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春節の奈良はまるで海外のようでした

土曜日の診療終了後に家族サービスの為に奈良へ行ってきました。

風邪気味で体調不良の私は本当は家で寝ていたかったのですが、妻の運転してくれる車の後部座席で居眠りしながらの同行です。

宿泊したのはAGODAで予約した「センチュリオンホテルクラシック奈良」。上手にリノベされており、一部屋2万円弱は今のご時世ではリーズナブルと言えると思います。JR奈良駅すぐの好立地であり、清潔で快適なホテルでした。お勧めできます。
左手がJR奈良駅、右手のキラキラ輝いているのは観光案内所です。奈良駅の方にイオン系列のスーパーがあったので、総菜やお菓子を買い込んで部屋食と洒落込み(?)ました。

体調不良で、ビールを一口飲んだらすぐにベッドで寝てしまいました。せっかく買ったジャンク夕食の総菜も食べずじまいで残念。

翌朝は妻と子供は朝食ビュッフェを満喫した模様。私は寝ていましたがたたき起こされて奈良公園へGO!どこに行っても鹿さん、鹿さん。歯科さんの私もビックリです。
午前10時からスタートする鹿寄せというものを見学。ホルンで呼び寄せてドングリを振舞います。このドングリは自衛隊が集めてくれているとの噂。自衛隊の皆様、いつも本当に有難う御座います。
中国人観光客がしかせんべいを使って(せんべいを肩の高さに持って『ジャンプして食べろ』と)鹿に意地悪をしていました。その他にも紙袋を食べさせている中国人も。

奈良公園の中にいる人間は95%が外国人でした。多分8割は中国人。鹿を「神が乗ってこられた神聖な動物」とみなす私達日本人の目からみると、正直言って「耐え難い」行動が目立ち、つらい思いをしました。

話し声も凄く大きくて、古都奈良という雰囲気は無くあたかも「放し飼いの鹿のいるアミューズメントパーク」といった捉え方のようでした。

文化の違いを感じると同時に、宗教や価値観が異なる異文化への配慮の大切さを再確認して自分も気をつけようと思いました。

しかせんべいを貰おうとペコペコお辞儀をする鹿が沢山います。でも、小学校で日本の歴史を習っている日本人ならば鹿がお辞儀をしてきても「エサを与えてやっている」という感覚にはなりません。奈良の鹿は神聖な存在だという事を我々の持つDNAが知っているからです。
アミューズメント気が全くないここは静寂に包まれていました。ホッと一息。
息子がこれを見たいというので、入って見学しました。
1階の展示は撮影可でした。圧巻の造形物。
見事です。

撮影禁止だった2階の展示は「侍の魂」である日本刀でした。自分でも驚く程に心にグッとくるものがあり、「自分が成人した時にこのような日本刀を1本渡されたら、車や腕時計の比じゃない程に大切なものと思うだろう、命と同レベルの大切さと昔の侍が思っていたのも解らんではないな。」と感じました。ここでも自分の体の中に日本人の血が流れていて、自分の細胞の中に日本人のDNAが入っている事を強く感じました。
できれば、脇差しの長さでも良いので銃刀法の許可が取れた刀を一本、自分の分身として、手元に置きたいと本気で思っています。

偶然、この日(2月2日)は節分でした。息子はスーパーマーケットでバズーガ豆まきというのを買っていました。小学生あるある。

この後、妻の運転してくれる車で眠りながら帰宅しました。午後3時頃に帰宅した後はパジャマに着替えて布団へ直行。晩御飯を食べる食欲も無く朝まで休息していました。

今朝はほぼほぼ復活。けやき台の診療所に来て仕事をしているとがぜん元気が出てくるから不思議です。

気が張っているのもあるのでしょうが、歯医者の仕事をしていると元気が出るなんて、自分でも「自分は生粋の歯科さん」だと思います。

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