コーヒー、お酒、タバコ、砂糖

嗜好品とは、必須栄養素とは無関係で、無くても生きてはいけるが、楽しみのために口にするような物の事ですね。
紅茶、コーヒー、お酒、タバコ、砂糖などがこれに当たりますが、依存性や中毒性という視点からはどれが一番強いでしょうか?
これらを依存性・中毒性が低い方から並べると、紅茶やコーヒー、お酒、タバコ、砂糖の順になると思います。
悲しい事に、3歳までに砂糖の味を覚えた人にとっては、砂糖は麻薬に近い依存性があると言えます。
タバコも抜けにくいですが、大人になってから覚えた嗜好なのでまだ何とかなる可能性があるんです。

自分を振り返ってみます。私の場合・・・。

朝食の時の紅茶と、午前中のコーヒーは止められないと思うほどです。依存している感じかな。
お酒は10年前に断酒に成功しましたので、依存も中毒でもないな。
タバコはもともと吸いません。
告白しますが、砂糖は完全に中毒と表現して良いと思います。歯医者のくせにです。3歳までに脳の細胞の7割が構成されてしまうので、3歳までに砂糖を大量に与えられた私は一生その罠から抜けられないのです。
「英保先生、砂糖は麻薬なんて大げさな!」と言われる方、あなたが甘いものが大好きな方なら、1か月間完全に砂糖を断てるかトライしてみて下さい。ストレスがかかったりヘトヘトに疲れた日にも白米とおかずだけで平気かな?どうしてもパンが食べたくなったらあなたも立派な砂糖中毒ですよ。パンには砂糖がてんこ盛りですから。

皆さんは自分の事を正直に振り返って、どうですか?
忙しかった日の帰宅時にコンビニスイーツを買っていませんか?その習慣を止める事ができそうですか?

止める事は無理でも「砂糖は麻薬」と思い出して、なるべく減らすように一緒に頑張りましょう!

そして、子供達には同じ苦労をさせないようにしましょうね。「3歳までは(できれば5歳までは)砂糖禁止」ですね。