昨日の日曜日も家族が自然に居間に集まって来ました。私はパソコンで仕事、妻は台所、娘は漢字のテストの準備、小6の長男と小2の次男はラジコンの戦車で遊んでいて、どっちがリモコンを使うかでもめています。
しばらくして小2の末っ子が突然「お父さん、人間は何の為に生きているの?」と聞いてきました。「人間は、戦争で他の人を殺したり、地球の環境を破壊したりして、人間なんていない方が地球や他の動物の為に良いと思う。」と続けます。長男は「それは哲学といって、答えは難しいよ。」と言います。
鋭い指摘と、難しい質問をしてくるので、一瞬何と答えようかと考えました。そしてまず、「そうだね、人間は何か意味があって生きているのだろう。だって神様がわざわざお作りになられたのだから、何か必要な存在なんじゃないかな?」と答えてみました。それからしばらく3人でディスカッションをしてみました。
それにしても、小学校2年生から「人間の存在の意義」についての質問を受けるとは驚きです。
我が家にはテレビが無いのですが、困らないどころか、むしろ無いお陰で助かっています。その理由は「家族の誰もテレビの視聴に回せる程の時間が余ってない」からです。子供達は、遊ぶか、喧嘩するか、勉強するか、本を読むか、ご飯を食べるか、寝るかで目一杯。特に末っ子は読書が好きで、いつも寝っ転がって本を読んでいます。その毎日の読書の習慣が「自分の頭を使って考える」良いトレーニングになっているのだろうと思いました。
1人目の子供が産まれると同時にテレビを捨ててくれた妻の先見の明に、今更ながら感服しています。