今日、神戸・ポーアイの医療センター地区にあるDÜRR DENTAL JAPAN から、ドイツ人のハウル社長と歯科衛生士の鈴木先生と小林先生が英保歯科に来て下さいました。
ヨーロッパ・スタンダードの知識を持つ第三者の視点から英保歯科の衛生管理システムを評価して頂き、改善点を提案して頂くという試みです。
お三人には臨床現場、バックヤード、機械室に至るまで、ありとあらゆる場面を「あるがまま」に見て頂きました。
1時間を超える視察の間に多数の写真が撮影され、スタッフも緊張の面持ちでした。
「大変清潔にされています。様々な工夫や取り組みがなされており、とても良いと思います。今日のデータを社に持ち帰って3人で検討し、欧州の基準から、いくつかのご提案が出来ればと思っています。しかし、院内も院外もとても綺麗にされていますね。」とのコメントを頂戴し、まずは一安心です。
院外は私が毎朝掃き掃除と草引きをしていますし、院内はスタッフが寸暇を惜しんで清掃をしてくれています。普段からそういった習慣があるので褒めて貰えたのでしょう。
今日は和氣さんと森さんに現場の説明をお願いしていました。お二人共大役ご苦労さまでした。
「和気さん、大丈夫だった?」「思っていたより大丈夫でした。胃が痛くなるかと心配していたのですが、平気でした!」
ところで、バームクーヘンを最初に日本に紹介したのは Juchheim Karlさんというドイツ人の方だそうです。ユーハイムと発音するんですよ。
宍粟の山奥の小学生だった私は、当時AMラジオから流れてくるラジオ関西を聞きながら、世界に繋がる港町・神戸に想いを馳せていました。
そのラジオ関西からしょっちゅう「♫神戸から日本中に♫ユーハイム、コンフェクト♪」というCMソングが流れていたのですが、それを聞くたびに「何かわからんけど、外国やな。凄いな。」と思って聞いていました。
歯科医師というプロフェッショナルな仕事に就いたお陰でその田舎者が、今では米国や欧州の方々やその文化に触れる機会を持つ事ができています。有り難い事です。