました。DDOで作業に携わって下さっている技工士の先生の、何と65%が女性だそうです。アンプの組み立てやプラモデルとった「マニュアル通りに正確に行う」作業は男の方が合っていると思いますが、小物やアクセサリー等の美的なセンスを要する物の作成はどうしても女性に軍配が上がります。DDOさん、そりゃ上手いはずだわ。脱帽です・・・。
当院も女性スタッフのお陰があって今の英保歯科があります。本当に有難い事です。
DDOの技工士の先生方、スタッフの皆さん、これからも宜しくお願いします!