今日は子供達と電車に乗って西宮にあるコンサートホールに行ってきました。天気が良く気持ちよいお出かけになりました。
自衛隊の音楽祭りに応募していたら、運よく4名分当選したので、家族6人のうちジャンケンで勝った4人が行ける事になったのです。とにかく「行ってみて良かった。」というのが感想です。
関係者でもないのに最前列!子供達も大興奮。
撮影禁止なのですが、プレイベントだけパシャリと1枚失礼しました。後ろめたいのでブレた写真になっています。
バンドの演奏がプロ並み(というか、プロですね)で素晴らしいのですが、それにも増して、自衛太鼓という、和太鼓の演奏がありまして、こちらが物凄い迫力で圧倒されました。今まで和太鼓の演奏を何度となく聞いてきましたが、この自衛太鼓は別格の更に別格でした。鳥肌が立って、息ができないほどの迫力です。あかしあ太鼓、頑張って!
隊員の皆さんの鍛え上げられた筋肉が鳴らす自衛太鼓の力強さは一般人には真似できないものです。それに鋼(はがね)のような精神力と「気」が注入されて音になるのですから、「物凄い」サウンドです。一気にファンになってしまいました。自衛太鼓の追っかけしようかな?
最初に行われた、日の丸に対する敬礼や国歌(君が代)斉唱についても、米国の一般的な国民が米国の国歌斉唱の時に胸に手を当てて国歌を口にするのと同様の感覚で「自然に・普通に」行いましたが、4年生の長男は君が代を知らないので歌えないと言っています。聞くと「学校の先生が君が代だけ飛ばして教えたので、君が代は習っていないから歌えない。」というのです。私は「君は可哀そうな日本人やなあ。」と答えたのですが、帰宅して妻に聞くと、妻も君が代を歌えないそうで、「日本の学校ではわざと国歌を教えないのが普通」だと言っていました。私の卒業した山崎町立山崎小学校では、昭和40年代当時は教えてくれましたけどね。
私は、開校当時は「軍隊式教育」を売りにしていた白陵中学・高校の寮生でした。そこで青春時代を過ごしましたので、望むと望まざるとにかかわらず、「規律を守る」という事が脳幹に叩きこまれているのです。ですから、自衛隊の皆さんの立ち振る舞い、一挙一動が、私の脳幹の中にある潜在意識に直接呼び掛けてくるのがハッキリとわかりました。子供の頃の教育って本当に大切ですね。白にでも黒にでも、子供の頃の教育次第で、好きなように染める事ができるようです。歯科の話にすると、やっぱり小さい頃の甘い物の与え方には重々注意して下さいね。
「今の日本の一般社会の価値観・雰囲気よりは、あの空気(自衛隊のような雰囲気)の方が私には合っているのかも知れない。今からでも自衛隊の歯科医官として採用してもらえないかな?もし独身で三田の診療所がなかったら、本気で問い合わせしたかも。」なんて思いながら家路に着きました。