乳歯にたくさんの虫歯を作って、何かのご縁で英保歯科に来てくれた女の子とその母親。私が必死になってそういった事の問題の大きさを何度も何度も説明した結果、色々な事にやっと気がつき始めたお母様。
でも、また、生えたての6歳臼歯(永久歯)を虫歯にしてしまいました。
そのお母様との会話にて。
母(涙を流しながら)「お友達と一緒に遊んだりする時におやつの交換があるのでハイチュウを食べる事が多かったんです。」
私「何で『我が家ではこういった事はしないんです』と断ってやらないんですか?」
母「・・・。」
日本人は「和」を大切にするからでしょうか?心の中では良くないと思っていながらも黙っていて、その結果、永久歯を虫歯にして涙を流さないといけないような人生を送るのが「スバラシイ日本の和」なのかな?大人の社会でも子供の社会でも。
学校では、食品を交換して食べる事がアレルギーのある子の生命を奪っているという事実があるのに、家庭で子供にそのような習慣を付ける教育をしている事自体が非常にナンセンスだと思うのですが。それに私の美意識からは「あまり美しくない習慣」だと感じます。皆さんは如何ですか?
我が家では「お子様に飴をどうぞ」と言われた時も「小学校に上がるまでは、甘い物は食べさせないので結構です」と笑顔ではっきり言って断ってきました。簡単な事です。
おやつの交換をしないと村八分にされるような恐れのある程度のグループに無理して属する必要があるのかな?
私は18歳からベジタリアンなので今まで色々な経験をしてきました。
結論としては、
それをスッと受け入れてくれる教養の人達は懐が深く信頼できる。何年経っても裏切られない長く続く良縁であった。
そうでない程度の教養の人達と無理して付き合っても数年以内に「ある事無い事で、裏で悪口を言われたり」されて「末永い良縁」にはならない事がほぼ100%でした。
(ここで言う教養とは、養老先生の説かれる教養であって、東大や関学といった、学歴とは全く別のものです。)
おやつの交換をしないと言うと睨んできたり陰口を言うようなママ友は、このウッデイタウンにはいないと思いますよ。自然と健康が好きでわざわざ三田の田舎に引っ越して来た人達が住んでいる街なのですから。むしろ尊敬されると思いますよ。
あなたが「我が家ではおやつの交換はしないんです。」と主張する一言が、結果的に、この街の住人を教育し(Eye Opener)、結果的に、我が子だけでなく、どれだけ多くの子供達の人生を救うようになるか、考えた事がありますか?
私がコツコツとブログを書いているのも、そのためなんですよ。