Amazon のタイムセールで不覚にもポチってしまったポタ電が今日到着しました。待ってました!
デザインはご覧の通りかなりアレですが、三元系なので本体が小さく、天板がフラットになるので軽四の狭い空間が有効に使えます。内蔵のLEDライトもめちゃくちゃ明るい。
でも、汎用品の帯の部分をカッターナイフでカットして流用した感満載の、DC12Vのキャップがスカスカで本体を傾けただけでポロッと落ちてしまいます。製品紹介にはキャップが付いていないのだから、むしろ付属させない方がイメージが良いのにと思いました。
細部に渡るまで作り込まれた日本製の電気製品が買えた時代が懐かしい。
でも、中国製品が好きなところもあるんです。それは「製造者と販売者が同じで、現場で一生懸命作った当人達が自ら一生懸命売ろうとしている空気が伝わってくる」ところです。
最近の日本では「ねじ一本締めた事のない人」が経営や販売をしている事がほとんどで、その、製造者と営業者の そこはかとなき距離感・断絶感が私にはどうも面白くない。人が間(あいだ)に入ると作った人の熱い想いが伝わってこないから。
開業歯科医の私は自分の腕を使って歯を製造し、自分で営業し、自分で会社経営もしています。そんな泥臭い私には今のクールな日本企業よりむしろ中国の製造業の会社に親近感が沸きます。このポタ電のフタがポロッと落ちるのもご愛敬だ。頑張ってね、中国の製造業の皆さん。