私の原点・牛窓にて一夜を過ごす

高砂を後にして相生を通過。道の駅に寄ってみました。
予定通り、竜野市の御津にある津田宇水産で昼食とする。
店内はカフェ風です。
リゾットが食べたかったけど、生ハムが入っているから諦めて、カキフライとご飯とみそ汁。雰囲気に似合わない定食ランチになってしまいました。
運よくテラス席をゲット。ラッシュアワーを避けたののが良かったのかも。でも周囲は若いカップルばかりなので、おっさん一人はちょっと恥ずかしい。
5月の海風に癒されます。
それから牛窓に向けて下道を走り続けました。備前の海の駅にて夕食とビールをゲット!
ここはやはり地の魚でしょう。割引シールも貼ってあるし、これと寿司にしよう。
黒のユーノスロードスターでよく来ていた牛窓ヨットハーバー。リッチな勤務医時代に数名でクルーザーヨットを共有していて、ここに係留していました。昔は給料を自分の為だけに使えたから、リッチだったよ。
私が初めてウインドサーフィンを独学した海岸。未だにここの波の音以上の波音を聞いた事がありません。
35年経っても、全く同じだった。感動。
今夜はここで寝る事にしよう。
警察に移動を指示されるかもしれないから、今夜は我慢してノンアルで乾杯。
豪華なディナー。波音をBGMに、頂きます。
驚く程良く眠れました。翌朝は雨。でも心地よい。
私一人だけ。いつまでもここに居たい。
熱いコーヒーを淹れて飲みます。
名残惜しいけど、次の目的地、広島に向けて出発します。

自信に満ちて輝いていた学生時代と何も変わらない風景、波音、潮風。それらが無言で私の存在を思いっきり肯定してくれた気がしました。
ありがとう。牛窓・西脇海岸。また一人で帰って来ますね。