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学校健診の意義

小学校の歯科健診の結果、「虫歯あり」と勧告された6年生の男の子とお母さんがお見えになりました。

最近けやき台に引っ越して来られて、英保歯科は「近所だから」という理由で来て下さったそうです。ようこそ英保歯科へ。

今まで虫歯になった事がないので、ほとんど歯医者に行った事がないのに、今回は虫歯を指摘されて不思議だということでした。

虫歯に関しては、Coという状態でしたので心配ないのですが、全ての歯がステージ4の歯垢でベッタリと覆われており、出っ歯の傾向もあったので、お口の中の写真を数枚撮影させて頂いて説明させて頂きました。

お二人とも、最初はけげんそうな感じで「学校で指摘された虫歯に関しては経過観察で良いという事なのに、一体何の説明をされるのだろう」といった雰囲気でしたが、予防歯科という概念についてお話しし、学校健診というものは「必要最小限のスクリーニングで、歯並びなどは非常に問題が大きい時しか指摘しない」事や「英保歯科はワンランクもツーランクも上の健康レベルを目指している」事などを説明しました。

そして、「家庭のリーダーである母親の価値観や考え方によって家族の健康レベルは変わってきます。よろしければ予防歯科治療を受けて下さい。」という言葉で説明を終わらせて頂きました。

お帰りになる時には、先ほどのけげんそうなお顔ではなくて、今まで考えた事も無かった、「何か」に気が付かれた様子でした。そして、歯科衛生士の先生のご予約をお取りになって帰られたようです。聡明な方ですね!

また一家族、少なくとも母親と子供の人生を、よい方向に変えることができたかも知れないと思うと、「頑張って写真を撮って、頑張って説明して良かったな。」と感じる事ができました。

ますます頑張ろうと思いました。

 

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