昨日「上顎の一番奥歯の外側を意識して磨こう」という話をしましたが、今日は「下顎の奥歯の内側も意識して磨こう」という話をします。
「何となく歯の調子が悪い。ここ数年間は歯医者に行っていません。1日2回歯磨きをしています。」と、教えて下さった30歳代の男性。どれどれ。
ベロが接触している場所は意識して歯ブラシを当てに行かないと当たらないのです。
今日、彼に私が行った治療は「岡山大学式、術者磨き」だけです。歯ブラシだけを使ってドクター(私)が、この部分も含め、お口全体の歯垢を完璧に落としてあげて、スッキリ感を経験してもらうのです。フロスなどは使いません。彼にとっては予防歯科教育とモチベーションの最初のステップだからね。
「正しく歯ブラシをしただけですけど、如何ですか?」とお伺いしたら「何か、全然違う感じになりました。スッキリしてビックリです。」との事。
この後、彼はこれらの写真を見せられながら40分間に渡り、予防歯科の重要性を(私から)説教されてしまった事は言うまでもありません。皆さんが経験されたようにね。
素直で頭の良い彼は、私の話を聞いて、予防歯科の重要性を100%理解できた様子でした。
これでまた一人の若者の人生を変える事が出来ました。ヨカッタ、ヨカッタ。