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日本は自由な国

歯の病気は虫歯だけだという固定観念から抜けきれない男性のお客様。過去に何度も歯周病について説明したのですが、歯周病の恐ろしさが未だに理解できないようです。

「詰め物が取れた。痛みは無い。」との事で、英保歯科に4年ぶりにお見えになりました。4年ぶりですが、痛くなるまで歯医者に行かないよりは随分立派です!

「ずっとほったらかしにしていてスミマセン。」とも。怒られると思っておられたのでしょう。確かに4年前の英保先生なら怒っていたかも知れません。

2年前から「断捨離」を遂行して価値観が大きく変わった私(英保先生)。日本は憲法で個人の自由が謳われている国です。一人一人の価値観、行動には自己責任による自由が保障されているのです。「歯(人生)を大切にするのもそうでないのも、あなたの自由なんですよ。」と心の中で答えます。

未成年や、子育て中のお母様、祖父母には(子供達の悲惨な将来が見えてしまうので)熱く、強く説得する事はあっても、成人には理解して頂くために誠心誠意説明するだけで、「怒り」の感情は全く湧きません。「気の毒に」と思う事はしばしばありますが。

4年間も放置していたので、彼のお口の中では、静かに、症状も無く歯周病が進行していました。「簡単に予防できた事なのに・・・。気の毒に・・・。」と思いました。

続きは明日お伝えします。

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