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Any Cast は「中華風味」でした

私のオペ室には 3D ビデオ顕微鏡というものが置いてあって、チェアーの前にはそれに使う 70 インチのモニターが設置してあります。このモニターに Android タブレットや PC の画面をミラーリングすれば口腔内写真をお客様と一緒に見たり CT の画面を手術中に確認したりできて便利だろうなと思いました。

医療用と銘打ったシステムだと50万円も100万円もします。自力で何とかできないかと Amazon を物色していたらこんなものが見つかりました。

「2000円ならダメもとでいいや。」と思い、買って設置してみました。

HDMI に繋いで、アプリをダウウロードして、ネットワークに接続して etc. と色々やっているとアッという間に2時間くらい経ちます。ガジェット好きの人間には最高のオモチャですね。

Wifi ルーターの設置が自分でできる方なら結構遊べると思います。(NHKさんへ:このテレビにアンテナは繋がっていません。だから来ないでね。)

結果は、Windows 10 の画面共有にはバッチリ使えます。Wireless Sub Monitor として認識してくれますので、これからはオペ中に CT の映像を出力して活用したいと思います。

こういった画像を目前の 70 inch のモニターに出しておけばオペがますますスムーズに行く事でしょう。

スマホの画面も表示できますがタイムラグが酷くて You Tube の視聴などには使い物にならないように感じました。設定で改善できるのかも知れませんが、邪魔くさくてこれ以上は深追いしていません。

という訳で、2000円の中華キャストはやっぱり中華風味でした。でも、Windows 10 の Wireless Display にはなったので、値段からいうと良い買い物をしたと思っています。

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