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リフォームして大後悔中

断捨離を続ける事が幸せになるための鍵なのに、うっかり「足し算」をしてしまい、案の定不幸になりました。今回魔が差してリフォームしたために心が乱れに乱れて、ノイローゼになりそうです。

ある旧知の土建業の方が紹介して下さったリフォーム業者さん(三田の業者さんではありません。念のため。)を信頼して、概算を口約束でもらっただけで見積もりを取らずに工事してもらいました。こちらから追加の工事をお願いしたのもあるのですが、口約束より100万円以上高くてビックリしました。しかも・・。

「25年前に作られた美しい窓枠の造作」に打ち付けられた角材。巾木にも窓枠にも隠し釘の穴が多数開いています。ま、感性と価値観の違いでしょうね。

診療室やポーチ、エアコンの入れ替え等、良くして頂いた部分も多々あるので、その辺は非常に感謝しているのですが、院長室の内装の出来上がりは自分が思い描いていた姿とはかなり異なっていました。私は(自分の仕事と同様に)余計な事はせず、足さず、シンプルで丁寧な仕事をして欲しかったのですが・・・。

「サッシに外から開閉できる鍵を付けたい」と相談したところ、「カバー工法で店舗用サッシを付けるしか方法が無い」と言われて従ったのですが、このような空間が左右の下端にポッカリと開いていてアリの大群が入ってくるようになってしまいました。現在 LIXIL のお客様窓口にメールで相談中ですが、また大金をかけて外して元に戻さないといけないかも知れません。

今回の経験で、皆さんが歯医者にかかった時の気持ちが良く解りました。今日芦屋からお見えになった素直な女性は「教会で出会った友人が勧めてくれたある歯科医院を信じて行きました。自信満々の先生だったから信頼して治療を受けていたのですが・・・。」と嘆いておられました。

でも、リフォームは頑張ってお金を貯めればやり直す事ができます。私もそうするつもりです。アリやクモとずっと一緒に過ごすのは嫌だからね。
その一方で、歯は一旦削ると、いくらお金をかけても元に戻す事ができません。ですから非常に慎重に行動を取らねばなりません。

新しい歯医者に行った当日にいきなり歯を削ったり抜いたりしてもらう事無く、「虫歯があるのは解りましたが、今日はちょっと急ぐので次にします。」とか言って、とりあえず帰ってくる程の慎重さがあっても良いでしょう。

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