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前歯のインプラント症例

前歯のインプラントはとても難しい。ですから、前歯のインプラント治療の仕上がりは、その歯科医院の総合力やパッションの強さが現れます。

歯科医院の設備に関しては当然ですが、歯科医師の知識と腕、歯科技工士の知識と腕、歯科衛生士の衛生指導やメインテナンスの知識と腕、スタッフの誠実さや真面目さや頭の良さ、そして患者様(患者様も歯科医院のチームメンバーなのですよ)の理解力や誠実さや真面目さや協調性などの総合的な力量の結果が前歯に具体的な姿として表現されるのです。

この4本の前歯のうちの1本がインプラント、1本がジルコニアセラミックのクラウンです。どれがどれかわかるかな?

緑がインプラント。赤い点線の所の骨内にノーベルバイオケア社製のインプラントが入っており、DDO社製のジルコニアの上部構造がねじ止めされています。青はDDO社製のジルコニアクラウンです。

このインプラント治療には ルートメンブレンテクニックという方法を使ったので、結合組織の移植を避ける事ができました。
とても良い結果が出て私も満足です。

エックス線写真を見ると理解しやすいかも知れませんね。

歯科医療は恐ろしいほどの速度で日進月歩します。しっかり勉強を継続して、アップデートしていかななくてはなりません。

昨日も診療終了後に武庫之荘に出向いて、月一回開催されるノーベルバイオケア主催のインプラントセミナーに参加してきました。帰宅したら夜の11時でした。流石に疲れました。

昨夜のインプラントセミナーで熱弁を振るう講師の先生。

歯科医療の面白い所は、向上心を持って勉強すればするほど、それに伴って良い結果が出せるところです。どうしてもコントロールできない病気を治療されるようなお医者様とは少し違う部分がありますね。

患者様の人生がますますキラキラと輝くものとなりますように、英保歯科はこれからも精進してゆきます。

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