サイトアイコン 英保歯科

歯垢のステージ4

今日はステージ4について説明しますね。
ステージ4は皆さんが歯医者で「歯垢」とか「磨き残し」とか「プラーク」とか「汚れ」などと説明を受ける状態です。
小学校の時に歯垢染色液という赤い液で歯の「汚れ」を染め出してブラッシングの練習をした事がありませんか?あの赤く染まっているのが「ステージ4の歯垢」なのです。

ステージ3の歯垢に砂糖や食物中の糖質が触れると、悪玉菌(虫歯菌)が「ぬるぬるネバネバの糊のような物」を作って自分達のシェルターを作ります。このネバネバの糊のような物(バイオフィルム)に守られた悪玉菌には抗菌薬や殺菌薬も到達できないので、その中で悪玉菌はやりたい放題。酸や毒素を出して歯や骨を破壊してしまいます。

このバイオフィルムは「台所の流しの三角コーナーの、例のヌルヌル」と同じです。あれが歯の表面にびっしり付いているなんて、考えられます??

ステージ4の歯垢は「かき落とす」しか手立てがありません。そうです、歯ブラシや歯間ブラシやデンタルフロスなどで「ゴシゴシ落とす」しかないのです。

モバイルバージョンを終了