昨夜メールボックスをチェックすると、英保歯科のお問い合わせ窓口経由で一通の e-mail が届いていました。
何と、それは大学院の時に研究の指導をして下さった福井博士からのメールでした。
福井博士は私の恩師中の恩師。今、私が学会発表や論文の執筆が何のストレスもなくできるのも、大学院時代に科学者のあるべき姿を福井博士に叩きこんで頂いたお陰です。
もう10年以上も失礼してお目にかかっていないのですが、メールで“1992年のワインを大切に置いているので一度会って開けて飲もう。” と言って下さっています。1992年は恐らく私が福井先生の下から旅立って臨床の現場に戻った頃だと思います。随分昔ですね。その時のワインをずっと持っていて下さったと知って感激しました。
現在、私は、はほぼ毎年2月の終わりにシカゴの学会に参加しているのですが、生まれて初めてアメリカに学会発表に行ったのも冬のシカゴでした。福井博士に連れられて伊丹から(!)米国に渡りました。
福井博士は私に秘密で、元教師のご婦人の御家に数日のホームステイをさせてもらえるというサプライズをプレゼントして下さいました。
今より英語は出来なかったけれど、若さと勢いで何とか乗り越えた良い思い出となっています。
近いうちに福井博士に再会できる事を心から楽しみにしています。