第51回日本口腔インプラント学会に参加中なう

前澤さんは宇宙なうですが、私は自分の部屋なうで、Webで学会に参加しております。

本来は金曜の午後と土曜日終日を休診にして広島まで行き、満員の会場で見えにくいスクリーンを見ながらの勉強になるのですが、コロナの影響で今年もWeb開催となり、自宅で夜間に集中して勉強する事ができます。録画や撮影は厳禁ですが繰り返し視聴ができるのでしっかりとノートをとる事も出来て良い事ずくめです。リアルとバーチャルを隔年でやっても充分ではないかと思ってしまいます。

今週はアポイントに余裕を持って取ってもらっています。学会の講演を隅々までしっかり視聴して勉強したいと思います。しかし、勉強って本当に楽しいものですね。

京都・林万昌堂の甘栗

宍粟市・山崎町で育って高砂にある男子校の寮に入り、岡山大学に行った私。田舎者で世間知らずなので、関西にある高級なものや良いものを全く知りません。結婚するまで阪急電車と阪神電車の違いすら知らなかった程です。

英保歯科のお客様はブランド品で着飾ったような方は一人もおられませんが、「本当に良いもの」をよくご存知で、賢明という言葉がピッタリの方ばかりなのです。皆さん歯の治療にもここぞという時はしっかりと投資され、私の知識や技術に対しても治療費という形で高い評価を与えて下さいます。有難い事です。

けやき台から東灘に引っ越されてからも引き続き三田の英保歯科までまで通院して下さっている女性がおられます。光栄な事です。全て自由診療で治療をさせて頂いているのですが、費用のかかる治療にもかかわらず「本当に有難う御座います。」と、毎回有難いお言葉を頂戴しています。私は何て幸せな歯科医師でしょう。

それだけでも十二分なのですが、この度その上にギフトを頂戴してしまいました。もう、何と言ってお礼を言えば良いか・・・。

立派な甘栗が京都から直送されて来ました。今まで味わった事のないような自然な甘さの甘栗でした。これを「高級」と呼ぶのでしょう。良い経験をさせて頂きました。

京都は林万昌堂の甘栗です。こういった粋な贈り物ができる人間になりたいなァ。良い経験と気付きをさせて頂きました。有難う御座いました。

私も「本当に良質のものを見分けて、それを身に合う分量だけ手にする」という知恵を身に付けて行きたいと思います。

今日は氷点下なので徒歩で出勤

今日は土曜日。一週間で最も活気がある日です。朝6時半頃に末っ子が「お父さん、大変。雪が積もってるよ!」と、庭のメダカの水槽から取って来た薄氷を手に起こしに来てくれました。朝からナンボほど元気やねん。

「そら大変や。何センチ位積もってる?」「え、1ミリ位。」「1ミリ位か。微妙やな。」

カーテンを開けて外を見てみると、確かに路面はキラキラ光っています。ご近所さんの青空駐車の車のフロントガラスもパリパリに凍っています。

妻に「今日は歩いて行くから7時半までに弁当を詰めてくれる?車がスリップしてトラブルでも起こすと患者さんとの約束の時間に間に合わないからね。」

一歩踏み出すと、頬に当たる氷点下の空気が心地よい。車を動かそうと、フロントガラスにお湯をかけてガリガリやっているご夫婦を尻目に、前へ前へ歩く。「歩く方が早いですよ。」と、心の中で言ってみる。

ダウンジャケットを着て歩いたので診療所に到着する頃には軽く汗ばむほどに体が暖まって、身も心も準備完了。お陰で今日も良いパフォーマンスができそうです。ガソリンも使ってないし、良い事ずくめでしょう?

雪の日の新三田駅への行き方も同様です。こんな日には、新三田へ向かう武庫川の橋と帰りの坂道で立ち往生したり、愛車を凹ませたりする代わりにバスに乗せて頂いています。地球環境にも優しいしね。

世の中には凄い人がいるもんだ・・・。

今、岡山の誇るアーティストと言えば岡山県・里庄出身の藤井風さん。岡山にあるノートルダム清心女子大学の学生さんが「里庄(三田で言うと広野みたいな感じの所)から通学していますなんて恥ずかしくて言いにくいです。」と言っていた事を思い出す。その里庄も藤井風さんの熱心なファンが聖地巡礼に来ているようです。物凄い変化だ。(ただ、その里庄にある藤井風さんの実家の喫茶店「未茶夢(ミッチャム)」は閉店してしまったそうです。)

藤井風さんはイケメンのシンガーソングライターですが、ピアノも上手で、その才能の高さは素人の私でもわかります。ピアノを一生懸命やっている人も感動するようで、きたかみさんという You Tuber が1年間毎日、耳でコピーして楽譜と演奏をアップしています。

きたかみさんの弾き語りチャンネル←世の中にはこんな事ができる人もいるんだなと、ただただ驚きです。人間って凄いわ。
Taylor Swift – Shake It Off (JAZZ cover) 藤井風さんの楽曲の中で、私が最も好きなのはこれです。
そのピアノの演奏を耳コピーし、演奏しているきたきたかみさんの Shake it off

技を磨くという点に於いて、歯科医師である私は彼・彼女達の努力が容易に想像できて、本当に頭が下がります。皆さんも良かったチェックしてみて下さいね。

Tea-ceremony room should be a part of the master , Dental office is as well.

新聞の終焉が予言されていますが、日本経済新聞は(たまに左寄りのライターも混じっているが)まだまだ Value for money があると思い購読・愛読しております。日曜版には The STYLE という折込みタイプの別刷りが入っていて、リラックスした気分の日にピッタリの上品で知的な話題が多数掲載されています。遅い朝食の後、豆をミルで挽いて香り高いコーヒーを淹れて、それをちびちび飲みながらこの The STYLE に目を通すのは至福の時です。

先日の The STYLE には茶室の話題が掲載されていました。

その中で、武者小路千家15代家元後嗣の千宗屋さんは「茶室で何より重要なのは『亭主の身体の延長であること』です。」と強調されています。茶室が亭主の人生や価値観や哲学を表現している、あるいは「そのもの」である事が大切という事でしょう。面白いと思いませんか?

その一部を紹介させて頂きますのでピッチして読んでみて下さい。面白いよ。全部読みたい方は日経新聞とってね。

私はこの話を聞いて「全く同じことが歯科医院にも言えるな」と思いました。

「歯科医院の駐車場の様子、外部の様子、内部の様子は院長の身体の延長であること」が重要であるという事です。

断捨離によって車止めさえも取り去った駐車場。毎朝亭主(院長=私)が隅々まで掃き清めております。
唯一の看板。本当はこれも断捨離したいのですが、法的な表示義務がありますので。残念。
断捨離して超シンプルなレントゲン室。スタッフがこまめに掃除をしてくれるので、塵一つ落ちていません。

ご覧になってわかるように、この点について英保歯科は充分に合格だと思います。6年前から徹底した断捨離を遂行している現在の英保歯科は、紛れもなく院長の身体の延長だと胸を張って言えます。でしょ?

Kimika has sent me a heartwarming card.

東京・金町にあるコーヒーハウスは米国在住歴の長い才女、Kimika さんが経営されている専門店。Kimika さんは皆さんも良くご存知の大手のコーヒーチェーン店で現場と運営に携わりキャリアを積んだ後に「理想のコーヒーを求めて」独立・開業されました。

私は年に数回、Kimika さんに宅急便で煎りたてのコーヒー豆を送って頂いています。毎年クリスマスの季節には必ず「クリスマスタイム」という名前のコーヒーを入れて下さるので楽しみにしていました。今回ももちろん入っていましたよ。

ありとあらゆる点でセンスが光る、カッコイイ女性。素敵過ぎません?

そして、この気が滅入りそうな寒い時期に気分がパッと明るくなるような色使いのカレンダーと心が温かくなるメッセージを同封して下さっていました。有難う御座います!

Kimika さんは海外で過ごした時間が長かったからこそ逆に、日本の伝統的な文化を非常に大切にされる気持ちがあるようです。LINE で色々とやり取りしていると(日本人でありながら知らないような)本当に多くの事を学ぶ事ができます。

知的で前向きな人とお付き合いさせて頂くとそれだけで、それが男性であれ女性であれ、年長者であれ若者であれ、自分の人生や背中をグインと押してくれる心地よいパワーを与えてくれます。

ありとあらゆる面で断捨離をして自分の周囲の環境を整える事は、生きている意義を高めるために必須の作業だと痛感します。

ホームメイドのシュトーレン!

英保歯科のお客様には「普通の人の振りして実はめちゃくちゃ凄い人」が沢山おられます。

先日プロはだしのパンを焼いて持って来て下さったある女性のお客様。

ホームメイドですよ。凄いね!

今日、その方が「今年お世話になって感謝の気持ちと年末の挨拶に。」とクリスマスのお菓子であるシュトーレンを作って持って来て下さいました。

There is no little thing. (どうでもいい様な事は一つも無い【全ての事が大切】)という言葉がありますが、歯医者をやっていると、一つの作品を作り上げる時には最初から最後まで、もっと正確に言うと「最初が始まるずっと前から最後が終わったずっと後」まで、全てのステップにおいて呼吸や落ち着きや集中力やリズム、そして相手対する想いを保ってはじめて良い作品が出来上がる事を痛感します。

「最初が始まるずっと前から最後が終わったずっと後」まで、どれだけの想いが注がれているか、私にはよーく解ります。本当に有難うございます。休日に家族揃って、落ち着いた気持ちで開封し、クリスマスに感謝して頂戴しますね。

換言すると、このような事を肌で感じられなかったり頭で理解出来ない人には、想いが注がれた良い作品も「猫に小判」となるのでしょう。これはクリエイトする側も受け取る側もお互いに不幸になる状況です。

英保歯科の看板はこれだけ。理由が解りますか?
誰かが与えてくれた愛に対して感謝の気持ちを持つ事が大切です。お互いにそうすれば平和です。

「私は平和主義だ。」を英語で言うと I’m a lover, not a fighter. だそうです。私の好きな言葉の一つです。

シュトーレンの話しからえらく脱線しちゃいましたね。ごめんなさい。

West Coast of Awaji Island is buzzing!

日曜日の午後3時に三田を出て、淡路島迄プチトリップに行って来ました。出発した時間が遅かったので、いつもの南淡路ではなく、今一番ホットな「西海岸」にターゲットを絞ってみました。

三田からは高速道路で快適なドライブ。
サービスエリアから明石大橋を望む。
子供達が観覧車に乗りたいと言い出した。
運良く4基しかないスケルトンカーゴに乗れました。
海は荒れています。勇気あるな、あそこの太公望。
パンケーキを過ぎて南下すると右手に回転寿司屋さんを発見。メニューの看板によると、お値段は一皿100円では無いので、食べ盛りの子供を連れて入ると、お寿司は回ってもこっちの首が回らなくなりそうです。
同じ敷地内にラーメン屋さん発見!こっちなら大丈夫そう。予算的に。

「おーい、こっちに美味しそうなラーメン屋さんがあるよ。こっちで食べようよ。」と提案したら乗って来てくれた。シメシメ。

つい、大盛りを頼んじゃいました。チャーシューは息子に食べて貰います。私はやっぱりリアルな肉類は無理です。
アッサリで美味しい!!!
私は使いませんでした。
プロジェクションマッピングでカップルを盛り上げるパンケーキ屋さん。
帰りにハイウェイオアシスに寄りました。
綺麗でしょ?
これをゲット。3本入りです。
ブリッジのライトもクリスマスカラーでした。

日本接着歯学会・臨床セミナー@WEB

今日は日曜日。昨日は一週間の内で一番タフな曜日、「地獄の土曜日」で大変でした。夕食を食べたら末っ子と布団の部屋に直行してすぐに寝てしまいましたが、お陰で今日は元気です。

今しがたオンラインで開催された日本接着歯学会・臨床セミナーが終了して一息ついているところです。これは接着歯学会の専門医の資格を維持するためにも、最新の接着歯科を学ぶためにも、頑張って参加しておくべきセミナーです。とても勉強になり満足しています。

講演内容は撮影等厳禁なので、タイトルだけね。

コロナ以前なら昨日の夜に新幹線で東京に移動して学会に参加し、今夜又新幹線で帰宅という強行軍が当たり前だったのですが、今はZOOMで受講する事ができるので本当に有難いですね。

午後は家族とリラックスした時間を過ごす予定です。しっかりリチャージして明日から又頑張って診療しますね。

クリスマスの季節に何を想う?

木曜日に所用で大阪と西宮に行ってきたのですが、師走なのでクリスマスムード一色です。赤と緑の飾り付けを見るだけで心が温かくなります。皆さんは如何ですか?

12月に入ったのですが、今年の英保歯科はクリスマスの飾り付けをしていません。私が「バックヤードからクリスマスの飾りを出して来て飾って。」と指示していないので、スタッフはあえて普段通りの「ミニマリズム英保歯科」のままにしているのでしょう。

もう12月も3分の1過ぎましたし、今年はもうクリスマスの飾り付けも断捨離でも悪くないかなと思っています。

マリア様のお顔、本当に優しく美しいですね。

その代わりといっては何ですが、英保歯科の受付の後ろには年中バカラの天使像が置いてあります。一年中、それを見る度にマリア様の優しさに想いを馳せるようにとスタッフに命じています。

梅田の地下にて。このような豪華な飾り付けがいたる所に。外国人が見ると「日本にもキリスト教を信じる人が多いんだろうな。」と思うでしょう。

大半の日本人にとってクリスマスは単なる「冬の風物詩」であって、あまり大きな意味は無いのですが、私のようにキリスト教について少なからず学んだ事のある人間から見ると、日本のイベントやファッションだけのクリスマスには、「ちょっと違うかな。」と思ってしまうのです。

それでも、クリスマスの飾りを見ると誰でも心が温かくなり、ハッピーになる事に間違いは無いですね。

24日には家族6人揃って教会に行く予定です。厳かなカトリックのミサの中に自分を置いて、平和や安全や家族の健康に感謝したいと思います。