ちょっとウルっとなった、プレ「父の日」でした。

明日が父の日だなんてすっかり忘れてました。父の日であっても、毎年家族も何も言ってくれませんし、今朝は超多忙な土曜日を乗り切る事だけを考えて出勤し、朝からひたすら治療に専念していたのです。

スタッフ:「先生、Tさんが先生に渡したいものがあると言っておられます。」
私:「そう?チョット待ってもらって。すぐ行くから。」
Tさんと二人の子供さん:「先生、いつも有難う御座います。これ、甘いものなんですけど先生食べれますか?」
私:「え?ありがとう。私、実は甘いもの大好きなんだよ。」
Tさん:「よかった!父の日だから♪。」
私:「そうか!父の日か!(人”▽`)ありがとう☆。父の日なんてすっかり忘れてたよ。」

Tさんは2人のお子様がまだこども園に行かれている、まだ30歳代の若い女性です。下手したら私とは親子くらい年齢が離れています。彼女は英保歯科と縁がある前は「歯は悪くなるもの。悪くなっても自由診療のセラミックで治療したら大丈夫。」といった感じのお考えだったようです。英保歯科に来られてからは、私が「歯を悪くしても、修理して貰えば一生ずーっと何とかなるというのは幻想で、しっかり予防に努めないと人生の後半で大変な事になる。」と何度も何度もお話をしたところ、「英保歯科に来てから歯に対する意識がすっかり変わった(Tさん談)」との事。今ではご本人が矯正治療をスタートされ、お子様二人は「一生虫歯ゼロ」を目指して頑張っておられます。

石塚衛生士は英保歯科に20年以上勤めてくれていますが、先日彼女が「先生、最近、予防歯科に来られる若いお客様や子供さんが増えましたね。」と教えてくれました。そう言われたら確かにそうだ。ネット世代の若いご両親は情報の取捨選択や情報共有の能力に優れています。良い噂も悪い噂も瞬時に手に入れて行動に移す事ができるアクティブな世代です。そのような世代のお客様が徐々に増えて、このように感謝して頂ける事からも、我々チーム英保歯科のやっている事は間違っていないという確信を新たにしています。

とにかく、娘のようにかわいい女性のお客様から「父の日だから。」なんて言われた日にゃ、流石の英保先生もメロメロです。日々の仕事では良い事ばかりでは無く色々とつらい事もあります。最近色々あって結構凹んでいたのですが、今日の出来事で何だか救われた気持ちになり目の前がパッと明るくなりました。

三田の銘菓だそうです。いつも戴きものをするとリビングに持って行って感謝しながら家族で戴くのですが、今回はそーっと自分の部屋に持って上がりました。父の日のプレゼントだからね!簡単には分けてやらないよ。

頂いたお菓子もとっても嬉しかったですが、添えて頂いた言葉に「この地域でコツコツ頑張って来て良かった。」と、ジーンときて、本当に嬉しく思いました。

T様、優しいお心遣い本当に有難う御座いました。